2005年5月ジュリアナ・モリス『結婚の魔法』L-1138ケイトの祖母が亡くなり、遺言でケイトが27歳までに結婚した場合屋敷を相続させるという。そこでケイトはある計画を思いついた。幼なじみのディランならきっと助けてくれる。そしてあわよくば彼と・・・。 さっそく彼の会社に赴いたケイトは、一年間だけ夫となって欲しいと切り出した・・・ ![]() ![]() 今は成功していても、そのことに負い目があるディラン。 ケイトはずっとディランを愛しているのに、ディランにとってはわがままな妹のような存在にしか見てもらってないんです。 そんな関係をどうにかしたいと、ケイトは祖母の遺言を利用して、結婚に持ち込みます。 でもなかなか思っていたような関係に離れなくて、むしろギクシャクとした感じになってしまいます。 ケイトは童話作家としての仕事も持っているし、慈善活動にも参加している、立派な女性なんだけど、ディランはまだ子どもだと思いたいんですよね。たった2歳しか違わないのに。 もうじれったいなあ!なんて思いながら読んでました。 いや~、このじれじれ感も楽しみの一つなんだけど。 ケイトは愛情を込めて精一杯つくしても家族に満足してもらったことがなくて、自分に少し自信がもてない所があって、そういうところを読んでいると、何やってるんだディランめ~と思っちゃった。 感情移入しすぎですねえ。 最後には素敵なハッピーエンドになってくれて、読んでいて幸せな気分になりました。 ジャンル別一覧
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