5491452 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

かみぽこぽこ。

PR

X

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール


かみぽこちゃん

フリーページ

お気に入りブログ

暮らしごと 千佳りんさん
中年よ、大志を抱け! 断言児さん
じょん・どー PhDを… じょん・どーさん
エッジ・ランナーズ 猫ジャラしマスターさん
かっちゃんの~1歩… katsuchan55さん
~ももの新たなる旅… もも1016さん
人生やだとはいえな… やだやだもんさん
講師の花道 教師Aさんさん
愛国、日本 パボアホイジオタさん
田中およよNo2の「な… 田中およよNo2さん

コメント新着

 ダンスインザダーク@ 政府税制調査会は何をしたか? 結局、政府税制調査会はこっそりと増税し…
 まくらん@ ・・・ かみぽこちゃんさんのブログは、小泉政権…
 まくらん@ ・・・ かみぽこちゃんさんのブログは、小泉政権…
 タカダ@ アクセス数  アクセス数には、アンテナに登録して放…
 ゴルゴムの仕業だ@ 狂信者に薬は効かない…どうしてこうなった かみぽこさんは民主党崩壊時に起こるであ…
2005年09月25日
XML
カテゴリ:カテゴリ未分類
さて、「かみぽこ政治学」です。

総選挙も自民大勝に終わり、
ようやく永田町に日常が戻りつつある
今日この頃、(苦笑)
永田町の人々の興味は

「ポスト小泉争い」

に次第に移っているようだ。

小泉首相の発言も、
郵政以後のポスト小泉争い
を意識したものとなっている。

9月12日の記者会見で小泉首相は、

「私の後の総裁、首相に
意欲を持っている方がかなりおり、
できるだけ活躍の場が与えられるよう
配慮していかなければならない」

と発言した。
(以上、「毎日新聞」より)

この小泉首相の発言ね、
みんなあんまり気にしてないみたいだけど、
これ、結構重大なのである。

なぜなら内閣総理大臣・自民党総裁として
組閣や党役員人事の話をする時に
ここまで踏みこんだ発言をしたのは、
実は過去ないはずなんだよね。

ご存知のように、
自民党の人事というのは従来、

(1)当選回数主義
(2)派閥順送り

この2つがいわば
制度化されていたのであって、
この制度の下、当選回数を重ね、
主要閣僚や党三役、派閥の要職を
歴任した有力議員が
総理総裁候補として
次第に認知されていき
最後にそういう総裁候補同士が
自民党総裁選を戦ってきた。

その意味で、ポスト小泉候補たちを
閣僚や党役員に並べて
よーいドンでその仕事ぶりを
競争させるというのは、
前代未聞である。

これは本来であれば、
党内大騒ぎになるはずなのだが、
それがならないのは、
やはり選挙で大勝したからだろうね。

更に、小泉首相は9月21日の記者会見で
今後の政権運営についてこう語っている。

「改革に終わりはない。
後を引き継ぐ方がより進めることができるような
基盤は作っておかなければならない。」

とした上で、

「1.内政課題
(1)まず特別国会で郵政民営化法案を成立させたい。
(2)その後、三位一体改革を年末の予算編成で具体化させる。
   公務員の総人件費、定員などにも引き続き取り組む。
(3)来年度予算編成は小泉政権にとって最後で大変大事。
   財政出動に頼ることなく、経済を活性化していく
   改革路線を後戻りさせない方向を示していかなければならない。
(4)民間活力を阻害しない金融体制のため、
   政府系金融機関の統廃合・民営化についても
   しっかりとした方針を打ち出したい。

2.外交課題
(1)国連改革は今次の国連総会では実現しなかったが、
   さらに強力な国連を目指して率先努力していかなければならない。
(2)テロ対策は国際社会の責任をいかに果たすかという
   観点から協力していく。
(3)北朝鮮問題は6カ国協議で合意をみたが、
   合意をいかに実行していくかということは
   まだまだ困難な問題がたくさんある。」
(以上、「毎日新聞」より)

うん。。。

「政局を意識することなく
政策を語ることはない」

小泉首相のことだから、(苦笑)
この発言は「ポスト小泉」への宿題を出したという
意味合いは多分にあると考えたほうがいいし、
そのほうが「頭の体操」をしていて
より楽しいだろうね。(苦笑)

私は昨年9月の内閣改造についてのエントリーで
「ポスト小泉」争いについて1度書いている。

「小泉人事の神髄:町村信孝外務大臣」
(以下、「町村エントリー」)

なんだけどね。それと今年4月に書いた

「谷垣禎一財務大臣に注目せよ!」
(以下、「谷垣エントリー」)

これも「ポスト小泉」についてのエントリーだね。
まあ、今日はこれらの延長線上で
「頭の体操」を楽しみたいと思います。(苦笑)

まず、小泉首相発言のうち、
「財政再建」「政府系金融機関の統廃合・民営化」
これから始めようと思う。

これは財務大臣の管轄であり、
現職は谷垣禎一氏である。

「谷垣エントリー」で書いたように、
小泉首相は政局運営上、
谷垣氏を非常に重要視していると
私は思う。

それは「最後の抵抗勢力」古賀誠氏と
彼が狙う「大宏池会構想」対策としてである。

総選挙後、古賀氏は完全に
小泉首相の軍門に下ったかのように見えるが、
いやいや、まだまだ彼は
完全には死んでいない。(苦笑)

どういうことかを説明しましょう。

先日、谷垣氏は小里派を継承し、
「谷垣派」が発足することとなった。

これによって、元々分裂前の「宏池会」会長であった
加藤紘一氏が派閥を離脱したわけだ。加藤氏は

「派閥を離れて自由に政策活動がしたい」

と一見クリーンなことを言っているけれども、
この加藤氏の行動は、
まだまだ自分は政治家として終わるつもりはない、
ということをアピールするものだろう。

なぜなら、谷垣派に「最高顧問」かなんかで留まれば、
もうそれで加藤氏は政治家として上がりであって、
あとは谷垣氏の天下取りを後押ししながら
「衆議院議長」就任くらいが待っているという感じだろうが、
谷垣派を離れれば話は違ってくる。ここで、

「大宏池会構想」

なのである。

「谷垣エントリー」で書いたが、
吉田茂の一番弟子とも言える
池田勇人元首相の「池田派」を源流とする
「宏池会」は保守本流のプライドの高い集団だった。

「加藤の乱」以後、ばらばらになってしまったが、
また一緒になりたいという意識は非常に強いわけだ。

そんな旧宏池会メンバーたちの意識を感じながら、
古賀誠氏は、政敵・小泉首相に対抗するため、
またポスト小泉の政局で主導権を握るため、
ばらばらになった旧宏池会を
また1つに統一したいと画策しているわけだ。
これが「大宏池会構想」。

加藤紘一氏というのは、古賀氏が考える
「大宏池会」結成後に担ぐ神輿候補の一人だった。
古賀氏は元々、誰を神輿として担ぐか
いろいろオプションを持っていたようだが、

「中二階組」:麻生太郎、平沼赳夫、高村正彦
「マドンナ」:野田聖子、
「旧宏池会会長」:加藤紘一

などいろんな想定をしていた。

しかし、郵政民営化を巡る政争の結果、
平沼氏、野田氏は政治的に脳死状態に陥り、
高村氏は影響力を完全に失い、
麻生氏は完全に小泉シンパとなってしまった。
そして加藤氏は谷垣氏に派閥の継承争いで敗れ。。。

全てのオプションは崩壊し、
古賀誠氏は終わったかのようだが、
実はまだ首の皮一枚つながっている。それが、

加藤紘一氏の派閥離脱、

なのだ。
先ほども書いたように、
もし加藤氏が派閥に残っていたら、
政治家として上がりなのだが、
派閥を離脱すれば
一概にそうとは言えない。

なぜなら、小派閥なら谷垣氏でまとまるだろうが、
大宏池会となったときに彼がまとめきれるかどうかは
未知数だからだ。

もっと、経験豊富な重量感のある神輿を
担ぎたいという話が出てくる可能性はゼロではない。

その時、加藤紘一待望論が出てくるかもしれないのだ。

加藤氏が派閥の最高顧問かなんかで
谷垣氏を後見する立場になってしまっていたら、
そんな待望論が出ても立場上固辞するしかないが
フリーな立場になっていれば、
それなら受けましょうかとも言えるわけだ。

繰り返すが、なにしろ旧宏池会のメンバーには
もう1度統一したい願望が強いわけで、
(谷垣氏とて例外ではない。)
谷垣氏の派閥継承で全てが終りではないので、
ここは一度身を引いておいたほうがいいというのが
加藤氏の判断だったのだろう。

そして、それはイコール、
古賀氏にとって小泉首相への
反転攻勢の一縷の望みともなるわけだ。

この加藤紘一氏の派閥離脱が
加藤氏自身の判断によるものか、
古賀氏となんらかの
話し合いをしたものかは
わからないけれど、
結果としてこれは
古賀氏の首の皮を
一枚残させることになっている。

逆に、谷垣禎一氏からすれば、
大宏池会が1つにまとまり、
自らがその領袖となれれば、
シンプルに考えて
総裁選の多数派工作で
有利になるのは間違いないから
当然それを目指すことになる。

そして、谷垣氏が誰もが納得する形で
領袖となるためには、
財務相として確固たる実績を上げ、
ポスト小泉候補の中で
抜きん出ることが必要だ。

しかし、「谷垣エントリー」で
指摘したけれども、
財務相というのは、
首相を目指す政治家にとって
実においしくないポストなのだ。

内政面でめちゃくちゃに批判されることが多いし、
特に財政再建や増税が政治課題のなった時には、
政治生命が吹き飛ぶことさえある
危険なポストである。

かつて首相を目指した政治家が
蔵相ポストで挫折した例は多い。
三塚博氏、武村正義氏、
宮沢喜一氏は消費税導入の時に
リクルート問題が出て辞職したし、
後に首相にはなれたけど、
竹下派の傀儡としてなれたもので
政治力がなかった。

財政再建や増税に取り組むと、
蔵相どころか内閣そのものを
吹き飛ばすこともある。
大平内閣(一般消費税失敗)、竹下内閣(消費税導入)、
細川内閣(国民福祉税導入失敗)、
橋本内閣(財革法、消費税率アップ)。。。

財政再建が最重要の課題であり、
将来の増税も視野に入ってくる
谷垣氏は政治的に非常に難しい立場と言えるし、
古賀氏が谷垣氏を厳しく批判し始めることも
ありえる。

なにしろ、古賀氏は

「庶民の味方、弱者の味方」

を標榜する政治家だからだ。

「庶民をいじめる大増税!」

という谷垣攻撃を
党内から起こす可能性がないとはいえない。

しかし、ここで小泉首相は、
谷垣氏をサポートする姿勢を
明確に見せているように思える。

「政府系金融機関の統廃合・民営化」

である。
まあこれは、元々郵政民営化の後に
予定されていたものだと言えば
それまでかもしれないけれども、
ここに来て小泉首相自らが

「次の重要な課題」

と強調し始めたのは注目に値する。

「増税の前にまず行革して税金の無駄使いをなくせ!」

これは、我々庶民が
増税を計画する政府に対して
何よりも最初に思うことだろう。

増税をやろうとする時には、
まず何よりも政府の無駄を切らないと
庶民は納得せんわけだ。

要するに、小泉首相が
政府系金融機関の統廃合・民営化を
強調し始めたのは、

「不人気な増税をやって政治的に傷つく前に、
谷垣氏には行革をやらせて得点を稼がせるぞ」

という政治的メッセージなのだ。

繰り返すが、
小泉首相は谷垣氏を政局運営上
非常に重視している。それは、

「谷垣氏が大宏池会をまとめることは
古賀氏を政治的に抹殺することにつながる」

からである。

そしてもう1つ指摘すると、
これは霞ヶ関の官僚組織にも
微妙な影響を与える。

おそらくであるが、
谷垣氏が後継首相となることは、
「省中の省」財務省にとって
まあ好ましいことであろうと思われる。

しかし、小泉首相の政治的メッセージは

「谷垣首相実現のためには
財務省としてはやりたくないだろう
『政府系金融機関の統廃合・民営化』
に取り組まざるを得ないですな」

ということであり、
財務省としては小泉首相から
微妙な牽制球を投げられたと
感じているだろうね。

まあ、1つ言っておくけど、
これはポスト小泉が谷垣禎一氏で決まり
ということではない。

あくまで小泉首相は
政局運営上重要だからというだけで
やっているのであり、
後編で書くけど、別に小泉首相は
谷垣氏にだけ塩を送っているのではない。

谷垣氏が後継首相の座をつかむには、
小泉首相から与えられた課題を
しっかりとこなして
実力を示さねばならないだろう。

めちゃくちゃ長くなりました。
まだ半分くらいなのだけれども。。。(苦笑)
続きは後編ということで。

それでは、また。






最終更新日  2005年09月26日 03時05分26秒



© Rakuten Group, Inc.