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2006年01月27日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
「嗚呼」っていうタイトルをつけるのは、

「嗚呼、野田聖子!:政治家における危機回避能力の大切さ 」

に続いて2回目だね。
これ「嗚呼シリーズ」とでも
名づけようかな。

好評「小泉が仕掛けた罠シリーズ」に続いて
いいシリーズになるかもね。(苦笑)

これから誰が「嗚呼」になるかな、
なんてね。

うひょひょ。。。

さて、堀江さんについて書きましょうか。
私は前から堀江さんについては
1度書こうといろいろ考えていて、
その機会を伺っていたのだけど
まさかこんなことになろうとは
考えてもいなかったね。

それで、元々考えていたものと
違う方向性で書くことに
なってしまうのだけれども、
まあせっかくだから
1度書いておいてもいいかと思うので、
こんなエントリーを
やってみたいと思います。

昨年、堀江さんがニッポン放送の件で、
世間を賑わすしていた頃だったかなあ、
私と会社の同期入社で
イスラエルで死の商人をやっている、
「かわぽこ」とロンドンでこんな話をした。

かわぽこ(以下W)「最近、堀江って奴が
日本にはいるらしいな?」

かみぽこ(以下M)「ああ、近鉄バッファローズを
買おうとしたりフジテレビに手を出したりして話題だ。」

W「しかし、あんなのは本当の商売とは言わんな。
敵対的買収なんてのは、80年代の話だ。
『時代の寵児』なんてのはおかしいな。
あれはただの『時代遅れな奴』だ。」

K「そう思うか?」

W「ああ。商売ってのは
会社を売ったり買ったりして
儲けるもんじゃない。」

K「ほう。」

W「本当に儲かる商売ってのは
希少価値がある商品の
独占販売権を取ることさ。」

K「例えば?」

W「今、旧ソ連圏の
ウクライナとかカザフスタンとか、
ウズベキスタンとか、
そういうところから若い商売人が
多数西欧やイスラエルに出ていている。」

K「へええ」

W「ぐちゃぐちゃになった国から出て行って
一旗挙げようって奴らだ」

K「そいつらは国を出て何をしてるんだ?」

W「いろんな商品の独占販売権を獲得して
一儲けしようとしてるのさ。」

K「商品ってのは、例えば?」

W「例えば地中海沿岸の塩、泥、オリーブ・オイル」

K「ああ。化粧品の原料になる。」

W「そうさ。これらは世界中の化粧品会社が
欲しがってるものだ。日本の化粧品会社もそうだ。
日本の化粧品会社は原料を加工して製品にする
能力には自信を持っている。

ところが、彼らは肝心の原料を
手に入れることができない。

日本の総合商社でさえ、
本当に品質のいいモノの販売権には
手を出せないからな。」

K「そういうモノの独占販売権を手に入れたら、
莫大な利益を得られるってわけか。」

W「その通りさ。独占販売権ってのは
一度手に入れたら圧倒的に強いからな。
独占だから、価格も崩れない。
何もしないでも商品が流れるだけで
金が入ってくるようになる。」

K「しかし、そんな独占販売権って
どうやって手に入れるんだ?」

W「それは簡単にはできんな。
全知全能を振り絞って
ありとあらゆる人脈を使ってって
ことになるな。(笑)

いずれにせよ、商売ってのは
いいモノを見つけること
いいマーケットを見つけること
そしてその間を結びつけて
販売権を取る事。

それが一番儲かる。」

K「なるほどな。」

W「まあ、時代遅れの乗っ取り屋が
しかも日本国内だけで
小さなことやってるだけの奴が
『時代の寵児』とは笑っちゃうよ。」

うん。。。

本当はね、ここから更に話を展開して
堀江さんが時代の寵児なんて
ちゃんちゃらおかしい、という
話をしたかったんだよね。

ところが、その前に
堀江さんが勝手にコケちゃった。。。(苦笑)

だから、ちょっとここからは
話を変えたいと思うんだけど、
この堀江さん逮捕の話で
私が気になるのは、

「汗水たらして働くのが日本人だ」

と、知ったような顔で言う
じいさんたちが
現れ始めたことだね。

もちろん、「汗水たらして働くこと」
は尊いことだと私も思う。

しかし、ただ働くことだけに没頭して
そうやって稼いだお金については
余計なことを考えず
郵便局や銀行に預けましょう、
昔の清貧な日本人に戻りましょう
みたいなことを
訳知り顔で言うのは
どうかと思うね。

かつて、国民が汗水たらして働いて
郵便局や銀行に預けたお金は
いったいどうなったのさ。

ご存知の通り、
郵便貯金ってのは大蔵省を経由して
無駄な特殊法人や公共事業に流れて、
借金の山になったわけだ。

その上、特殊法人に移った天下り役人の
想像を絶する額の退職金として
その金は流れていたわけだ。

今は一応制度が変わっているけど、
それでも郵貯は国債や財投債を
買ってるわけだろ。

銀行はバブルの時代に
例えば尾上縫だの小谷光浩だの
桃源社の社長だの

『バブル寵児』

とか呼ばれた、今から思えば
わけのわからん人間に金を流して、
その金はどこに行ったか
わかんなくなっちゃったわけだろう。

そんなこんなで国民の稼いだお金で
メッチャクチャやっといて、
自分らだけ甘い汁を吸っていたっていう
じいさんどもがが
「汗水たらして働くべき」とか
言っているのだ。

実際、桃源社絡みで証人喚問まで受けた
政治家がいろいろ言っているじゃないか。

私らは「失われた10年」と言われた時代、
じいさんどもが失敗の限りを尽くす中、
現場の最前線で右往左往していたのだ。

こんなじいさんどもが
「汗水たらして働くべき」
などと言っても、
一点の曇りもなく
私は信用できない。

じいさんどもが言っていることは、
国民をまた汗水たらして働かせて
その金をまたポケットに入れよう、
夢よもう一度、としか
私には聞こえない。

堀江さんがやったことが犯罪行為なら、
それは全く肯定されるべきことではないが、
それと日本人のあり方みたいな話は
全く別の次元の話である。

そして、それ以上に
私が懸念しているのは、
かわぽこの話、
そしてバブル時代の話と
関連するのだが、
堀江さんの事件のせいで、

「日本人がまた金の使い方を
学ばないままで終わる」

ということだ。

バブル経済というのは、
経済学的に言って、
それ自体問題があるのは
間違いないけれども、
私はそれ以上に、
あの時日本人の手元に
集まってきたお金を
どう使ったらいいかがわからず、
結局先程書いたように
お金が闇に消えてしまったことが
問題だったと思う。

英国の話にするけど、
この国はいわゆる

「大英帝国の遺産で食ってる」

と言われていて、
製造業がろくにないのに、
旧植民地からの上前を撥ねて
生きているということなのだが、
私はこの国に来た当初、
それを批判的に見てきたし、
「英国政治ウォッチング」等でも
そう書いてきた。

しかし、私は在英6年目の今、

「遺産で食えることの凄さ」

を、つくづく感じてことが多い。

「大英帝国の遺産」とは、
要するに世界中のいい物を押えて
それを「英国ブランド」として売る
あるいは英国資本の会社を通して売る、
そうして儲けた金を更に
いい物を持つ会社に投資して
またそれを売る。
そうしてどんどん
資金を膨らませていく。。。

英国は今、ものすごく景気がよく、
ポンドも他の通貨と比べて
異常と思われるほど突出して高い。
一部にはバブルと言われているが、
しかしそれが崩壊する気配は全くない。

「英国人は金の使い方を知っている」

こう思わざるを得ないような
英国の状況なのである。

要するに、
この英国の話にしても、
冒頭のかわぽこの話にしても
言えることは、
こういう手にした金が
もっともっと増えていくような
金の使い方を知ることが
大事なのであって、
金を持つこと使うことそのものが
悪いことではないのだ。

日本経済は今、ようやく
「失われた10年」から
脱出の兆しを見せている。
今度こそ、バブル時代に学べなかった

「お金の使い方」

を学ぶチャンスだったかもしれないのに、
企業乗っ取り屋のなり損ないでしかない
ただの小物で時代遅れの男が現れて
時代の寵児と呼ばれ
あれがいい金の使い方だと
勘違いする人が増えて、
ましてその男が逮捕されてしまって、
儲けた金をいろいろ使うこと自体が悪になって
清貧な日本人に戻れみたいな話になって、
せっかくのチャンスを逸することになるのなら、
こんな残念無念なことはないだろう。

「汗水たらして働け!」

一見もっともらしい
じいさんどもの能書きによって

「額に汗して働いて、
お金をまじめにお上に預けたら、
そのお金はお上がちょろまかして
どこかにいっちゃった」

馬鹿を見るのはまじめな人だけ、
そんな世の中に戻るのだけは
たくさんだと思うね。

それでは、またね。







最終更新日  2006年01月27日 23時06分04秒


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