たんぽぽの小部屋

　園のお楽しみ会が無事に終りました。

実は当日の朝になって、熱を出してしまった子が二人いて、そのことはすごくショックでした。

でもでも、その子達の役のフォローとかも他の子ども達がいつも以上の力発揮で頑張ってくれましたし、今までで一番いきいきとしていました

担任として何が一番嬉しかったかって、終った後に全員が「おもしろかった～～」って笑顔をいっぱい見せてくれたこと

練習している時いつもその日の表情で、本当に面白かったのかどうか、とてもよくわかるんですよね。

で、当日劇を終えたあとでの子ども達の「おもしろかった～」のあとの言葉。

「先生次は？」

私「歌を歌って、それから合奏しよな」

子ども達「やった～！」「はやくでたいわ～」

そして気持ちよく歌と合奏を終えたあとの言葉「先生、次は何？」

私「ん？劇もしたしおうちの人とする歌も終ったし、みんなが歌う歌も終ったし合奏も終ったから、もう出るのはないなぁ」

子ども達「えぇ～！！」「もっとでたいわ～」と残念そう。

このやりとりを読んでいただいてると、ただただひたすら当日まで着々と盛り上がってきたようですが、実は予行練習をした日、子ども達は緊張感に襲われ満足感を味わうことができていなかったのです

だから、私も、「発表会当日大丈夫かな～・・。出来不出来でなく、急に緊張してしまってまた気持ちが不満足に終ったらそれが一番悲しいな～」って少々不安でもあったのです

そのうえ、どちらかというとリーダー的に盛り上げてきた存在の二人がお休みとなり、子ども達も「え～・・」ってショックを受けてたのでよけいに心配だったのです

それが、結局お休みの友達の分も、ものすごい元気にやり終えてくれて、大満足してくれて、私も最高の気分でした

ちなみにいつも園のお掃除をしてくださってる方が、すごく子ども好きな方で掃除しながら様子をいろいろ見てくださっているのですが、予行練習の日、こども達も担任である私もちょっと元気をなくしてたのを心配してくださってたようで、発表会が終った後、もう最高の笑顔で「先生、今日は本当に面白かった。ものすごく元気な声でびっくりしたわ～。よかったよ～！」って喜んで下さって、もうどんなに嬉しかったか

おまけに今日も朝園についたとたん、「先生、昨日はほんとにおもしろかった～」ってまたまた言ってくださって・・。

それに、もうひとつ、嬉しいこと

実は、ずっと前に書いたことのある、今保育士をしている私の教え子が、この日お休みをとって見に来てくれてたのです。

そしてその日の夜メールを送ってきてくれました。

私と子ども達の日頃の関係がとてもよく伝わってきたと、子ども達がすごく楽しそうで感激したと。そして、うちのクラスがしている時の子ども達と私を見ながら、「やっぱり、○○（私の名前です）先生だな～」って思ってすごく嬉しかったと

正直、教え子が見に来てくれるというのは、嬉しくもあり同時に怖くもあります。自分に憧れて保育士になったと言ってくれる子が、実際に同じ仕事をしている立場で私の保育を見たとき、何を感じてくれるのか。

だから、感激したこととか、ただ「劇」という形をまとめるのでなく、私が何を大事にしているかということを感じとってくれていたメールを読んで、ああ、やっぱりこの子はしっかりと感じとってくれる子だな～って、涙が出そうなほど、嬉しかったですね

出来ることなら、一緒にこんな素晴らしい子と仕事したいですね。この教え子の持っている感性は、誰でも当然に持っているものではないんです。もしかすると、うちの園のベテラン保育士よりも、微妙な子どものサインや表情は、この子の方が読み取れるかもわかりません。

すごく落ち込んだ翌日は、こんなに素晴らしい日となりました。みなさん、いっぱいエールを送ってくださって、その力を大いにいただいたと思います。

本当に本当にありがとうございました

追記・・

日付がとっくに変わっております。今日は11日。

なんと、思いもかけず優しい天使が私のところに舞いおりてきてくださったおかげで、今日東京に向け出発します

竹善さんの声に酔いしれてきます～。

あの曲が、聴けるのかな～、ワクワクドキドキです。

このブログにきてくださるお友達の方々にもお会いできますように