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2009年12月25日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
さて、「かみぽこ政治学」です。
今日は、

「普天間基地移設問題」

について、
書いてみたいんだよね。

正直な話ですが
あんまり書きたくは
ないんですよね。。。(苦笑)

まあ、1つよろしくお願いしますよ。

まず、「普天間移設問題」を
簡単にまとめるとね、
米軍普天間飛行場
(沖縄県宜野湾市)を
沖縄県名護市沿岸
辺野古への移設するという
日米政府の合意を
鳩山政権が
再検討しようと
していることだ。

鳩山政権は9月の発足直後から、
この問題について
岡田克也外相、北沢俊美防衛相や
連立パートナー社民党党首でもある
福島みずほ少子化担当相らが
さまざまな発言を行い、
議論が沸騰した。

この状況下で鳩山首相は、
自らの発言が
二転三転したりしたが、

「最後は私が決める」

とは、言い続けてきた。

しかし、結局、鳩山首相は
移設先を決めることもなく、
結論は来年に先送りし、
与党3党で協議機関を作って
検討することにした。

これは、事実上の日米合意の
白紙撤回ともいえるもので、
結局、鳩山首相は
なにもしなかったに等しい,
指導力を発揮しなかったと
マスコミや野党・自民党、
そして米国から厳しい批判が
浴びせられたわけだ。

その上、鳩山首相は
11月の日米首脳会談で
オバマ大統領に対して

「私を信用してほしい」

と言ったわけでね。

その結果が、
すべての合意を
白紙に戻して、
結論を出す時期も
わからないでは、
日米同盟の
信頼関係そのものが
失われてしまうと
批判されているわけだ。

更に、「指導力」や「信頼」の
問題だけではなく
もっとテクニカルな問題がある。

市街地にある
普天間飛行場は
離着陸機による
騒音など生活被害の解消、
米軍機墜落による
周辺住民の危険性など
さまざまな問題が
あるとされている。

その普天間飛行場が
現状のまま
固定化される懸念や、
もっと大きな

「米軍再編問題」

へ悪影響を及ぼすことが
懸念されているのだ。

うん。。。

それでは、ここからは
これらの批判について
考えてみたいと
思うんだけどね。

まず、鳩山首相を始めとする
さまざまな閣僚や
連立パートナーが
好き勝手に発言して
乱戦模様になっている
ことについてだね。

これは、自民党政権時代と
比べてみるといいんです。

自民党政権時代には
この政策を巡る
喧々諤々のやりとりは
外務省や防衛省などの
官僚がやっていたのである。

そのやりときに
閣僚が入ることは
基本的になかった。

もちろん、官僚は
自民党の大物政治家や
防衛族議員の了承を
得ながら動くわけだけどね。

でも、そこでおもしろかったのは、
政治家の間で意見が異なっても
政治家同士がやり合うことは
なかったということだ。

政治家と政治家の間を
官僚が走り回って
調整していたということ。

まあ、政治家同士が
直接対峙するのを
官僚が抑えていたと
いうことだろうね。

それでも、たまに
調整の途中で
ある政治家の発言が
ポロッと出てくることが
あるわけだがけど、それは


「不規則発言」

として処理される。
そして、その政治家の
役職を外したりして
沈静化させたわけだ。

そして、省庁間や米国と
すべての調整が終わった後で、
始めて首相や閣僚が出てきて
発言できたということだ。

そして、そこでの政治家の発言は

「結論」

と見なされる。

一方、鳩山内閣の閣僚発言は
「結論」ではないんだよね。

官僚の調整を
経ていないものだからね。

それどころか、
実は、調整そのものを
閣僚が行っている過程で
マスコミからマイクを向けられて
持論をしゃべったものなのだ。

つまり言いたいのは、
鳩山政権の閣僚たちの発言は

「政策調整の過程で
話されたもの」

で、自民党政権時の政治家の発言が

「政策調整の結論を
話したもの」

だったものとは、
基本的な性格が
異なっているものだと
いうことだ。

もっと端的に言えば、

「政治家が自分の言葉でしゃべっている」

ということであり、

「政治主導で調整している」

ということなのだ。

そう考えて閣僚発言を聞き直すと、
まったく違った意味に
聞こえてこないだろうか?

別の言葉で言えば、
マスコミや自民党が
鳩山首相や閣僚の発言を
調整を終えた「結論」と捉えて、
それが二転三転したり、
閣内で一致していないことを
批判するというのは、
ピントがずれていると
いうことだ。

マスコミはこれまでの

「政治家の発言は結論」

という固定観念を
少しは捨ててみる必要が
あるんじゃないかな。

ちなみに、この鳩山内閣のような
政治家による
百家争鳴のやりとりは、
英国の内閣では
日常的に当たり前の
ことなんだよね。

英国のマスコミは、
それをいちいち
「閣内不一致」「不規則発言」
などと騒ぐことはない。

閣僚が調整の過程で
意見をぶつけ合うのは
当たり前のことだからね。

まあ、閣僚の百家争鳴は
それはそれとしても、
結論先送りに至った
この3か月の過程は、
米国の信頼を失ってばかりで
トホホじゃないかと
いうことだけどね。

でも、それは悪いこと
ばかりでもあるまい。

結論的に言えば、
普天間問題について
自民党政権期には
わからなかったことを
国民は相当なまでに
知ることになった。

つまりは、いつも
繰り返してことだけど
民主党の文化であるところの

「情報公開」

が進んでいるということだ。

なによりもまず
わかったことは、

「沖縄県民は、日米合意にまったく
納得してなかったじゃないか」

という、シンプルな事実を
明らかにしたことじゃないかな。

そもそも、これまで
「住民投票」とか「世論調査」で
普天間基地の辺野古への移設容認が
多数となったことはなかったらしい。

まあ、それだけなら
数字上のことだけともいえる。

自民党だって、これまで
移設容認派が首長選挙で
当選していたじゃないかと
言いたいだろうしね。

でも、数字よりもなによりも
鳩山政権の登場によって、
これまで無視されてきた
県民の生の叫びが
実際にどんどん
出てくるように
なったことが大きい。

そして、自民党政権下では、
米国との合意の前提となる
日本国内での合意形成に
大きな問題があったと
言わざるを得ないということを
国民は次第に認識するように
なっている。つまり、

「日米合意は重い」

の一言で、一切の検証を許さずという
自民党や外務省の態度というのは
いささか乱暴だということだ。

私は鳩山政権に対して
常々思うことは、
普天間移設問題だけでなく、
国内問題でもいろいろと
バタバタしているけれども、
その元凶はすべて
自民党政権と官僚だと
いうことなんだよね。

鳩山政権はそのへん
もうちょっと自民党に
責任を押し付けちまえば
いいんだろうと思う。

それなのに、真面目に
政権を担いすぎなんじゃ
ないだろうか。

例えば、あの

「事業仕分け」

を視察した際に
思ったんだけれども。

「業界の利権」とか
「公益法人への補助金」

とか、そういう言い方はしても

「自民党族議員の利権」

という言い方を
民主党の政治家は
全くしなかったのは
印象に残ったね。

また、仕分け人に
突っ込まれた官僚が
うまく答えられない
場面が多かったのは

「それは自民党政治家の圧力で
やったことだから。。。」

というのが本当の答え
だったんだと思うよ。

それはさすがに言えないからね(苦笑)。
シドロモドロになったんだろうね。

そういう意味では、
事業仕分けによって
本当にさらしものになるべきは
自民党の族議員だったと
思うんだけどね。

民主党は生真面目に
官僚を相手にして
無駄の追及に専念したんだよね。

これはこれで、
立派なスタンスだけど、
政治的な戦いとしては
ちょっと物足りないと
思ったね。

話を元に戻しますが、
普天間移設問題に関して
情報がいろいろ
飛び交ってきたなかで

「そもそも、米軍は
普天間基地の海兵隊の
ほとんどをグアムに
移転させる計画だ」

という情報が出てきた。

それじゃ、日本のマスコミや自民党が

「沖縄からグアムに移転するのは、
海兵隊の司令部が中心であり、
ヘリコプター部隊や地上戦闘部隊などの
実戦部隊は沖縄に残る」

と説明してきたのは、
なんだたったの?
ということになる。。。(苦笑)

これは、決して「怪情報」の類ではない。

伊波市長ら
宜野湾市役所が調査し、
正式に公表したものなのだ。

伊波市長が公表した通り、
沖縄の海兵隊のほとんどが
グアムに行くというのであれば、
日本国内に普天間基地
の代替施設を造る必要は
なくなってしまう。

あれ?基地問題は解決じゃないの??

みたいな妙な話だ。。。(苦笑)

この問題については、
現在、民主党議員が
官僚の説明と米国公開資料の
食い違いを厳しく指摘し、

「米国に再確認して回答を文書で出せ」

と迫っている。

今後、更に「情報公開」されて
いくだろうからね。
今日はこの話については
これ以上は突っ込まない
ことにしますね(苦笑)。

まあ、ムネオちゃんあたりが
委員会でいろいろ突っ込んでくれると
おもしろいかもね。

彼も元、橋本派だしね。。。(苦笑)

こういう情報が
出てくるというのは、
鳩山政権の閣僚たちの
表舞台での百家争鳴から
明らかになったことで、
私は一定の評価を
与えたいと思う。

しかし、「日米同盟」が
壊れてしまったのでは、
身も蓋もないと、
言ってくる人が
いるんだろうな?(苦笑)

じゃあ、答えてあげるけど、
残念ながら、日米同盟は
こんなことでは
壊れないんだよね。






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最終更新日  2009年12月25日 14時09分47秒



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