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2005年01月10日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
掲示板への竹馬さんの書き込みに、
少し考えさせられた。

『いくつかのサイトを覗いていて思うのですが、真面目に日本をこうしたい!と現実を踏まえて考えているサイトはあるのですが、もっと戦略的に、現状はこうな のだから、それらを踏まえると、日本の今後のとるべき道はこれこれだという切り口のサイトが見つからない気がします。
特定の事象に対して鋭い論評をしていても、左系の夢のような話を除けば、ビジョンを感じないのは私だけなのかなぁと思う今日この頃です。』

言われてみれば確かに、ない。
うちのHPすらそうではないと思う。

うちのHPは
政治における現実をまずきちんと理解しましょう
というところからやっている。

政治っていうのは
実際より悪く言われることが常なのだけど、
このHPでは世界第二位の経済大国である
日本の実力をまず正確に理解しましょう
ということがこれまでテーマになってきた。

これまでのこのHPでの取り組みを発展させて、
世界第二位の経済大国の力を生かした
国家戦略の構想にトライしてもいいかな、
なんてことを竹馬さんの書き込みから考えた。

そこで、今日はこんな話はどうだろうか?

ちょっと不謹慎かもしれないけれども、
インド洋大津波に関連して書いてみたいと思う。

最初に書いておきたいのだけど、
この大災害に遭われた方々で
お亡くなりになった方々の
ご冥福を祈ります。
そして、生存されてらっしゃる方々には
1日も早く日常が戻ってくることを祈ります。

さて、今日の本題に進みたいのだが、
この大災害に関して
今日はこの人の動きにまず注目してみたいのだ。

ブラウン英財務相。

かみぽこぽこの「英国政治ウォッチング」で
主役級の扱いであるこの方の(苦笑)
大災害発生後の動きはすばやかった。
1月4日には重大な被害を受けた国の
債務返済を直ちに一時猶予する救済措置を提案。

この時ご丁寧にブラウン財務相は、

「欧州では既に合意した。
日本と協議中。」

と付け加えた。
まあ主要8カ国(G8)では、
日本が今回の被災国向け債権額は
最大だったのだからではあるが。

結局、G8は1月7日に、
被災国が抱える公的債務を
一定期間猶予することで合意。

更にブラウン財務相は、
来月初めにロンドンで主催する
先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)で、
返済猶予という応急措置を超え、
債務の削減まで踏み込んだ支援策の合意を
目指しているという。

さて、このブラウン財務相を中心とした
被災国の借金を先延ばしにしてやろう、
あるいはまけてやろうという話。

それ自体は私もいいことだと思う。
しかし私はこの大災害のお気の毒さからは
あえて少し離れて、
ちょっとここに注目したいのだ。

「欧州では既に合意した。
日本と協議中。」

このブラウン財務相の発言、
これってよくあることのような気がしないか?

確かイラクの時も、
イラクの債務削減を最後まで渋っていたのは
日本だったような。

つまり、途上国の債務削減というような話になった場合
日本が最後まで渋るような局面がよくあると。
これは日本がよく批判されることなのだ。

私の身近な例で申し訳ないけれど、
うちの学校の国際関係論のコースで
「国際援助」の授業があるのだけど、
ここでもこの日本の姿勢がよく批判される。

「途上国に対しては、
借款よりも援助を重視すべきだ。
日本は借款が多くて、
無償援助が少なすぎる。」

昨年このコースに、
この批判されるべき日本の
当事者ともいうべき人が入った。

E君。

このHP・メルマガに何度か登場してくれた
途上国のプラントやパイプラインのプロジェクト向けに
融資をすることが多い銀行から派遣されてきた彼。

まさに批判されるために
うちの学校に来たようなものだった。(苦笑)
しかし、E君は言った。

「おかしいっすよね。
借金だったら一生懸命返そうと思って、
がんばるもんすけど、
援助はもらっちゃったら
『ありがとう』で終わっちゃいますよね。

途上国の発展をほんとに考えるなら、
援助じゃなく借金ですよ。

なんで批判されないといけないんですか?」

日本的な感覚だと非常にわかりやすいE君の主張も、
なかなか国際関係論の世界では理解されにくい。
途上国へは借款よりも無償援助を多く与えるべき。
それが欧米先進国の主流な考え方なのだろう。

しかし、私はこの考えはもう限界が来ていると思うのだ。

無償援助というのは、
一見優しそうに見えるが、実は冷たい。
お金はあげるけど、
どう使うかは知らんというのだから。

それで援助してもらった途上国側が
お金をきちんと使って発展していくなら
そりゃ問題ないだろうが、
援助を受けて先進国に成長した国を
1つも思い浮かべることができないのが現実なのだから、
援助したお金の使い方は知らんというのは、
やはり問題はあるし、
援助する側に優しさが感じられないように思う。

私はあえて大胆に言い切ってしまいたいのだけど、
欧米先進国っていうのは、
援助する途上国がほんとに発展するとか、
自分たちが追いつかれたり追い越されたり
することがあるなんて、
はなっから考えてないんだよね。

これは申し訳ないけど
欧米先進国には、
昔ながらの白人優越主義の考え方が
現在でも根強く残っているのだと
思わざるを得ない。

そりゃ今は昔と違って、
そういう白人優越主義を
表に出す人はそうはいない。
少なくともある程度以上に
教育を受けている人は。

昔のように、
欧米の文化を優れたものとして
その他の民族に押し付けようとも
あまりしない。

むしろ民族の違い、多様性を
認めよう認めようとする方向だ。

しかし、それにも問題がないわけではない。
違っていることばかりにこだわりすぎているのだ。

例えば英国で日本が紹介される時、
いまだに芸者だし日本庭園だし、神社仏閣なのだ。
それは違うでしょと言いたくなる。

日本の現実の姿ってのはむしろ、
スーツを着たビジネスマンとか、
ファッショナブルな若者とか、
ハイテクやアニメーションとかの現代文化でしょ。

これは日本だけに限らない。

アフリカでもラテンアメリカでも
東南アジアでも中東でも、
首都などの都会に行けば、
違いよりもむしろ同質性を感じるものだ。
どこの国だって欧米と変わりゃしない。

だけど、英国で紹介されるこれらの国は、
民族衣装を着て、独特の文化の中で暮らす姿だ。

つまり言いたいのは、
欧米ってのは結局、
欧米以外が欧米に追いつくとか追い越すとか
いう風に考えることができないのだ。

そんな欧米の国際関係論が
世界をいい方向に導くことができるのか?

うちの学校の授業風景を見てみると、
英国や他のヨーロッパの学生は
途上国に援助をもっとするべきだと言い、
途上国から来た留学生は
もっと我々は援助をもらうべきだと言う。

それがなにを生み出してきたというのだろう。。。
もう欧米発の国際関係論は
限界がきてるんじゃないのか??

そこで今日は新年なんで
大上段から振り下ろさせてもらおうと思うのだが(苦笑)
今こそ日本は自らの経験を踏まえて、
欧米にない新たな国際関係の理論を
打ち出す時じゃなかろうか。

やっぱり金をあげちゃうより借金なんだと。
借金だったら一生懸命返そうとするし、
厳しく借金を取り立てることで、
借りているほうも成長するのだと。
(。。。なんか違う?=苦笑)

日本は戦後復興時、
世界銀行から金を借りて
東海道新幹線と名神高速道路を
建設したわけだ。
そして借金も完済した。

世銀は最初、
鉄道と高速は両方いらんと
えらい厳しかったらしい。
それを一生懸命説得してやったわけだ。

こういう経験からくるものって、
私のようなペーペーが書いても
バカにされて終るだけだろうが、
少々むちゃくちゃを書いても許される
日本人の政治学の大家で
誰かこういうことを学問として体系化して
堂々と書いて世界中にどーんとぶち上げる人は
いないだろうか。

日本発の国際関係論。。。。

ちょっとむちゃを書きましたけど、
これが初夢ということで、
あんまり細かいとこ
つっこまないでくださいということで
1つよろしくお願いしたいと。。。。

それでは、また。






最終更新日  2005年01月12日 07時20分35秒

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