テーマ:金魚(1594)
カテゴリ:金魚・メダカ初心者の方へ
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…そんなシチュエーション、人生に一度はあるのではないでしょうか。 例えば、子どもが夏祭りで金魚すくいをして 金魚を家に持って帰ってきてしまって、 すぐに死んでしまうかと思いきや、急遽用意したバケツの中で 案外何日も生きている。 そろそろもう少し大きめの容器を準備した方が良いのかな?という時…。 はたまた、メダカの卵がたくさん孵って困っているという知り合いから、 メダカを分けてもらって急に飼い始めることになった時…。 4月に突入し、まもなく金魚とメダカのハイシーズンを迎えます。 そこで本日は、あまりお金はかけられないけれど、 金魚やメダカを飼い始めるには最低何を揃えればいいの? お金はいくらくらいかかるの? というお悩みがある方に向けた記事です。 早速結論から言いましょう。 金魚やメダカは、 「外で飼うのあれば」「それなりの水量が入る入れ物さえあれば」 飼うことができます。 つまり屋外で飼うのならば最低限、 水が入る入れ物(飼育容器)さえあれば一応は飼えます。 なので、初期費用は多くても数千円くらいからでオッケーです。 では「それなりの水量」とはどのくらいなのかと言いますと、 メダカは1匹あたり最低1リットル、 金魚は1匹あたり最低10リットルを目安としてください。 ただしこれは最低限度であり、基本的には1匹あたりの水量には ゆとりをもっておく方が飼育(水温や水質の維持等)が楽である、と 覚えておいてください。 また、和金やメダカなどスリムな体型のお魚は水面から 勢いよく泳いで飛び出してしまうことがあるので、 容器にフタをしない場合には 容器のフチのギリギリまで水を入れるのではなく、 容器よりも5~10cmくらい水面を低くしてください。 その分水量が少なくなることを加味して、 大きめの飼育容器を準備するのがおすすめです。 また、ガラス水槽は日光に当たると防水加工のパッキンが痛み 水漏れの原因となるため、屋外では使用しないでください。 酸素を供給する「ブクブク(エアー)」はいらないの?と 思われるかもしれません。 ![]() GEX 金魚飼育4点セット GF−1 30〜45cm水槽用エアーポンプ 関東当日便 外飼いで、お魚の数に対して水量に余裕があるのであれば 無くても大丈夫です。 外は風が吹いていて、風で水面が揺らされることで 水中に酸素が供給されます。 (ただし夏場の高水温時は水中の酸素濃度が低下しやすいため エアーを設置しない場合、出来れば毎日足し水や少量の水換えをして 新しい水を入れ、水中に酸素を供給するのが理想です。) 酸素を供給しやすくするには、口の広い飼育容器を使うのがおすすめです。 例えば、トロ舟は水面が広く外気に触れるため、 より多くの酸素を水中に供給することができます。 トロ舟は水深が浅いので、特に泳ぎが苦手な丸物金魚にも ストレスがかかりにくくおすすめの容器です。 トロ舟は1000円前後から購入できます。 ![]() 藤原産業 赤長 DIYトロ舟 ブラック(黒) 40L(1個入)【赤長】 また、ろ過器(フィルター)についても、 必須アイテムというわけではありません。 ![]() 水作 エイト M 本体 40〜45cm水槽用水中フィルター・投げ込み式フィルター 関東当日便 ろ過器は良い水質を維持するために役立つものですのであればベターですが、 自分でこまめに掃除をするのであれば必ずしも必要ではないでしょう。 【ここからは揃えると飼育が捗るグッズのご紹介です】 ろ過器が無くても、大きめのスポイトで毎日か何日かに一度、 糞掃除と減った分の足し水をすれば十分です。 ![]() GEX おそうじラクラク クリーナースポイト 関東当日便 そして毎週末に1/3~1/2程度の水換えを実施すれば、 ある程度良好な水質を維持できるかと思います。 水換えに使うポンプは100円ショップでも買えます。 ポンプ無くても大丈夫ですが、あれば糞を吸い出しつつ排水ができるため 水換え作業がとても楽になります。 それから、水換え用の新しい水を用意するために、 バケツはあった方が良いです。 バケツも100円ショップで手に入りますね。 (バケツはお魚の水換え専用に使い、洗剤は決して入れないでね) バケツに水道水を溜めて水換えに使用するわけですが、 水道水にはお魚にとって猛毒となるカルキが入っているため、 カルキを抜く必要があります。 水道水を入れたバケツを外に丸1日出して日光を当てておけば カルキは抜けますが、100円ショップでも売っているハイポがあれば 数分〜5分程度でカルキを抜くことができて便利です。 ![]() GEX カルキぬきハイポ 30g カルキ抜き 関東当日便 水換えで使用する新水とお魚が暮らす飼育水の温度を合わせるために、 水温計を準備するのもおすすめです。 水温が合った水を投入すればお魚へのストレスが減らせますよ。 ![]() 水温計 スドー 浮かべる水温計 関東当日便 ここまでのお話をまとめて、 金魚やメダカの飼育に揃えた方が良い最低限の設備・グッズを提案するなら… ・入れ物(タダ〜2000円くらい) ・スポイト(500円くらい) ・水換え用ポンプ(110円くらい) ・水換え用バケツ(110円くらい) ・ハイポ(110円くらい) ・水温計(400円くらい) 合計 1,230円〜3,230円 外飼いなら、意外とお安く、簡易的な設備で 金魚・メダカの飼育を始められることがお分かりいただけたと思います。 しかし、ここで注意点があります。 それは、外飼いの場合には(環境によっては) 鳥害や獣害の対策をする必要があるかもしれないことと、 真夏は猛暑による水温上昇対策、真冬は冷害対策が必要になる 可能性があることです。 通常、鳥や獣はすだれ+重石などでフタをすることで防げるかと思いますが、 特にアライグマが生息する地域では、極めて厳重な対策をしていないと お魚が襲われてしまいます。 また、近年の酷暑により水温が極端に上昇すると酸欠など お魚にとって非常に危険な状況となる可能性があるため 水温が上がりすぎないように容器を遮熱性の高い発泡スチロール製にしたり 設置場所を工夫したり、日よけをしたりする必要があります。 このような対策のために、別途の費用がかかることを 覚悟しておいた方が良いかもしれません。 ![]() ご参考にと、自宅の金魚やメダカの飼育設備がどのような物か、 いくらくらいかかっているのかご紹介しようと思ったのですが、 長くなるのでそれは明日の記事でお伝えしますね。 当ブログは、にほんブログ村に登録しております。 もしよろしければ↓のバナーをポチッとお願い致します♪ ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2025.04.03 20:13:17
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