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2006年06月27日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
今回のW杯、特に例の

「ヒディンク・マジック」

に、相手が仕掛けてくるのが
わかっているというのに、
思い切りやられちゃったもんで、

「情報収集と分析の能力」

が問われちゃってるけれども、
私が思うに、敵のことを知る以前に
味方の能力すら把握できてなかったんだから
どうしようもない。。。(苦笑)

おそらく監督やスタッフから、
多くのサポーターまで

「稲本君は時間稼ぎに使われる
単なるバック・アッパー」

という認識だったわけでしょ?(苦笑)

「試合に出場したが得点に絡まなかった」
「途中出場した」
「出場しなかった」

稲本君については
よほどサッカー好きの人以外には
こういうマスコミ報道しかないわけで、
日本のサポーターの皆さんが
そう思うのは仕方ないと思うけど、
監督やスタッフまで
稲本君の能力を
「バックアッパー」としてしか
把握できなかったってのは
どういうことなんだろう。。。

『稲本君個人としては
内容の濃いシーズンだったのは
間違いない。』

『22試合出場(うち16試合先発)は
日本のマスコミはなんだかんだ言うけど、
イングランド・プレミア・リーグで
プレーとしてこれは
すごく立派な数字ですよ。

笑われるかもしれないけど、
私は今期の日本人選手(海外もJリーグも含む)の
MVPは稲本君だと真面目に思っている。』

『大体、日本のマスコミは
海外リーグは全部一緒くたにして
リーグのレベルの違いを
考慮しなさすぎ。』

『プロ野球に例えるとね、
日本のJリーグは多分、台湾プロ野球くらい。
スコティッシュ・プレミアやフランスリーグは
韓国プロ野球ぐらいだよね。
フランスは日本のプロ野球に
近づいているかも。。。

高原のいるドイツ・ブンデスリーガってのが
日本のプロ野球くらいだよね、多分。。。

そして、イングランド・プレミア
イタリア・セリアA、
リーガ・エスパニョーラってのが
アメリカ・メジャーリーグに
相当するわけ。』

『日本のプロ野球に見向きもされない外野手が
台湾プロ野球で常時出場して活躍したとするよね。

その彼が、WBCの代表を選考するときにね、

「メジャーで常時出場してない
田口(カージナルス)より、
常時出場している僕のほうが上だ!
僕を使うべきだ!!」

と主張したら、どうです?

笑い飛ばして終わりでしょう。(苦笑)

稲本君より福西君がいいかも、
なんてのはそういう
笑い飛ばして終わる類の話です。』

(以上、2006年5月11日
「稲本潤一はご近所様♪:『海外に挑戦』だけでなく。」

うん。。。

これ、書いた当初は笑った人が
多かったと思うけれども、
今だったらほとんどの方に
同意していただけるのではないかな?

私は、稲本君が
世界最高峰のプレミアリーガーとして
普通にやっていることを伝えてきた。
(2006年3月21日
「稲本潤一はご近所様♪:普通にプレミアリーガーであること。」
2006年4月2日
「稲本潤一はご近所様♪:たとえ試合に出なくても。」
2006年4月16日
「稲本潤一はご近所様♪:『見せ場』より大切なこと。」

でも、こんなことね、
サポーターやマスコミはともかく、
日本代表の監督やスタッフならば
いくら地球の裏側のことだからって
当然分析して把握してなきゃ
おかしいでしょ。

プロなんだから。。。

ところが実際には
オーストラリア戦には
稲本君を起用せずに惨敗し、
クロアチア戦の前半が終わって、
ここで中田ヒデさんの
ジーコ監督への直訴があって、
初めてほとんどしぶしぶに(?)
福西君をあきらめて
稲本君の起用を決断したと
いうことらしいじゃないの。。。(苦笑)

稲本君起用の結果は、
言うまでもない。
以下、私のこのエントリーから
少し長くなるけど引用する。
(2006年4月24日
「稲本潤一はご近所様♪:修羅場に身を置いてこそ。」

『とにかく今、多分
WBAのチーム内は
修羅場なのだと思う。

稲本君はとても不運な状況に
置かれているような感じがするが
しかし、これは一方で
本当に貴重な経験なのだと思う。

人間というのは
うまくいっている時には
勢いに乗って
何でもできるような気になるし、
多少間違っても
その勢いでごまかせる。

しかし、修羅場に置かれた時には
一切のごまかしは効かない。
そこで何ができるかということで
人間性の本質が問われる。

試合だけではなく、
試合の準備をする日常から
本当のガチンコの勝負が
そこにはあるのだ。

今の日本代表で、
稲本君ほどの厳しく
貴重な経験を積んでいる
選手が他にいるだろうか。

W杯の試合で、
好きなようにボールを
コントロールできたり、
攻撃を組み立てたり
できるわけがない。

すごい圧力をかけてくる
相手を受け止めて
それを跳ね返して
少ないチャンスを
ものにするしか
活路はないのである。

多くの選手、
特に「国内組」は
そんな経験がない。

親善試合なんて適当だし、
コンフェデのブラジル?
松田直樹が言った通りだと思うよ。

「ブラジルは手を抜いていた」

「マイアミの奇跡」を経験した
松田の言葉には説得力があるわね。

ジーコはその松田を呼ぶ気は
最後までないらしいが。。。

とにかく、W杯で試合が始まったら
考えたこともない圧力を受けて
ビビって逃げたくなる選手が
多いんじゃないかと思うよ。

W杯本番ってのは
きれいごとじゃすまない。
ここは、

「強力イナモト」

の出番しかないと思うよ。
(もう、ちょっと古い?=笑)

まあ、繰り返すけど、
今の稲本君の状況は
確かに格好はよくない。

しかし、これほど苦しい経験を
そして、これほど貴重な経験を
積んできている日本人選手は
稲本君の他には絶対にいないのだ。』

。。。もう何も言うまい。(苦笑)

ただ、私はジーコ監督の選手選考、
いわゆる「実績主義」とか「序列主義」と
呼ばれるものについては、
それ自体は肯定的に考えている。
(2005年3月30日
「ジョー・コール、代表20試合目の歓喜!」

W杯でいいパフォーマンスを見せている
ジョー・コールについて書いたものだけど
彼がイングランド代表で
なかなかレギュラーを
獲れなかった時のことを
書いたんだけどね。

『今日私が指摘したいことは、

「イングランド代表で
レギュラーを獲ることの厳しさ」

である。

それは、チーム内の競争が厳しいというだけではない。
ちょっとクラブや親善試合で活躍したくらいでは
サポーターやマスコミがレギュラーとは認めない
という厳しさがあるということである。』

『ジョー・コールなど
イングランドで控えの選手が、
レギュラーになかなか入れないからといって、
モティベーションが下がったなんて話、
全く聞いたことがない。

彼らはレギュラーに使ってもらえるまで、
親善試合の後半にゴールラッシュを続けるだけだ。
それがイングランド代表の誇りである。』

私は「実績主義」「序列主義」は
どこの国の代表チームでも
常識的な選考方法だと思うので、
それ自体が問題だったとは思わない。

問題だったのは、

『翻ってどこかの国である。

(中略)

ありましたねえ。
「海外組」が召集されると
ほぼ自動的に控えに回される
「国内組」がやる気をなくすとか
いう話が。。。』

という、選手の側の
甘い考えだったと思う。

ジーコ監督が期待する
成熟したプロフェッショナルとしての
振る舞いを理解できなかった選手に
問題があったのだということだ。

そして、そんな選手たちを批判するどころか
むしろ支持していたサポーターやマスコミの世論、
そしてそんな世論に迎合した(と私には思われた)
監督にはとても残念に思う。

私は別にこのエントリーで
これまで言ってきたことが
当たったと言いたい訳ではない。

これは政治評論じゃないんだから。。。(笑)
私はプロじゃない。

素人の私でも普通に考えれば
わかるようなことから
監督も選手もサポーターもマスコミも、
どういうわけかみんな
目を背け続けてきたんじゃないか
ということだ。

でも、みんな実はこんなこと
内心わかっていたんでしょ?(苦笑)

このW杯の結果を受けて、
何よりもまず考えないといけないのは
ここだと思うけどね。

「なぜみんな黙ってしまったのか。。。」

ここを突き詰めて考えないと
これからも何度でも
同じ事が繰り返されるよね。

それでは、またね。

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「稲本潤一はご近所様♪」バックナンバーはこちら。





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最終更新日  2006年07月18日 08時15分54秒



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