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2005年02月17日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
さて、今日は「かみぽこ政治学」でいきますかな。
最近、日本人会の会計という方で登場することが多くなった

O田。

久しぶりにもう1つの顔、

「黄昏ぶらざ~ずV3」

として登場してもらおうか。(苦笑)
芸術会館のカフェで、
黄昏ぶらざ~ずが久しぶりに
かっ飛ばしますので1つよろしく。

かみぽこ(以下K)「忙しそうじゃん。」

O田(以下O)「ええ、ちょっと。。。
授業があるし、試験の採点もやらないといけないし、
研究もちょっと今月中にやっとかないといけない
ペーパーがあるんで。。。」
(O田は経済学で助手として
学部1年生の授業を担当している。)

K「O田ちゃんのファンは多いからな。

『黄昏ぶらざ~ず、やってくださいよー。』
『黄昏ぶらざ~ず、やらないんですかあ?』

ってお便りの多いこと、多いこと。
特に女性から。(笑)」

O「いやいや、かみぽこさんあっての
『かみぽこぽこ』ですから。」

K「ということで、皆様の要望に応えて
忙しいO田ちゃんにわざわざ芸術会館に来てもらったということで、
『黄昏ぶらざ~ず大いに語る』

いってみようじゃないの。」

O「わかりました。」

K「しかしO田ちゃん、
日本の通常国会が始まったわけだけど、
盛り上がんないねえ。」

O「そうですねえ。」

K「政府は郵政民営化が今国会の最大の政治課題だと言ってるが、
世論調査では重要度が8番目とか出たんだろ。

民主党は小泉の答弁が悪いとか言って
退場したりとかしてるけどさあ、
全然小泉を追い込めないほうがだらしないよな。」

O「まったくそうですねえ。」

K「橋本派の証人喚問の問題でも、
自民党にほとんど無視されちゃってるしな。」

O「ほんとに。

ところでかみぽこさん。
私ね、素人目にちょっと不思議に思うんですけど。」

K「なに?どうした??」

O「なんで民主党ってね、
郵政民営化、賛成しないんですかね?」

K「ああ、今のところ民主党は、
郵政民営化の政府案は内容が悪いから反対、
対案は提示しないというスタンスだな。」

O「なんでそんなこと決めちゃったんですかね。」

K「そりゃ民主党って、
なんじゃかんじゃ言って
選挙で労組の世話になってる議員、
多いからな。」

O「党内を『郵政民営化賛成』では
まとめきれんという訳ですか。
なるほど。。。。」

K「そう。郵政はとりあえず反対して
政府案の問題点を突く。
しかし、党内事情に配慮して対案は出さずに
政府の失点を待つと。

そしてその他の年金問題や政治資金の問題に
焦点を合わせて政府を追及しようということだな。」

O「しかし、それじゃ全然存在感出ないですよねえ。
政府が最重要課題だって言っている法案に対して、
党内事情で逃げている印象が外から見え見えでは、
どうしようもないですねえ。」

K「そう言えば、民主党は2005年度予算に関する
公聴会の開催に同意しちゃったじゃねえかよ。
野党がすんなり同意するなんて信じられんぞ。

全く民主の若い連中はガリ勉優等生ばかりだから
喧嘩のやり方がわかっとらんよ。。。

そう。気がついたら小泉内閣の支持率、
上がってるしな。

もう、あれ?
みたいな。。。」(苦笑)

O「それでね、かみぽこさん。。。」

K「うん。」

O「思うんですけどね。。。

民主党、郵政民営化賛成しちゃえばいいのにって。」

K「ほう、そりゃまた大胆なことを言う。」(笑)

O「いやね、今のままじゃ
民主党は最後まで蚊帳の外でしょう。」

K「そうだな。今のままでは、
自民党はいつものように、
『首相方針の枠内』
どう政府から妥協を勝ち得るかの
条件闘争をやるだけで、
すんなり民営化は決まるだろうな。」

O「だから、賛成すべきでしょう。
民主党が反対だったら、
自民党の議員は安心して
政府と条件闘争できますよ。

だって選挙になったら、
自民党は条件闘争をしたけど
最終的に賛成したから『改革派』。

民主党は反対したから『守旧派』ってことで、
レッテルを貼って戦えますもん。」

K「なるほど。
民主党が反対の立場である限り、
自民党は民主党を悠々と無視していられると。

首相との間で派手にバトルして、
竹中や麻生や武部や与謝野を
傷だらけにして、

『我々はこんなに血を流しながらも、
民営化をまとめるためがんばってますー!』

って選挙区にアピールできたら、
適当に妥協して法案を通して
ハイ!それま~で~よ~♪」

O「かみぽこさん、ちょっと古いですよ。(苦笑)

だから民主党は郵政民営化に
あえて賛成しろと言いたいんです。」

K「なるほどね。続けてくれ。」

O「民主党が

『郵政民営化法案に賛成する。
ただし、政府案は問題が多すぎるので
政府に協議の場を求め、
修正させる。』

こう言った時に初めて、
自民党に動揺が起きると思うんですよね。」

K「うん。そうだな。」

O「民主党が『賛成』を明確にした時、
初めて自民党は民主党を意識せざるを得なくなるわけです。

自民党が『条件闘争の後、賛成』
民主党が『修正協議の後、賛成』

だと差別化ができなくなる。
むしろ、民主党のほうが
より『改革派』のイメージになる可能性がある。」

K「自民党の議員は選挙が不安になってくるわけだ。
そうすると、自民党の議員はさあ、
本気で『反対』に回るかもしれんなあ。」

O「さすが、かみぽこさん。
そこなんですよ!

自民党の議員は、
イメージが悪くなる不安を持つようになると同時に、
民主党が『賛成』に回ることで
民主の労組票が流動的になるのを見て、
これは本気で『反対』したほうが
選挙に勝てるんじゃないかという
誘惑に囚われると。」

K「つまり、小泉首相と自民党の関係は、
これまで完全にデキレースだったのに、
民主党が郵政民営化に賛成してくるとそれが変わってくるかもしれない。

自民党が本気で小泉首相に牙を向けてくるかもしれないと。

そうすると、小泉首相はどうするかな。
これまで小泉首相は

『自民党の首相であること』

にこだわってきたからな。」

O「そうです。かみぽこさんが指摘した通り
小泉首相は自民党の首相でありながら、

『自民党をぶっ潰す!』

と言って自民党議員を抵抗勢力と名指しし、
民主党を無視することで、
世論に対する絶妙の立ち位置を確保して、
安定した支持率を背景に政権運営してきたのですから。」

K「その絶妙の立ち位置が崩れるわけだな。
小泉首相ってのは、

『野党でも賛成していただけるなら歓迎』

みたいなことを軽く言ってきたけど、
実際に民主党が本気で擦り寄ってきたら、
どうなるんだろうね。」

O「簡単に『協議に応じます』
ということはできないでしょうね。

意外におもしろいことになるかも。。。

あの喧嘩上手の小泉首相が
初めて慌てる姿を見せるかもしれませんね。」

K「でも、これって現実味ないよな。」

O「ないですねえ。。。
あの岡田代表にそんな度胸があるわけがない。」

K「でもな、それでは民主党は負けなんだ。

いくら優等生ぶって
ごちゃごちゃ理屈を捏ねていてもダメだ。

世論がその重要性にピンときてなくても、
政府が郵政民営化を最重要課題としている以上、
それが今国会の主戦場なんだよ。

年金がとかごちゃごちゃ言っても
郵政民営化が主戦場なの。

主戦場から逃げてどうするんだよ?

国民からは

『民主党は逃げている』

としか見えてないぞ。
主戦場から逃げる政党が
政権担当能力なんて言っても、
ちゃんちゃらおかしいわ。」

O「その通りですね。」

K「党内がまとめきれないって言うが、
小泉は自民党をまとめようとしているじゃないか。
もう事実上まとめてるかもしれないんだぞ。

それに比べて岡田はなんなんだよ。
まとめようという気概すらないのか。

党首の力量差があまりにも歴然じゃないか。
これじゃ勝負にならんわな!」

O「まあ、いいじゃないですか。

ここでいくら民主党を馬鹿にしたところでね、
岡田さんがそれを裏切ってくれることなんて
万に一つもないわけですから。

小泉首相に勝負を仕掛ける度胸なんて
ありっこないんですから。」

K「そうそう。
岡田の甘々ちゃんにはムリムリ。
どうせできっこないから、
我々も好き勝手言えるってわけだ。」

それでは、またね。(苦笑)

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最終更新日  2005年02月18日 20時07分38秒



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