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松山千春氏の楽曲を全く音楽理論的根拠のない、私の勝手な解釈により紹介することで、人生と恋愛を考える(?)このコーナー。
「働きましょう」 まずはいつものように曲の世界から。 ------------------------------------------------------- 貴方がいつか大人になって 困らぬように働きましょう こんな私のもとに生まれた 貴方のために働きましょう 貴方が笑う泣き出す時も 疲れた顔は見せずにいよう どんな時でも心配します しないはずない元気であれと ランララン ララン ランララン ララン 貴方がいつか大人になって ため息ついて暮らさぬように 出来る限りの愛を注ごう ぐれないようにまとまらぬよう 我慢しなさいほんの少しの 勇気があれば生きてはゆける 回りの人に気使いなさい 貴方はいつも一人ではない ランララン ララン ランララン ララン 貴方がいつか大人になって 困らぬように働きましょう 何も教えてあげれないなら せめて必死に働きましょう (JASRAC許諾第J070214365号) ------------------------------------------------------- 最近「かみぽこぽこ」では、 どうも勤勉がテーマになってしまっているようです。。。 ということで、 今日は11月5日に発売されたばかりの 千春さんのニューアルバムからこの曲を選んでみました。 いや、何も言うことはありません、 という感じの、問答無用のストレートな歌詞です。 これはすごい曲です。 ただ、 わたしはこの曲のような考え方を長い間理解できませんでした。 格好悪い、古い考え方だと思って嫌っていました。 仕事というのは、ただ食べるためだけにするのではなく、 夢や野心を持ってやるもんだ。 そう思ってきました。 そして、堅実な生き方を好み、家族のためだと言って働く両親を、 つまらない人たちだと思っていました。 しかし、 わたしは「夢だ!野心だ!」と突っ走って転げまわった後に、 わたしの浅はかさを思い知りました。 今、まさにわたしは 「あなたがいつか大人になった時に 困らぬように、ため息をついて暮らさないように」 両親が働いていてくれたおかげで、 ここで研究者としての道を出発させることができているのです。 一攫千金を夢見たり、 おいしい話を追い求めたりすることなく、 地道に毎日勤めることの大切さを わたしは今、噛み締めています。 今はまだ稼ぎにならないのですが、 いつか必ず両親に返せるように、 そして将来の私の家族が困らないように、 毎日一生懸命がんばりたいと思っています。 アルバム「風光る」収録 2003年11月5日発売 ------------------------------------------- 「松山千春」バックナンバーはこちら。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年04月08日 10時22分23秒
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