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今日は珍しく飲み会でした。
同じ政治学のPhD,ロバートが企画したバーベキュー&パブに参加した。 バーベキューったって、その辺の素人がやるバーベキューとは違う。なんてったって、韓国環境省から派遣で来てPhDをやっているキムさん夫妻が用意する本格的コリアン・バーベキューだ。 ロバートもキムさんも、PhD3年目。よって参加者は3年目が中心となるのだが、なぜに2年目の私が参加するかというと、この3年目の人たちとは、これまでいろいろ接点があったからだ。 まず、3年目といっても、この学校に来た年はいっしょ。 私が修士を1年やっているからだ。 特に、キムさんは3年前、本コースが始まる前の語学コースで9月に1ヶ月間私と同じクラスだった。 本コースが始まると、修士とPhD1年目は合同のセミナーがあるので、ロバートたちと知り合うことになった。 今やっているPhDの勉強会も、3年目が中心なので、そこでも交流がある。 さて、6時半に少し遅れて到着すると、もう10人くらい来ていた。そして会いたくない奴にあった。 バーナード。 西洋風の名前を名乗っているが、台湾人である。 台湾人とか、中国人とか、香港人は、本名とは別に、西洋風のニックネームを持っている。 彼らの名前は西洋人にはわかりにくいので、それはそれでいいのだけれど、あまりにもとんでもない名前をつけるので時々笑ってしまう。今までで最高に面白かったのは、「ビスマルク」だろう。 「ビスマルク」君ったって、苗字でしょ?それ。。。 あと、ちょっと気になるのは彼ら、 「わたしはビスマルクです」と言う。 「わたしをビスマルクと呼んでください」 なら、わかる。 しかし、完ぺきに中国系の姿形をして、「わたしはビスマルク」 と言われると、それはちょっと違うんでねえの、と思うのだ。 それはそうとして、 このPhD3年目、台湾人のバーナード(これもすごい名前だが) となんで会いたくないかというと、 彼、私に会うと、言うことが決まっているのである。 1.日本人の女性を紹介してくれ。 2.日本人の女性と結婚したい。 3.学生同士で結婚したら、学費が半額なんだ。 はいはい。 これ、すごい典型的な台湾人のパターンなんだよね。 まず日本人とつき合いたい。これはどうも台湾人、あるいは中国系社会では、一種のステータスになるらしい。。。 まあ、台湾男と日本女性がつき合うと大変なことになるんですけどね。それはまた後日。。。 金のことばかり気にする。どんな話題でも、金にひっかけて話をする。まあ、品がない。 まあ彼、I恵、S美、その他もろもろみんな会ったことあるんだけど、誰にも相手してもらえない。私が紹介してあげてないわけではありません。彼の問題です。 。。。。で、バーナードにつかまって、しばらく話をするはめに。 次にやってきたのは、韓国人のもう一人のキム。 今回ホストのキムさんではなく、今年入ったばかりのキム。 このキムもうんざりだった。 私が「日本の官僚制の研究をやってる」というと、 自分の研究の話は一切せず、私を質問攻め。。。。 私が自分の研究を説明すると、 「それはXXという本と違う」「それは△□と違う」 と、20年くらい前のアメリカ人の書いた日本研究の本を持ち出して否定する。 。。。。あのね。もうそれは古いのよ。 それにね、PhDってのはオリジナリティーなんだから、違うのはある意味あたりまえでしょ。 こっちが懇切丁寧に私の研究を説明すると、それはほとんど聞いてない。で、20年前の本のことを必死に私に説明しようとする。 こんな奴、誰が入れたんだ??? 早く解放されたかったが、結局30分くらい離してくれなかった。。。 PhDでパーティやると、このパターンほんとに多い。 まず、大体中国系と韓国系が固まってる。 絶対ラテン系とか英国人が入り込めない雰囲気を作っている。 自国の人間と付き合うなとは、一言も言うつもりはないけれど、こういう場でこれはまずいだろ。。。 日本人のPhDは他にもいるのだけれど、大体こういう場に出てくるのは私だけだ。 その、日本人である私を見つけると、質問攻め。 大体日本人はおかしい、という話だ。 ようやくキムの拘束から抜け出して、 ロバートや、ラテンのお姉ちゃん方やキムさんのいるところに移る。 もう一人のキムさんは、わたしより年上ということもあって、大人だ。決してアジア系で固まることがないし、誰とでも公平に接する。まあ、人種がどうというより、個人的な成熟度の問題なのだろう。 そういう意味では、 外国にいると、自分の国にいるときより、周囲の視線は厳しい。甘くはないのだということを自覚すべきだろう。 よりしっかりした大人の振る舞いをするよう気をつけることを自覚すべきかもしれない。 甘さを見せると、すぐ「○△人はだめだ」って思われるということである。 バーベキューが終わると、車で30分くらいかかる古いイングリッシュ・パブへ移動。 車3台くらいに分乗して行く。 もちろんかみぽこカーも出動だ! こいつ相変わらずで、 昼間今ひとつエンジンの調子が悪いなと思っていたが、 イタリア人美女、メキシコ人美女を乗せるやいなや、 とたんに絶好調! ほんとにどうしようもないやつだ。。。 通常はかみぽこカーに外国人が同乗するときは、ジャズかビートルズに音楽を変えるのだが、 今日はめんどうだったのでそのまま「松山千春」にしていた。 なんせ、マルチェロのプレゼンのとき、ものすごい厳しい質問をしていた美女たちなので、ちょっと不安だったのだが。。。 ところがこれがお姉ちゃん方に意外にうけた。。。。 「きれいな声!」「美しい!」 を連発。 特に「雪化粧」のところで、それは最高潮に達した。 「ファンタスティック!」 これは礼拝堂での「恋」事件以来の反響だ。。。 彼女たちは20代中ー後半の女性だ。 若い世代である。 日本の若い子のように、 松山千春にやくざなイメージを持ったり、今売れていないという、それだけで判断することなく、 なんの先入観もなく聴けば、当然いいものはいいということだ。 日本で一番歌がうまい歌手だって、彼女たちに紹介しときましたよ。なんか文句あります? 家に帰ったのは結局夜中の12時。 疲れました。 明日から、またがんばります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2003年06月18日 22時08分10秒
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