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今日から学校は「卒業式週間」に入った。
英国の大学は、10月始業の、6月修了(大学院生は9月修了)である。 そのため、卒業式は日本とは違う時期に行なわれる。 英国の大学では、卒業式は年に2回ある。 1回は1月。これは大学院生だけの卒業式である。 もう1回は7月。これは主に学部生のための卒業式であるが、大学院生は1月か7月、どちらに出席するか選択できる。 それで、なぜ卒業式「週間」と私が書いたかなのだが、 今日から一週間にわたって、学部ごとに分けて行なわれるからなのだ。 これは2つ理由がある。 1つは会場の収容能力の問題。 卒業式は学校の「芸術会館」のホールで行なわれるが、 そこはロンドンを除けば、英国では2番目に大きな国際会議場なのだが、 それでも、卒業生全員を一度に収容することはできない。 もう1つの理由は、卒業式のやり方のためだ。 英国の大学の卒業式は、日本の大学のように、代表が答辞を読んで、卒業証書をもらうだけで、ほとんどの卒業生はただ座っているだけで、あとはえんえんとお偉いさんの退屈な挨拶が続く。。。。というものとは全く違う。 卒業生全員が名前を呼ばれ、壇上に上がり、学長と握手をして証書をもらうのだ。 その時、会場は全員で卒業生1人1人を拍手で称える。 これが延々続くのだから、時間的に1日でやれるわけがない。1日2回、午前午後卒業式をやって、1週間かかってしまうのだ。 そのかわり、えらいさんの挨拶はほとんどない。 私は2年前、修士号を取得したときに卒業式に出席したが 卒業証書授与に1時間半かかったので、 「ああ、これからえらいさんの挨拶が始まるのか。。。」 と思っていたら、 「GOD SAVE THE QUEEN」を斉唱してあっさりそのまま終わってしまったので、 拍子抜けしてしまった。 「卒業式は卒業生のためにある」 という実にシンプルな考え方だ。英国らしいと思う。 。。。。。。 ということで、 明日から、I恵ちゃん、K、S美、ハナちゃんの感激の卒業式をレポートする予定です。 特に、S美の卒業式は、親代わり(?)兼写真撮影部隊として、卒業式の会場に私も入る予定です。 卒業式の写真をHPに貼り付けられるといいのですが。 私にできるだろうか? むむむ。 まあ、こうご期待。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2003年07月09日 21時44分03秒
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