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カテゴリ:ハーレクイン
昨日から体中が痛い!
運動不足がたたって全身が筋肉痛(ーー;) 動けないので、本を読む。 リンダ・ハワード『バラのざわめき』(MIRA文庫) 若くして資産家の未亡人となったジェシカは男を操る娼婦と呼ばれ、悪意に満ちたゴシップにつきまとわれていた。傷つき疲れて人目を避けるように暮らしていたが、その平穏は尊大で傲慢なある男に奪い去られる。彼女の持ち株を狙うギリシア人大富豪ニコラス。彼は嫌がるジェシカに愛人契約を迫り、ディナーの席で強引にキスをした。激しく瞬くフラッシュの中、ジェシカの愛と屈辱の日々が幕を開けた・・・ うーん、すごかったですね。 21年前に発刊されたものの新訳だけど、古さを感じさせなかった。 ヒロインは祖父ほども歳の離れた人と結婚したため、周りからは誹謗中傷を受けても、毅然としていようとがんばっている健気な女性。ただ、ヒーローとのやり取りを見ていると23歳にしては、ちょっと子どもっぽいかなという気もした。 リンダの作品のラテン系ヒーローってみんな尊大で傲慢で鬼畜だと思うけど、これは群を抜いていたな。 人の話を聞きなさいって何度も思っちゃった。 まあ、欲求不満でいらいらしていらしたんでしょうけど。 仲直りするのかと思ったらまたけんかしてすれ違いというのが何度もあって、二人の気持ちは一緒なのに~と悶々としていたら、最後にはヒーローの母が手助けをしてくれてやっとハッピーエンドに。 ヒーローがやっと愛を語った時には泣いてしまった。 リンダ・ハワードの世界を満喫できる作品なんじゃないでしょうか? MIRA文庫からまた素敵な作品を出して欲しいな。 ハーレクインはなかなか昔の作品が手に入らないから、すごく助かる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004年11月16日 20時15分03秒
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