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2006年07月12日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
松山千春氏の楽曲を全く音楽理論的根拠のない、
私の勝手な解釈により紹介することで、
人生と恋愛を考える(?)このコーナー。

5月31日に発売された
松山千春さんのデビュー30周年記念BOX

「再生」

でね、日本のスタンダードともいうべき名曲10曲が
新たな千春さんのナンバーとして蘇りました。

今日はその中から、この曲

「卒業写真」

まずはいつものように曲の世界から。
(作詞は荒井由実)
----------------------------------------------------------------------
悲しいことがあると開く皮の表紙
卒業写真のあの人はやさしい目をしてる

町でみかけたとき何も言えなかった
卒業写真の面影がそのままだったから

  人ごみに流されて変わってゆく私を
  あなたはときどき遠くでしかって

話しかけるようにゆれる柳の下を
通った道さえ今はもう電車から見るだけ

  あの頃の生き方をあなたは忘れないで
  あなたは私の青春そのもの

  人ごみに流されて変わってゆく私を
  あなたはときどき遠くでしかって

  あなたは私の青春そのもの

(JASRAC許諾第J060213317号)
----------------------------------------------------------------------

うん。。。

千春さんが他人の曲をカバーして
アルバムを出すのは初めてだね。
(これまでにシングルB面で
下田逸郎さんの「踊り子」という曲を
カバーしたことはあったけど。)

このカバー曲についての考え方は
ファンの皆さんでもそれぞれなんだろうね。

「千春さんの曲と考える人」
「カバーなんて千春じゃないと考える人」

私はね、千春さんの曲として
暖かく迎え入れたいと
思ってるんだよね。

このカバー10曲ってのは
千春さんが特にデビュー前に
強い影響を受けたとされる
人たちの曲だからね。

千春さんの思い入れが入った曲だ。
だから千春さんの曲、
それだけ!(笑)

まあ、自分としても
泉谷さんの「春夏秋冬」とか、
こうせつさんの「妹」とか、
元々大好きな曲が入ってるからね、
これらが

「松山千春さんの曲」

ということになると、
なんかうれしいよね。

さて、今日はその中から

「卒業写真」

を取り上げたいのだけれども
それは今週が実は
うちの学校の

「夏の卒業式」

だからなんだよね。

まあ私は6年間も
うちの学校にいたわけだから、
いろんな人の卒業を見てきたわけだ。

学部生、修士課程、博士課程の人
ほんとにいろんな人がいたのだけれども、
基本的に彼らに対する僕の思いというのは
一言で言って、

「尊敬心」

ということになる。

だってね、彼らのほとんどがね
私より若くして留学を始めているのだ。
学部生は言うまでもない。
修士課程だって、
博士課程でさえ、
私が英国に来た32歳よりは
若い人がほとんどなのだ。

これは素直にすごいと思うんだよね。。。

私が彼らの年齢の時に
何をしていたか。。。

10代や20代前半の学部生の頃、
20代中盤の会社員時代、
向学心なんてさっぱりだったし、
ましてや海外に出ようだなんて
想像を絶してたね。

田舎もんだからね、
東京に出ただけで
えらいことだったんだから、最初。。。(苦笑)

それを考えたらね、
うちの若い人たちがね、
海外に出ようという
志を持つこと自体が
私には尊敬に値するように思える。

よく企業派遣なんかで来る
年長者の留学生がね、
(年長者っていっても
ほとんど私よりは若いんだけど)
若い人にいろいろ言うときがある。

「礼儀がなってない」
「常識がない」
「社会の厳しさを知らない」

それで若い人たちが萎縮しちゃったりすることが
これまでもあったりしたんだけどね、
まあ、そりゃ年長の方々の
言う通りではあったりするんだけど、
1つだけ言いたいことはね

「あなたがこの若い人達と
同じ歳だったころ、
どうしてましたか?」

ってことなんだよね。

海外に留学なんて志、
持ってなかったでしょうよ。
だから今、年長者になってから
留学しているんだから。

社会の厳しさとか
礼儀なんてのは
そりゃ歳食ってる分
知ってるだけのことで
若い人も歳食えば
自然にわかるだけのこと。
なにもえらいわけじゃない。

それより私は、
自分が同じくらい
若かった頃のことを考えたら
若い人達のことを
素直にすごいなあと思うんだよね。

だから、「お引越し。」みたいに、
彼らのことは出来る範囲で
なんでもやってあげたいと思ってきた。

そして、そんな若い人達を見ていて
もう1つ私がいつも思うことがある。

それはね、彼らってのは
いずれ私を抜いていくってことだよね。

そりゃ彼らみんなが
研究者になるわけじゃないし
抜いていくったって
確たる基準があるわけじゃないよ。

ただ、彼らは若い分
私よりいろんな可能性がある。
私が失敗したことや
今からじゃできないことにも
これから挑戦できる。

そういう意味で、
彼らは私を抜いていける人達だし
抜いていってほしいと思うんだよね。

私は20代の頃はね、
立身出世っていうかね、
上を目指し続けたのだけど
結局うまくいかなかった。

仕事のプレッシャーがきつかったり
人間関係とかね、
わずらわしいことに
神経をすり減らしたりして、
性格とか変わってしまった
ところもあったね。

上を目指すことの
むなしさも知ったと思う。。。

まあ、それからやり直した
6年間だったけど
正直、もう立身出世みたいなものには
興味はない。

もう、これからは
そういうものとは関係なくね
自分の好きなこと、
やりたいことを
やっていきたいんだよね。

それで食べていけるだけの
お金になるのなら
いいと思ってる。

そして、私を追い越していくだろう
若い人たちの成長を
見ていきたいんだよね。

忙しそうにしてる奴らのところに
ふらっと

「元気か?」

とか言いながら行ってね、
それで飲みに行って

「政局!政局!!うひょひょ。。。」

とか、一方的に大演説をして
迷惑がられるとかね。。。(苦笑)

まあ、そうは言いながらね、
彼らもかつての私のように、
日々忙しい中で
プレッシャーやわずらわしさを感じて
学生時代とは変わっていくことも
あるだろうね。

私はそんな彼らにね
いろいろ言うでなく、
ただ明るく大演説をしながら、
彼らをずっと見ていたいと
思っているんだよね。

それでは、またね。

アルバム「再生」収録         2006年5月31日発売

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「松山千春」バックナンバーはこちら。





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最終更新日  2006年07月12日 07時56分49秒



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