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2005年11月29日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
さて、ハンガリーから帰ってきて、
最初はこれからいきましょうかね。
一応「ハンガリー絡み」のエントリーです。

松山千春氏の楽曲を全く音楽理論的根拠のない、
私の勝手な解釈により紹介することで、
人生と恋愛を考える(?)このコーナー。

「生きがい」

まずはいつものように曲の世界から。

---------------------------------------
どこまでも青い 空は高く
やさしい日射しに 包まれて
はなやぐものは 何もないけれど
僕はこの町で 生きている
  名もない花に 春を感じて
  そよふく風に 夏を見つけた

ごらん遥かな 山は静か
めくりめく人の世を 見つめている

耳をすませば 川のせせらぎ
水の冷たさに 見送る季節
小さな夢を あたためながら
僕はこの町で 生きている
  散りゆく花に 秋を感じて
  雪の白さに 冬を見つけた

ごらん遥かな 山は静か
めくりめく人の世を 見つめている

  めぐる季節に 愛を感じて
  時の流れに 夢を見つけた

ごらん遥かな 山は静か
めくりめく人の世を 見つめている

小さな夢を あたためながら
僕はこの町で 生きている

ララララ ラララ ララララ ラララ
ララララ ラララ ララララ ラララ
ララララ ラララ ララララ ラララ
ララララ ラララ ララララ ラララ
ラーラー

(JASRAC許諾第J070214365号)
-----------------------------------

うん。。。

この曲は約400曲近くある
松山千春さんの作品の中で
そのスケールの大きさでは
随一と言っていい曲で、
ファンの支持も高く
コンサートのラストで
歌われることも多い。

そんな「生きがい」を
私はブダペストの街中で
なぜかふと思い出したんだよね。

今回の仕事では、

ハンガリー、スイス、チェコ、スロバキア、
スロベニア、セルビア・モンテネグロ、

などなどの国から来た人たちと
会う機会が多かった。

これらは、日本とは
あまり馴染みのない国々だが、
私がこれまで知っていた
英国などの人たちとは
ちょっと印象が違っていたんだよね。

日本に対する尊敬心を
(その発展やハイテクノロジー、
勤勉さなどなどについてのね。。。)
すごく素直に言ってくれるし、
自国の経済や社会の難しさも
(旧共産圏が多いしね。。。)
率直に話してくれる。

英国の人たちも基本的に
穏やかな人たちなんだけど
なんかちょっとギスギスした
プライドを感じる時があるんだよね。

「自分らが一番」

みたいな。
これは日本人にもあるよね。
日本人の場合は

「何でも一番になりたい」

という感じかもしれないけど。
経済でも政治でも技術でもスポーツでも
とにかく何でも世界で一番にならなきゃいけない、
なれないとわかると日本はもうダメだと
極端に悲観的に考える。。。

「失われた10年」という時代が
日本にはあったわけで、
やれ会社が倒産しただの
リストラされただの、
自殺者が急増しただの
あったわけだけれども、
そんなのこれらの国々の
人々からすれば
なんてことない話だ。

これらの国々は国が崩壊したり
分裂したりしたような話だったわけで、
その大変さは想像を絶する。

それでもこの人たちは
過度に悲観することはなく、
明るく生きている。

「名もない花に 春を感じて
そよふく風に 夏を見つけた」
「散りゆく花に 秋を感じて
雪の白さに 冬を見つけた」

なんかね、こういうことに
素直に「生きがい」を感じて生きている、
そういう感じがしたんだよね。

これは仕事で会った人たちだけではなくて
街中を歩いていてすれ違った人たちからも
同じように感じた。

先日載せた写真のように、
いかにも旧共産圏って感じの
薄暗い感じのする街なのだけれども、
それでも、その街に暮らす人々の
顔は決して暗くはない。

「はなやぐものは 何もないけれど
僕はこの町で 生きている」
「小さな夢を あたためながら
僕はこの町で 生きている」

本当にそんな感じがした。

日本は「失われた10年」を経て、
尚、世界第2位の経済大国だ。
それでも一番ではないと悲観し、
逆に経済や金融がよくなってきたことで
夢よもう一度みたいに言い出す人もいる。

「外国に追いつき追い越せ」と
一生懸命がんばって、
その目標がなくなって
迷走してしまったのに、
再び少し元気になってきたら、
また「外国に追いつき追い越せ」なのか。。。

そうではない「生きがい」も
あるような気がした。

アルバム「空を飛ぶ鳥のように野を駈ける風のように」収録   1979年5月25日発売
アルバム「季節の旅人」収録                    2001年3月31日発売                

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最終更新日  2007年04月08日 00時55分14秒



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