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かわぽこ。
イスラエル在住の私の親友である。 かわぽこは以前かみぽこぽこに登場している。 2003年8月31日 かわぽこぽこ。 2004年2月8日 無国籍人。。。 ただ、今回8ヶ月ぶりの登場なので、 もう一度彼の事を簡単に紹介すると、 彼は私の会社の同期入社182人の1人。 アメリカの大学を卒業して、ニューヨーク採用でたこちゅー商事に入社。 仲良くなったきっかけは、入社式で隣の席だったからだ。 席は五十音順だったので、「かみ」と「かわ」で隣だったわけだ。 それ以来、会社時代は毎週金曜日、 朝まで赤坂や六本木を飲み歩きながら延々と議論した仲。 彼は結局たこちゅー商事に6年勤めて退社。 その後、ロンドン大学大学院を経て、通信系の外資の会社に少し勤めてから、 いま、彼はイスラエルでハイテク関連の仕事をしている。 その彼から、先日久しぶりに電話があった。 久しぶりに仕事でロンドンに来るという。 ということで、ちょっとロンドンまで彼に会いに行ってくるのだけど、 その前に、今日は昨年10月に会ったときの話を書いてなかったので、 ちょっと書いてみたいと思う。 昨年10月、かわぽこがロンドンに出張してくると 連絡があったので、会いに行った。 その日は、夕方にロンドン市内のベイズウォーター駅前で会って、 飲んで、そのまま彼の宿泊しているホテルに私も泊まる予定であった。 ところが。。。。 私に会うや否や、かわぽこはこう言った。 「すまん。明日の朝、オスロに打ち合わせに行くんだが、 スケジュールの関係で、朝6時の飛行機に乗ることになった。 朝3時にホテルをチェックアウトするから。」 あ、ああ、そう。 いや、いいよ。 その時はそう言うしかなかった。 彼の泊まっているホテルに荷物を置いて、 午後6時くらいから飲み始めた。 ミスター・ウーという クソ安い中華料理の食べ放題で死ぬほど食って、 その後、ホテルの近所のパブで飲んだ。 午後11時まで、語り合った。 政治、国際問題、経済、彼のビジネス、映画や音楽の話。。。 そこまではよかった。 ロンドンでは、パブは11時に閉店する。 まだまだ話し足りなかったが 仕方なく2人でホテルの部屋に戻った。 それからが大変だった。 ホテルのチェックアウトが午前3時なのだから、 寝るわけにもいかない。 ところが、10月というのは微妙な季節で、 もう結構寒くなっているのだけど、 ホテルの部屋のヒーターは効いてなかったりして。。。 妙に部屋が寒かったのだ。 かわぽこは平気そうなのだが、 私は少し震えそうになってきた。。。。 そのうち、すこしうつらうつらしていると、 「かみぽこ、行くぞ」 と、かわぽこが声を掛けてきた。 いつのまにか出発の時間になっていたらしい。 ホテルを出ると、バス停まで20分くらい。 ロンドンの暗くて寒い夜道を歩いていく。 私は震えそうだったのだが、 かわぽこは平気にどんどん私の前を歩いていく。。。 途中、ホームレスと思われる黒人が 「たばこくれ」と言って声をかけてきた。 かわぽこは目も合わせず、早歩きしながら 「ない」 と言って無視する。 そしたら、ホームレスは 「タバコ買う金を貸してくれ」 と言う。 かわぽこは目も合わせず、無視してどんどん歩く。 ホームレスはあきらめて去っていく。 「財布出したら、ひったくって逃げようとするからな」 かわぽこは早歩きしながら、 淡々と私に言った。 バス停に着いて、バスを待つ。 もう私は完全に震えていた。 でも、かわぽこは平気そうだ。 20分くらいしてバスが来た。 バスに乗ると、バスの中は酔っ払った黒人だらけ。 勘弁してくれえ、という感じだったが、 かわぽこは平気な顔をしている。 ビクトリア・コーチステーション(高速バスの駅)に着く。 かわぽこはここから高速バスで ロンドン・スタンステッド空港に行き、オスロ行きの飛行機に乗る。 「じゃあな、また連絡する。」 かわぽこはあっさりバスに乗って行ってしまった。。。 私は朝4時に、一人コーチステーションに残された。 ところが、コーチステーションの建物は閉まっていて、 中に入れない。 寒かったし、怖かった。。。 朝6時に建物の中に入れるまで、 外に座って、ただただ私は震えていた。 結局朝7時の高速バスに乗って、 私はおらが街に帰った。 家に帰ると悪寒が走った。 ひどい風邪を引いて、3日くらい寝込んでしまった。 かみぽこぽこは確か更新したと思うけど、 家の外には一歩も出れなかった。 4日後。。。 かわぽこから電話が来た。 「おう、かみぽこ。 オスロからストックホルムに行って、 ベルリンに回って、今ロンドンだ。 仕事は万事うまく行ったよ。 明日、テルアビブに帰るよ。 なに?お前、風邪ひいたの?? 大丈夫か??? まあ、ゆっくり休んでくれ」 かわぽこは元気いっぱいだった。 私は、ノーマルな日本人の中ではかなり元気なほうだと自負している。 しかし、この時はかわぽこのたくましさというものを痛感した。 彼は子供の頃、親の駐在でアルゼンチンに住んでいた。 大学時代はアメリカ・テキサス州に5年間。 商社勤務を経て、ロンドンの大学院留学で2年。 そして、今イスラエル在住3年目。。。 こういう人間は、 日本なんかで温室育ちの私なんかとは もう身体の作りが根本的に違うのだろうなあ と心から思った。 1年前の話です。 また、かわぽこに会いにロンドンに行ってきます。 それでは皆さん、ごきげんよう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004年10月14日 08時20分51秒
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