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2007年02月04日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
さて、「英国留学回想録」です。
今日は「人生で一番楽しい時」第4回、

「エッセイの書き方、知らなかったのねえ。(苦笑)」。
(2001年6月上旬)

今更なんだこれ、というタイトルですが、
そういうことになったんです。(苦笑)

まず、この話の前に、
5月下旬のことなのだけれど、
セカンドラウンドのエッセイの結果が
学部から返ってきた。

結果はね、まあ前回と同じようなもんだった。
ただ、以前書いたけれども、
3本書いたエッセイのうち最後の1本は
「春休みのユ・ウ・ウ・ツ」に襲われた関係で、
かなりひどい出来だった。

まあ、それでもかろうじてパスしたし、
合計6本のエッセイの平均で
60点を超えるという
自分にとっての1つの目標だったものは
クリアすることができた。

1年前のことを思い返すと、
本当に「奇跡的」の一言に尽きた。

よくがんばった!
わーっ!!
はくしゅー!!!
ぱちぱちぱちぱち!!!!

と、充実感に浸っていた頃、
今日書く出来事が起きた。

修士論文の打ち合わせで
ソフィアの研究室に行った。
修士論文の構成を決めるためだった。

私は研究室に行く前に、
自分なりに構成の案を考えていた。
大体こんな感じだったと思う。

「日本と欧州の福祉政策の比較」
みたいなテーマだったから、

第一章:福祉国家の理論。
第二章:日本の福祉の歴史
第三章:欧州の福祉の歴史
第四章:日本の福祉政策
第五章:欧州の福祉政策
第六章:比較
第七章:結論

という感じで考えて
1枚のペーパーに書いていた。

ソフィアにそのペーパーを見せた。
彼女はペーパーを一瞥して
即座にこう言った。

「全然ダメ!やり直し!!」

私は一瞬びっくりしたけど、
ソフィアのこういう言い方も
既に慣れていたので(苦笑)
少し間を置いて落ち着きを取り戻してから
こう聞いた。

「では、どこがダメですか?」

ソフィアは説明を始めた。
この人は口調こそキツイのだけど、
非常に真面目な性格で、
丁寧に説明してくれる人であることは、
私には既によくわかっていた。

「マスターでの論文というのはね、
与えられた課題に対する
答えをかくものなの。

かみぽこ、論文で与えられる
課題ってなにかしら?」

論文のタイトルですよね

「その通り。だから、論文で
書かなければならないことは
論文のタイトルに対する答えなの。」

わかります。

「そして論文の各章は、
タイトルに対する答えに
なってなければいけない。」

どういうことですか?

「例えば貴方の修士論文だと、
タイトルが『日本と欧州の福祉政策の比較』だから、
各章は『比較した結果どうだったか』を
書かなければならないということ。」

こう言ってソフィアは、
ペーパーにさらさらと何かを書いて
私に渡した。

彼女はそのペーパーを指差しながら
私に説明した。

「第一章は理論、これは貴方のプラン通りでいいわ。
第二章は歴史的背景、これもいいでしょ。

でもね、第三章以降は例えばこうなる。

第三章:欧州と日本の比較:雇用
第四章:欧州と日本の比較:社会保障
第五章:欧州と日本の比較:教育
第六章:欧州と日本の比較:医療

そして、結論は
この第三章から六章までの
各章で出た結論をまとめる。

『各章は、論文の課題に対する答えを書く』

ということの意味がわかった?」

よくわかりました。

と答えながら、私は内心、

(これって厳しいよな)

と考えていた。

元々私が考えていた構成では、
第六章だけで比較をすることに
なっていたのだけど
ソフィアが書いた構成では、
各章で個別の項目について
比較を行うことになっていた。

これだと議論がずっと深くなるわけで、
自分が考えていた以上に
広く深くリサーチをしなければ
いけなくなるなと思った。

青い顔になって、
ソフィアの研究室を後にした。
エッセイが全て終わった充実感など
どこかに吹き飛んでいた。

しかし、大学の寮への帰り道、
ふっと苦笑してしまった。

(俺って、エッセイの書き方を
ほんとはわかったなかったんだなあ。
よくそれでこれまでパスしてきたよな。)

どうなんだろ、これ。

ぬおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ
どりゃああああああああああああああああああっ

という、私の問答無用の迫力に
採点者も押されて、
思わず高得点をつけたのかね。(苦笑)

うひょひょ。

まあ、それはそれとしてね。
またこれから、
新たな気持ちでがんばっていきまっしょい!
ということで、
景気づけだとU美子とM子さんを誘って
ポンプ町のカレー屋に行ったのを覚えている。

それでは、またね。





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最終更新日  2007年03月17日 07時30分55秒



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