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2007年03月26日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
さて、後編です。

スター・システムの
もう1つの問題は、

「スターとされなかった選手、
スターの座から落ちた選手の
扱いがひどすぎる」

ということだろうね。

これは説明するまでもない。

端的に言えば、アンミキは
トリノ五輪での惨敗後、
世界選手権の優勝が決まる
まさにその一瞬前まで

「もう終わった過去の人扱い」

だった。

トリノ五輪後の
彼女に対するバッシングは
非常に厳しいものだったし、
どの大会に出場しても、
たとえ勝ってもその事実は
なかば無視されるように
マスコミは

「真央ちゃん次はがんばろう!」

と報道し続けた。

サッカーだって同じである。
稲本君は「イングランドVS日本」での骨折後、
完全に過去の人扱いされた。

「世界最高峰・イングランド・プレミアリーグ」で
稲本君が普通に戦力として
試合に出場しているという事実は
マスコミから黙殺されていた。

マスコミはW杯まで
ジーコが寵愛する俊輔君や
「国内組の象徴」小笠原君らを
持ち上げるだけ
持ち上げていたわけだ。

スコティッシュプレミアや
Jリーグのレベルの低さは
完全に無視されて
彼らの活躍が伝えられた。

しかし、こういうマスコミの
作為的なスター・システムは
それが崩壊したときは
なんとも惨めである。

ネット上で新聞なんかの見出しをみると
アンミキが勝ったことより
真央ちゃんが負けたことが
先に書かれている。

また、これもネット上で知ったけれども
フジの中継の最後は、
アンミキではなく、
真央ちゃんのインタビューだった
そうじゃない。

それはおかしいでしょ。。。(苦笑)

こういうマスコミの混乱する姿、
勝者を素直に称えられない
見苦しい姿というのは、
心ある人がみれば、
哀れなる者にしかみえないだろう。

サッカーだってそうだ。

W杯で、過去の人扱いだった
稲本君がクロアチア戦で
レギュラーを取り返した。

スター・俊輔君は不調で
マスコミの手のひらを返したような
批判に晒された。

W杯が終わると、
今度はスター・システムを
真っ向から否定する
イビチャ・オシム監督が登場した。

海外組を中心とする
W杯の代表選手を

「古い井戸」

と呼ぶこの老将は、
W杯組を「過去の人」にしたい
マスコミにとって
絶妙のタイミングで現れたのだろう。

「オシムにあらずんば、サッカーにあらず」

みたいな感じで書き始めた。

俊輔君なんてね、
オシムサッカーに合わない
代表格のように書かれてね。

ところが、物事はここでも
マスコミの思惑通りには進まない。

俊輔君は欧州チャンピオンズリーグで大活躍。
W杯で俊輔君以上の戦犯とされた
高原君はブンデスリーガで次々と得点を決める。
中田浩二君はスイスの名門、
バーゼルでレギュラーを獲得。

稲本君もトルコの名門ガラタサライで
レギュラーに定着し、
欧州チャンピオンズリーグに
久しぶりに登場。
ゴールも決めた。

マスコミが「過去の人」という
レッテルをべったり貼った選手たちが
いつのまにか普通に復活し
前以上に活躍しているのだから、
マスコミはおもしろくないだろうね。(苦笑)

でも、マスコミにとっては
おもしろくなくても、
普通に考えれば
これはおかしなことでも
なんでもない。

「挫折は人間を成長させる」

マスコミは稲本君、俊輔くん、
高原君や中田浩二君が
試合に出るか出ないかだけしか
気にしていなかったけれど、
海外で闘うというのは
それだけではない。

語学の問題、食べ物の違い、生活習慣の違い、
チームメートやスタッフとのコミュニケーション、
サポーターのある種の偏見に満ちた目、
これらすべてと日々闘ってきたのだ。

試合に出れないからといって
ボケッと毎日を送っていたわけじゃない。

その日々の努力の成果が
今、実を結びつつあるのが
彼らの活躍ということなのだ。

マスコミにとっては、
彼らはW杯ですべて終わりだけれども
彼らにとっては決して終わりじゃない。
彼らはプロとしてW杯の前も後も
ずっと努力を続けていくのだから。

まあ、W杯でがんばってくれてたら
もっとよかったんだけどね。。。(苦笑)

そして、アンミキである。

彼女はトリノ五輪惨敗後、
マスコミのものすごい批判に晒される中、
小学校時代に最初に指導を受けた
門奈裕子コーチの門を叩いたという。

「ジャンプは門奈先生だから」

ということで、ジャンプの基礎を
一からやり直すためだったという。

これは、なかなかできることじゃない。

一度は世界のトップクラスになり
国民的アイドルにも祭り上げられた。
それを小学生に戻るように
一からやり直そうとするって
並大抵の覚悟ではできないことだ。

この話を知ったのは
昨年の秋ぐらいだったけど
僕は正直、これは
すごいことだと思った。

この世界選手権、
アンミキの演技は別格だったと思う。

いや、技術的なことがどうのこうの、
そういう話じゃない。
そういう意味でいえば、
きっと別格と書くと
反論があるというのは
よくわかるけれども、
そうではないんでね。

僕は正直、この世界選手権より、
トリノ五輪のほうが
はるかにおもしろかったと
思うんだよね。

やっぱりねえ、
荒川、コーエン、スルツカヤ、村主という
怖いお姉さま方の
怨念のこもった闘いのほうが
断然よかったというかね。

。。。失礼しました。(苦笑)

なんか、この世界選手権は
小娘たちがピョンピョン
飛び跳ねてるだけで、
しかも、精神のコントロールもできてない
子供ばっかりだから、
つるつる転んでばっかりで、
なんだかなって感じだった。

繰り返すけど、多分、技術的にというか、
スポーツ的には今回のほうが
トリノよりレベルははるかに高いんだけど、
1人の客として試合を観たらねえ、ちょっと。。。

そんな中、アンミキだけが
大人の演技をしてたね。

全身から女の情念を出していたというか。
「天城~♪ご~~え~~♪」って感じで。

。。。失礼しました。(苦笑)

まあ、成熟した女性の演技という意味では
アンミキだけが間違いなく別格だった。

おそらく、他の選手とは
乗り越えた挫折、屈辱、困難の数が
全く違ったということだろう。

マスコミが勝手に
アンミキを「過去の人」扱いし、
真央ちゃんをスターに祭り上げようと
あれやこれやと手を変え品を変え
いろいろやっている陰で、
アンミキは挫折を乗り越えて
本物の強さを身につけていたわけだ。

マスコミはもう
「スター・システム」などという
陳腐なことはやめたらどうだろうか。

スターはあんたらのない頭で
陳腐なことを考えて
わざわざ作らなくても、
日々の闘いの中で
自然に生まれてくるものだ。

この世界選手権の最終グループで
演技した6人は、
これからバンクーバー五輪まで
1つミスすればガラッと
順位が入れ替わるという
ギリギリの過酷な闘いを
続けていくことになる。

その闘いの中で、
今回はピョンピョン飛び跳ねる
小娘だった彼女たちは
成熟した大人の選手になり
バンクーバー五輪に登場し、
そして、トリノの怖いお姉さま方のように
怨念のこもった感動的な死闘を
魅せてくれるはずだ。(苦笑)

本物のスターというのは、
マスコミがギャーギャー騒がなくても
そういう闘いの中から
自然に生まれてくるものだと
僕は思うんだよね。

まあ、堅い話はこれくらいにして、
最後に、かみぽこからも
アンミキの優勝を祝して
この曲のギター弾き語りを
贈りたいと思う。(苦笑)

あ~、あ~、みなさん、みなさん、
もういいやって帰らないで、
せっかくだから、
最後まで読んでってくださ~い。(号泣)

え~、ということで
曲はもちろん、

「I believe」(絢香)

この胸のなかに隠れてる♪ 不安のうず♪
目の前にある♪ 自分の進むべき♪
道はどれか♪

人に流されてた日々♪ そんな自分に「さよなら」♪

I believe myself♪ 信じることで♪
全てが始まる気がするの♪
I believe myself♪ あたたかい光は♪
まちがっちゃいない♪ 歩いて行こう♪
I believe♪

偽りの中でウソの微笑み浮かべて♪ 生きる人を♪
幼き自分と重ねて見て♪
ため息つく♪

どんな色にも染まらない♪ 「黒」になろうと誓った♪

I believe myself♪ 信じることで♪
全てが始まる気がするの♪
I believe myself♪ あたたかい光は♪
まちがっちゃいない♪ 歩いて行こう♪
I believe♪

今 目に映る♪ この広い空も♪
素直に生きる♪ この気持ちも♪

I believe myself♪ 信じることで♪
全てが始まる気がするの♪
I believe myself♪ あたたかい光は♪
まちがっちゃいない♪ 歩いて行こう♪
I believe♪
(JASRAC許諾第J070214365号)

Well done, Miki!!

それでは、またね。(苦笑)







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最終更新日  2007年03月26日 09時18分12秒



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