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2006年05月01日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
さて、「かみぽこの研究生活」なのだけれども、
私も一応この博士論文が終わったら、
食べていかないといけないので、
次のことも考えていろいろ動こうとはしている。

まあ、要は職探しなのだけれども、
ガチンコで公募に出すこともありゃ
いろいろなつながりで
お願いしている部分もある。

それでまあ、
ガチンコでもそうでなくても、
応募書類は出したりしなきゃ
ならんのだけど、
いろいろ募集を見ているとね、
「履歴書」みたいな
定番の書類に加えて、

「教育への抱負」

みたいな文章を
出さなきゃいけないことが
あるらしい。

なんやねん、教育への抱負って。。。(苦笑)

日本で助手とかして
下から上がってきた人間なら
わかるんだろうけど、
なんせこっちは
サラリーマンをしていて、
外国の大学に
いきなり入った人間だ。

日本の大学での教育って何??(苦笑)

って感じでちんぷんかんぷんである。

そこで、ちょっと知り合いに聞いてみた。

「それでは、
同僚にも聞いてみて
何を書いたらいいのか
返事をします。」

ということだったんで、
それでは悪いと思って、

「まずは自分で書いてみます。
その上で助言をいただければ」

と返事をした。
まずは自分が思うことを文章にしてみて
知り合いに見てもらうことにしたんだね。

何にも分かりませんって
1から10まで聞くわけには
いかないからね。(苦笑)

知り合いは快諾してくれた。

まあ、書いたことはこれまでに
このブログで書いてきたことでね、
皆さんおなじみの私の意見だと思う。

それと、こんなの企業秘密で
ブログで出していいのって
思う人もいるかもしれないけど、
多分、これって応募書類としては
とんちんかんなもんだろうし、
どうせ知り合いから
根本的に直されて
原型をとどめないだろうから(笑)
まあ、いいでしょう。

ということで、

「かみぽこの教育への抱負」

です。(苦笑)

-------------------------------------------
現在、日本の教育では、
情報化・国際化が急速に進展している
21世紀を生きる力として

「判断力」や「コミュニケーション力」を、

学生にいかに習得させるかが
重要な課題となっていると思います。

私が大学での教育に携わる際に考えますことも、
学生がどんな社会に進もうとも
必要になってくるこれらの力を、
大学での教育を通じて
いかに身につけさせるかということです。

私は、「基礎を重視した教育を行う」ことが
大切であると考えます。

そして、私の考える「基礎」とは、

「論理的思考の型」と「論理的思考のための知識」

です。

私は2000年7月より、
英国芸術会館大学大学院・政治・国際関係学部に在籍し、
英国の大学教育に接する機会を得ました。
一般的に欧米人は日本人と比べて
「判断力・コミュニケーション力」が
優れていると考えられることは多いと思います。

そして、英国をはじめとする欧米の教育には、
これらを習得できる教育システムがあると
考えられています。
その英国の教育について、
私が非常に印象深く感じましたことが、
英国では基礎を重視した教育を
行っているという事実でした。

英国の大学院に
私自身が入学して経験したことですが、
大学院修士課程では、
コースの最初の頃の授業で
「論文の書き方」を丁寧に指導します。

論文は「序論→本論→結論」の構成に
なってないといけないこととか、
序論ではこの論文で書かれる内容が
全て要約されて入ってないといけないこととか、
結論で本論になかった内容が
新たに入ってはいけないこととか、
論文の形式には様々な決まり事があるのですが、
それを講師は何度も繰り返し
学生に説明するのです。

つまり、「判断力」と「コミュニケーション力」の
元となる論理的な思考とは、
決して自由に個性的に考えさせることから
生まれるものではない。

むしろ英国では、論理的思考のやり方について
1から10まで徹底的に型通りに子供に教える。
徹底的に型にはめて、その型通りに
論理を展開していくことを要求するのです。


私が大学院修士課程時代に経験したことについて、
もう1つ申し上げます。
修士課程のコースは最初、
西洋哲学の基礎理論を勉強することから始まりました。

社会学、政治学、哲学、歴史学、人類学、文学など
文系の学部はほとんど同じです。
これは、現代ではこのように細分化された
学問分野も根本的な理論は同じで、
それを理解しないと全てが始まらないという
考え方なのだと理解しています。

これは、例えば政治であれば
日米外交や北朝鮮問題など、
社会学であれば女性の人権とか、
ホモセクシャルの問題とか、
現代的なテーマに興味がある
学生にとっては非常に厳しく、
特に留学生にとっては
非常に厳しいものですが、
英国で学ぶ時に避けて通ることは
許されません。

これに付け加えますと、
社会科学でも経済学は少し違っていて、
こういう哲学的なことを教わらない代わりに、
コースの始めに経済学の分析に不可欠の
「数学」を嫌というほど徹底的にやらされます。

つまり、英国の教育では
論理的思考の基礎となる
知識を身に付けさせることに
かなりの時間を費やしているのです。

学問というのは、勝手に思いついたことを
話したり書いたりするものではないわけですから、
これは当然の考え方であると思います。

一般的に英国の教育では、

「知識(あるいは記憶)より、
自分の考えをしっかり持ち、
議論できることを重要視する」

と日本で一般的に理解されていると思います。

しかし、英国の教育の実態は、
「知識や記憶」を非常に重要視しているのです。

判断力やコミュニケーション力の元となる
論理的思考の進め方の「型」、
論理的思考の元となる
「基本的知識の習得」に
多くの時間を費やすのが英国の教育です。

英国の教育では、基礎が身についてこそ、
初めて個性を発揮できるという考え方なのだと、
私は理解しています。

私は大学教育に携わる時には、
英国での経験を生かし、学生が
「論理的思考の型」と「論理的思考のための知識」を
身につけられるための工夫をしたいと考えます。

授業に関連する推薦図書の紹介、
レポートなどの課題はただ学生に与えるだけではなく、
その図書において理解すべき点を明快に示すこと、
課題はその書き方をしっかりと教えることなどに
留意したいと思います。

そして、21世紀の情報化、国際化に対応する
「判断力」や「コミュニケーション力」を持ち、
いかなる社会に出ても活躍できる
基礎を身につけた若者を育成したいと考えます。

-------------------------------------------

うん。。。

いつもの文章より
ちょっと堅くて
読みにくいね。。。(苦笑)

うひょひょ。。。とかなしの
堅い文章もその気になったら
書けるんだよ。(笑)

これでええんやら
悪いんやら
ようわからんね。

まあ多分、型破りだろうね。(笑)

まあ、なんかこれって
おかしいんじゃないのとか
こうしたほうがいいとか
ありましたら、
教えてくださいませ。

それでは、またね。

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「かみぽこの研究生活」バックナンバーはこちら。





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最終更新日  2006年05月01日 20時50分25秒



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