5789839 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

かみぽこぽこ。

かみぽこぽこ。

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

かみぽこちゃん

かみぽこちゃん

フリーページ

お気に入りブログ

暮らしごと 千佳りんさん
中年よ、大志を抱け! 断言児さん
じょん・どー PhDを… じょん・どーさん
エッジ・ランナーズ 猫ジャラしマスターさん
かっちゃんの~1歩… katsuchan55さん
人生やだとはいえな… やだやだもんさん
講師の花道 教師Aさんさん
愛国、日本 パボアホイジオタさん
田中およよNo2の「な… 田中およよNo2さん
スタジアムは燃えて… バロン82さん

コメント新着

 ダンスインザダーク@ 政府税制調査会は何をしたか? 結局、政府税制調査会はこっそりと増税し…
 まくらん@ ・・・ かみぽこちゃんさんのブログは、小泉政権…
 まくらん@ ・・・ かみぽこちゃんさんのブログは、小泉政権…
 タカダ@ アクセス数  アクセス数には、アンテナに登録して放…
 ゴルゴムの仕業だ@ 狂信者に薬は効かない…どうしてこうなった かみぽこさんは民主党崩壊時に起こるであ…
2004年11月05日
XML
カテゴリ:カテゴリ未分類
さて、今日は「日本人会」の続き。
前回は、外国人から

「日本人会に入りたい!」

との声が多数来て、
1人がSTUDENT UNION(大学自治会)に

「返事がない!」

と抗議してしまった。(苦笑)

O田が国際局からの歓迎会の資金の受け渡しのため、
UNIONにある我々の口座の確認に行ったら、

「その前に問い合わせに返事をしなさい!」

と一喝されてしまった。
歓迎会間近なのに。。。(涙)

これは10月13日の出来事。
そう、私がかわぽことロンドンで会う約束をしていた
前日のこと。

かわぽこはイスラエルから来ているわけで、
この約束は変えられない。

仕方なく、O田にこうメールでお願いした。

「未読メールのうち、9月以降のだけチェックしてくれ。そのうち、

『日本人会に参加したい』、
『次のイベントは何か?』

という問い合わせに対しては、
歓迎会の案内をしてくれ。

抗議してきた人には、俺から返事をしておく。
それ以外のメールは、ロンドンから帰ってきてから俺がメールする。

すまん!」

まあ、それはそれでO田が風邪気味の中、
きちんと返事をしてくれたので助かった。
本当に彼には申し訳なかった。

しかし、日本人会に入りたい外国人は
とりあえず歓迎会に招待するとしたものの、
問題はその後だった。

15日、ロンドンから戻って芸術会館のカフェにいると、
O田がやってきた。

「かみぽこさん、ちょっと心配なんですがね。。。」

うん。なんだ?

「外国人のことですけど、
歓迎会はあれでいいと思いますけど、
その後、どうしますか?」

そうだな。。。

「まさかかみぽこさんが、
直接全員相手するわけにはいかんでしょ。」

それは、困るな。。。

「PhDのかみぽこさんが、
15歳くらい年下の学部生の、
しかも外人を相手にイベントとかで
振り回されるわけにはいかんですよね。」

うん。俺も最終年に入るし、
そんなことは正直やってられん。。。

「誰かあいだにイベント担当を置いたらと思うんですよね。」

そうだな。俺もそう思うよ。

「しかしね、かみぽこさん。
これね、よっぽどの人材でないと難しいですよ。

たけしけた君も、若いとはいえ、
PhDですから学部生とは距離が遠いですよね。
それに、彼はやっぱり優しいから。。。。

ただでさえ個性の強い外国人が相手で、
しかもやる気満々で来ている。

やる気はあっても、
大人しい日本人ではなかなか
彼らを相手にするのは難しいですよね。」

その通りだよな。
まあ、ちょっと考えるわ。

そう言ってO田と別れた。

さて、どうするかな。。。
誰かいないかな。。。

私はずっと考えた。
1人1人、知っている日本人の若い子の顔を
頭に浮かべては消し、浮かべては消しを繰り返した。

正直、なかなかいない。
誰がいいか、思いつかなかった。

そして家に帰って、深夜になった頃、
ふと、1人の若者の顔が浮かんだ。

I君。

英国・兎の丘大学の政治学部を卒業し、
この芸術会館大学の国際関係論修士に入学してきた若者。

彼だ。彼しかいない、
と私は思った。

まず何より、若いこと。
修士の学生であるが、
高校を卒業してすぐ大学に入学し、
卒業したばかり。

学部生とほとんど年齢が変わらない。
しかし、それでも修士の学生である。

外国人で日本人会をやりたいと言っているのは、
ほとんどが学部生だ。

彼らを抑えるには、
年齢が近いが、修士であるというというのが
絶妙である。

それから経験豊富であること。

兎の丘大学では日本人会の幹部をやっていた。
そして、何より寮生活などで、
自己主張が強い外国の若者と
日常のいろんな場面で交流してきた
経験がある。

そして最後に、
何より大事なのは私と近い。

知らない人を探して新たにお願いするのではなく、
既に信頼できる人にお願いしたほうがいいに決まっている。

決まりだ。
彼にメールを入れて、
翌日芸術会館のカフェに呼んだ。

I君に日本人会の現状を話して、
日本人会に「SECRETARIAT」の役職で
入ってもらうことをお願いした。

彼の役割は、イベントを企画する学部生の統括である。

私の依頼を聞いた彼は、少し考えてからこう言った。

「条件があります。」

条件、なんだ?

「僕が学部生からイベントの企画を聞いて、
それをまとめるのはいいんですが、
必ずそのイベントは、

『かみぽこさんに通して、
かみぽこさんの決断で可否を決める。』

という形にしてほしいんです。
それなら引き受けます。」

もちろんその条件はOKだ。

いやむしろ、
彼の口から先にそのことが出たことが
私はうれしかった。

ただ私の言う通りに、
若い子や外国人をまとめると言うだけじゃなく、
まとめるのに私の権威を使わせてくれと。

今の若い子、
正直言って、自分のことは一生懸命やるが、
人間関係を利用して事をうまく運ぶというのは、
あまり得意でない子が多い。

でも、こういう子もいるんだな。

若い頃に外国に出て、
自己主張の強い外国人の中で揉まれてきて、
生きていくために身につけた知恵だろう。

こうして、外国人を含む若い子をまとめていく役割を、
I君にやってもらうことになった。

彼はもう1つ条件を出してきた。

「『イベントの企画は、私を経由して
かみぽこさんが可否を決定する。』

これは歓迎会の時にしっかり話してほしいんです。

最初にこれをはっきりさせることが
大事だと思います。」

もちろんOKだ。

まあ、人を配置しただけで、
物事うまく行くとは限らない。

これからもいろんな問題があるだろう。

I君を配置したとて、
私が全ての責任を持つことには変わりはない。

ただ、絶好の人物を得ることができたことは、
とりあえず素直によかったなあと思いたいと思う。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2004年11月06日 14時28分39秒



© Rakuten Group, Inc.
X