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2003年04月28日
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うちの学校に客員研究員として、この4月から1年間の滞在予定でやって来た、日本の某大学経済学部助教授、A先生がちょっと問題になっている。

この方、うちに来て早々、どこで調べたのか経済学部のPhD,修士の学生全員にe-mailを流し、自分の研究室に呼びつけた。
そして曰く「客員研究員が来たというのに、歓迎会もやらんのかね」と、1人1人説教をしたというのだからたまんない。

この先生、以前にアメリカの超有名校で客員研究員もやったらしいが、その学校は日本人社会もしっかりしていて、えらいちやほやされたらしい。。。。

しかし、うちの学校にはそんな日本からの客員研究員を崇め奉るような習慣はない。そもそも「日本人のタテ社会」も作っていない。

その上、経済学部の学生は今、試験勉強で歓迎会どころではない。

先生には、ここは違うのだと理解してもらうしかない。

この先生、実は私にも連絡してきた。「ぜひ研究室に来てください」と。
私は研究室で会うのをやんわりと拒否して、
「わたしはいつも午後3-6時に芸術会館のカフェで本を読んでますので、いつでもいらっしゃってください」と返事した。

彼はやって来た。

しかし、私はそこへやって来たいつものメンバー、R太郎君やS美(社会学部の学部生)、K(数学部の学部生)などといつものように雑談をした。

いや、みんないい子だから私が言わなくても先生に気をつかって会話していた。
「生活落ち着きましたか?」
「日本食材はここで買えますよ」ってね。

。。。これが先生は気にいらなかったらしい。

その後、私と顔を合わせても、先生は挨拶もしてくれない。

いや、そりゃ日本の大学助教授のありがたい話を崇め奉りながら聞きませんでしたよ。

私はここでのいつものスタンスで接しただけだ。

この学校では、年齢も社会的立場も関係ない。みんなと公平に接する。そのスタンスを守っただけだ。

ちなみにこの先生、助教授といっても私と同じ34歳だ。
年上というわけでもない。

私はいつものように公平に、先生をこの学校の仲間に入れてあげようとしただけだ。

今後先生に無視され続けても、私は彼に「こんにちは」とさわやかに挨拶し続けるだけである。

ちなみに、この「客員研究員」とか「客員教授」というポジションについて、ほとんどの人は実態をよく知らないと思うので少し説明したい。

このポジションは一言で言えば、「日本の大学の先生が、1年間の休暇を外国で取るためのポジション」である。

その証拠に、客員というスタッフは、研究室こそ大学内に与えられるものの、何も授業を持たないし、何の研究発表をするわけではない。

その研究室というのは、日本の大学がうちの学校に金さえ払えば与えられるものである。別に客員さんの業績がすごくて、うちの学校に貢献してくれるから頼んで呼んだ訳では全くない。

私の知る限り、客員さんは誰も彼も1年間、旅行三昧、パーティ三昧でありました。

私の聞いたところでありますが、あの経済財政大臣、竹中平蔵先生は、ハーバード大客員准教授ということでありますが、ハーバードで聞いても、誰も竹中など知らんということである。

更に、竹中先生は以前コロンビア大でも客員だったそうですが、その時代にコロンビア大にいた人がうちの学校におりまして、その方の話では、実に竹中先生、大学内の研究室に1年間、1度も来なかったそうである。

要は慶応大に金出してもらって、「客員教授」という肩書をもらっただけだ。

我々はこんな人間に日本経済の命運を託しているのだということだけは、覚えておいたほうがいい。

こんな実態であるのに、この客員さんたち、いざ本を出版すると著者紹介のところで堂々と「米国○△大学客員教授」とか「英国□X大学客員研究員」だったと自己紹介している。

みなさん、学者が自己紹介するときに、「客員。。。」って書いてあったら、決して信用してはなりません。

それは、「外国に大学の金でバカンスに出かけました」って言ってるだけなんだから。






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最終更新日  2004年07月07日 03時13分28秒



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