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2003年11月13日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
今日は政治学部の「PhD Seminar Series(博士候補生セミナー・シリーズ)」
でプレゼンテーションをした。

これはうちの学部の博士候補生で作っているスタディ・グループで、
2週間に1回、誰かが自らの研究成果を発表し、
それについてあーでもない、こーでもないと議論する会である。

研究発表は30分。
その後30分間、質疑応答および議論を行う。

一応サンドイッチとコーヒーが用意されていて、
リラックスした雰囲気の中で行われるのだが、
なんせ政治学などやる人間の集まりである。
結構議論は批判的で厳しい。。。。

このセミナー・シリーズは昨年度から始まった。
以前マルチェロがここでプレゼンをしたことを書いたことがある。
「かみぽこ異人交遊録:マルチェロ」 )

今回、わたしは始めてプレゼンを申し込んだ。
今年の夏から、学会発表、学術雑誌に論文掲載、とやってきて、
1つの形になってきているわたしの研究を、
このスタディ・グループでぶつけてみてもいいかな、と思ったからだ。

そして、今回のプレゼンには、わたしは1つの目的を持っていた。

これまでの学会発表と論文掲載は、
どちらも「日本に興味のある人に向かって」やったものだった。

しかし、このスタディ・グループは特に日本に興味のある人たちの集まりではない。
日本のことなんか知らない人ばかりだ。
日本通の人たちとはまた違ったコメントが得られるかもしれないと期待したし、
それがわたしのプレゼンの目的だった。

さて、午後1時にわたしのセミナーが始まった。

女性がいない。。。。

不謹慎だが、わたしがプレゼンを始めようかというとき、
最初に思ったのがこれだった。。。。

プレゼンの参加者自体もそんなに多くなかったのだが、
なにより女性がいなくて、
男どもばかりでむさくるしい雰囲気になっていたのには、
ちょっと参った。。。。

アルゼンチンのイケメン、
マルチェロがプレゼンしたときには、
10人以上のラテン美女が来ていたのに、
彼女たちはどこへいってしまったのだろう。。。。 (;_;)

やはり、サルサの先生として、
学校内外のパーティで大人気のマルチェロとは
日頃の営業活動が違いすぎると痛感した。

ここはギターかついで学校の広場で路上ライブやって、
「松山千春」を大熱唱するしかないか?
意味不明なことを考えながら、プレゼンをスタートした。

かなり話が脱線してすみません。。。

30分間のプレゼン自体は、
自分でいうのもなんだが
よくまとまっていて、わかりやすかったと思う。

わたしの考えていた目的も果たせたと思う。

わたしは「日本の官僚制と政策過程」をやってるわけですが、
「グローバライゼーションが官僚制に与える影響はどうなんだ?」
とか、日本通のコメントとは違う、
国際的な観点からのコメントとかが得られた。

非常に有益だった。

できるだけいろいろな場に自分の研究を出して、
できるだけ多くの人から、いろいろなコメントをもらうことが大事だと思った。

学会発表、論文掲載、セミナー・プレゼンテーションと続けてきて、
今後の研究の方向性、いくつかの修正点が見えてくるなど、
非常に成果があった。

次は4月の「ザ・政治学協会」での学会発表までスケジュールはなにもないので、
この成果を生かして、しばらく地道な研究作業をやろうと思う。

最後に1つ。

今回のわたしのプレゼンには、
アレックスという、
わたしの修士課程時代からのコースメートで、
PhDも同時期に始めた男が来てくれた。

彼は英国人で、学校から競争率の高い奨学金をもらっていて、
非常に優秀なのだが、このセミナーシリーズにはあまり興味がないのか
ほとんど顔を出さない。

それが今回は顔を出してくれた。
ありがたいことだ。
多少は、同期というか、仲間意識を持ってくれてるらしい。

彼、わたしにいろいろ質問してくれたのだが、
なんせものすごい早口。。。。


申し訳なかったのだが、彼の質問をわたしはよく聞き取れず、
全て聞きなおしてしまった。

まあ、聞きなおした後は、どれもなんとか答えたけれど。

そしたらアレックス。
セミナーが終わった後、わたしのところにやってきた。

そして、苦笑いしながら、
「すまん。俺、昨日飲みすぎて二日酔いで、言語不明瞭だった。。。」
と言った。

(いや、きれいな英語だったよ。俺が聞き取れなかっただけなんだけどな。。。)
と思ったが、それは言わず、わたしはただ、ははは、と笑った。

ついでに彼にいたずらっぽく聞いてみた。
「俺の英語は、3年前から少しは上達したかなあ?」

アレックスは真剣な顔で言ったよ。
「ものすごい上達だよ」

ありがとうな。

こいつも優秀な割にはちょっとボケてるけど、
いいやつだな、と思った。






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最終更新日  2003年11月14日 22時10分40秒



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