5469819 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

かみぽこぽこ。

PR

X

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール


かみぽこちゃん

フリーページ

お気に入りブログ

ホームページ 田中およよNo2さん

暮らしごと 千佳りんさん
中年よ、大志を抱け! 断言児さん
じょん・どー PhDを… じょん・どーさん
エッジ・ランナーズ 猫ジャラしマスターさん
かっちゃんの~1歩… katsuchan55さん
~ももの新たなる旅… もも1016さん
人生やだとはいえな… やだやだもんさん
講師の花道 教師Aさんさん
愛国、日本 パボアホイジオタさん

コメント新着

 ダンスインザダーク@ 政府税制調査会は何をしたか? 結局、政府税制調査会はこっそりと増税し…
 まくらん@ ・・・ かみぽこちゃんさんのブログは、小泉政権…
 まくらん@ ・・・ かみぽこちゃんさんのブログは、小泉政権…
 タカダ@ アクセス数  アクセス数には、アンテナに登録して放…
 ゴルゴムの仕業だ@ 狂信者に薬は効かない…どうしてこうなった かみぽこさんは民主党崩壊時に起こるであ…
2006年07月17日
XML
カテゴリ:カテゴリ未分類
さて、「稲本潤一はご近所様♪最終回」後編です。

「日本人に合ったサッカーとは」

というのが
巷の話題になってると思うので、
これについて書いたみたい。

新しく日本代表監督に就任した
オシム氏が「走れ走れ」の
サッカーをやるということで、

「日本はカウンター・サッカーを
やるべきだ」

みたいな意見も評論家から
出てきているみたいだけど、
ちょっと待ってよ、
と言いたい。。。(笑)

日本にはカウンター・サッカーは
できないと思う。
また、それをやろうとしたら
世論の激しい批判を浴びるだろうね。

その理由はとりあえず置いといて、
最初にこれまで何度か書いてきたことを
振り返ってみたいと思う。
(2003年3月29日
「欧州選手権予選:イングランドVSリヒテンシュタイン」
2005年9月8日
「イングランド代表:みんな偉いさんになっちゃって。。。」

私は英国に来てサッカーを観て
何よりも強い印象を受けたのが
欧州のサッカー中堅国の戦い方だった。

私はイングランド代表と欧州中堅国が
W杯やEUROの予選で戦うのを
何度も観たのだけれども、
とにかくまずもって言えるのは
イングランドが楽に勝たしてもらった試合など
1つもなかったということ。

中堅国はまず守りをがっちり固めてくる。
イングランドはボールを回すことはできるが
なかなか得点を挙げることができない。
そのうち、中堅国は深く守ったところから
するどいジャブのようにカウンターアタックを
繰り出してくる。

へたをすると失点する。

時には引き分けに持ち込まれたり、
負けてしまったりすることがある。

これはイングランドだけではない。

欧州の強豪国はどこも
W杯やEUROの予選で
意外なほど苦戦をする。

予選を勝ち抜けず、
プレーオフに回ったり
へたをすると
予選落ちすることもよくある。
(2002年W杯のオランダなど典型パターン)

逆に、中堅国が堅い守備をベースに
鮮やかに予選を突破することもある。
今回のW杯でいえば
クロアチア、セルビア・モンテネグロ、
プレーオフ経由ではあったけどスイス。。。

私は常々、この欧州中堅国の
強豪相手のしたたかな戦い方が
日本代表の参考になると書いてきたし、
欧州中堅国と多く試合を
組むべきとも書いてきた。

実際、日本代表は欧州中堅国の
したたかさの洗礼を受けたのを
私はこの目で見た。
そう、2004年に5月に
マンチェスターシティで観戦した

「アイスランド戦」

であった。

この試合ね、
アイスランドはEUROに出場もしないし、
欧州各国のリーグ戦が終了した直後でもあって、
選手たちのやる気のなさたるや
すさまじいものがあった。(苦笑)

しかし、私はこの試合について
こんな風にエントリーに書いていた。
(2004年6月3日
「日本代表英国遠征、本当の意義」

『アイスランドが、
コンディションが非常に悪かったにも関わらず、
時折ひょいっとロングパスを前方に送り、
FWの頭に合わせて危険な場面を何度も作っていたこと。

そして結果として、3-2の接戦。
コンディションが悪くても試合の形を作った
欧州のチームらしいアイスランドのしたたかさ。
ゲームを完璧に支配しながら接戦に持ち込まれてしまった
日本の青臭さ。。。

これがこのゲームのポイントなのだと思う。
日本は欧州サッカーの奥深さを痛感されられたと
私は感じています。』

うん。。。

こういうコンディションが悪くて
やる気がなくてもなんとかかんとか
試合を形にするしたたかさがね、
これがW杯やEUROの予選という
真剣勝負になると
強豪国を苦しめるサッカーに変わる。

日本代表が世界と戦っていくために
こういうしたたかな戦い方を
学んでほしいと私は思った。

しかし、今は少し考え方が変わったんだよね。
日本にはこういうしたたかな戦い方は
難しいんじゃないかと思うようになった。

その考えが確信となったのは
W杯の「日本VSブラジル」を観た時。

このW杯でブラジルが
その実力を発揮したのは
日本戦だけだったと言われているよね。

そりゃそうだろう。

だって、ブラジルが戦った5試合。
強豪国同士の激突だった
準々決勝のフランスを除けば、
まともに正面からブラジルと
打ち合おうとしたのは、
日本だけだったのだから。

なんで日本はブラジルと
打ち合おうなんて無謀なことを
したのだろうか。

2点差をつけて勝たないと
いけなかったからか?

だけど、圧倒的攻撃力を誇る
ブラジル相手に2点差つけるには
むしろ守りをがっちり固めて
点をとられないようにしながら
すばやいカウンターを繰り返すような
戦い方を考えないと
いけなかったんじゃないだろうか。

ブラジル相手に3点も4点も
取れるとは考えがたいのだから。。。

しかし、日本は真正面から
ブラジルと打ち合おうとした。
私は思うんだけれども、
日本は本気で2点差つけて
ブラジルに勝とうとしたんじゃ
ないような気がするんだよね。

日本の本音は

「ブラジルにどこまで通用するか
挑戦したい」

ということだったんだと思う。
本当に心の底から
命がけで決勝トーナメントに
生き残りたいのだったら、
あんな馬鹿正直な
戦い方はできないはずだ。

私はこのブラジル戦に
日本の戦い方というものが
典型的に現れたと考えている。

日本というのは
守りを固めてというような
「弱者の戦い」を
好まないんだよね。

それよりも相手に
正面から対等にぶつかって
戦うことを好む。
その結果、
無残に敗れることになっても
あまり気にしない。

逆に言えば、
どんなに格好が悪いことをしてても
生き残ろうとする執念がない。

それはなんでかというとね、
おそらくなんだけれども
日本民族が外国に占領されたのが
歴史上わずか6年間だけ、
という経験によるものだと思う。

どこかの国に支配されたという
経験がほとんどないから、
どこの国に対しても
対等でありたいと考える。

ただね、完全に対等であると
考えているわけではない。
対等でありたいと
考えているのであって
どこか外国に対して
コンプレックスがあるのも事実。

だから、

「外国に挑戦して
対等になりたい」

のが正確な言い方になるかな。

そして、どこかの国に支配されて
厳しくつらい思いをしたことが
ほとんどないから、
生き残ることに執念を持たないので、
無邪気に挑戦して
敗れることに
恐怖心を持っていない。

これに対して、
欧州の中堅国というのは、
歴史上何度も大国の支配を受けたりという
厳しい経験をしているので、
大国に対して弱者として
知恵を絞って
どんな格好が悪いことをしてでも
生き延びていくことに
抵抗感がないのだ。

だから彼らは
どんなに格好が悪くても
守りを固めての
カウンター・サッカーを
最後まで貫ける。

逆に、日本人には
「カウンター・サッカー」という
弱者の戦い方を受け入れるのは
難しいことなのではないかと
私は思う。

たとえ目先の勝負で
強豪国にいい試合をしたとしても、

「カウンターで勝っても
長期的な強化に展望がない」

とかなんとか、
いろんな批判が出てくるだろう。

しかし、かつてユーゴスラビアの監督だった
オシム氏が日本にもたらそうとしているのは
「弱者の戦い」そのものだろう。

日本人は自らが「弱者」であることを
認められるのか?

「日本は経済大国と言われているが、
経済大国がサッカーも強いと思ってはいけない。」

このオシム氏の言葉を
どこまで受け入れるのか
どこまで受け入れられるのかが
今後の日本代表の方向性を
決めるのだと思う。

さて、「稲本潤一はご近所様♪」のシリーズは
以上をもってすべて終了です。

でも稲本君、WBAの
プレシーズンマッチに出場したよね。

来シーズンもこのままWBAで
プレーするのかな?(苦笑)

そしたら、またみなさんに
お会いできますね。

イングランド・どさまわりサッカーの魅力を
思い切り伝えられるシリーズが
また始められるなら
それもまたよしかもしれませんね。(苦笑)

うひょひょ。。。

それでは、またね。

-------------------------------------------
「稲本潤一はご近所様♪」バックナンバーはこちら。






最終更新日  2006年07月18日 08時15分19秒



© Rakuten Group, Inc.