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テーマ:金魚(1916)
カテゴリ:金魚のお話あれこれ
![]() 昭和の時代を知る人の中には、 「デパートの屋上で金魚を買ったことがある」 という思い出を語る人がいます。 今ではあまり見かけなくなりましたが、 かつて日本のデパートの屋上は子どもたちにとって 小さな遊園地のような場所でした。 そして、その一角で金魚が販売されていたことも 珍しくなかったのです。 この記事では、 「デパートの屋上で金魚が売られていた」という話は本当なのか、 なぜそんな場所で金魚が売られていたのか、 そして当時の屋上文化について紹介します。 (国産金魚)更紗和金 三つ尾〜四つ尾(1匹) ■ 昔のデパートの屋上は子どもの楽園だった 今のデパートの屋上といえば、 駐車場や庭園スペースになっていることが多いですが、 昭和の頃は少し事情が違いました。 当時のデパートの屋上には、次のような施設がよくありました。 • 小さな遊園地 • メリーゴーランド • 観覧車(小型のもの) • ゲームコーナー • 射的や輪投げ • 屋台や軽食スタンド こうした施設は「屋上遊園地」と呼ばれ、 家族連れに人気のスポットでした。 買い物に来た家族が、最後に子どもを 屋上で遊ばせるという流れは当時よく見られた光景です。 そして、この屋上遊園地の一角で 金魚すくいや金魚販売が行われていることもありました。 ■ 金魚すくいから販売へ デパートの屋上で金魚が売られていた理由の一つが 「金魚すくい」です。 夏祭りなどでおなじみの金魚すくいですが、 昔の屋上遊園地でも人気のアトラクションでした。 子どもたちはポイを使って金魚をすくい、 取れた金魚を持ち帰ることができました。 しかし、うまくすくえない子どももたくさんいます。 そこで、 「すくえなくても1匹プレゼント」 「追加で購入できます」 といった形で、金魚を販売していたのです。 そのため、屋上には小さな水槽やたらいが並び、 金魚が泳いでいる光景がよく見られました。 ■ 屋上で金魚を売ることのメリット 一見すると、屋上で金魚を売るのは 少し不思議に感じるかもしれません。 しかし当時は、屋上という場所がとても理にかなっていました。 まず、人が集まりやすいという点があります。 屋上遊園地は子どもたちの人気スポットだったため、 自然と多くの家族が集まりました。 また、屋外なので水を扱う屋台や出店が出しやすいという メリットもありました。 金魚すくいは水を使うため、屋内より屋外の方が扱いやすかったのです。 さらに、屋上は開放感があり、 夏祭りのような雰囲気を演出しやすい場所でもありました。 金魚すくいの水面が太陽の光にきらきら光る様子は、 子どもたちにとって特別な思い出になったことでしょう。 ■ 実際に金魚を売っていたデパート 昭和の頃、日本各地のデパートで屋上遊園地が営業していました。 例えば、 • 大阪や名古屋の老舗百貨店 • 東京の大型デパート • 地方都市の百貨店 などでも屋上遊園地が作られ、 金魚すくいが行われていたという記録や思い出話が多く残っています。 特に夏休みの時期には、屋上イベントとして 金魚すくいが登場することもありました。 浴衣を着た子どもたちが金魚をすくう姿は、 昭和の夏の風物詩の一つだったとも言われています。 ■ なぜ屋上遊園地は減ってしまったのか しかし、こうした屋上遊園地は 現在ではほとんど見られなくなりました。 その理由はいくつかあります。 (国産金魚)オタマ金魚ミックス(10匹)まず、安全基準の厳格化です。 遊具の設置や運営には厳しい規制が必要になり、 維持費も高くなりました。 さらに、ショッピングモールやテーマパークの登場によって 屋上遊園地の役割が変わっていきました。 大型の娯楽施設が増えたことで、 デパートの屋上遊園地は徐々に姿を消していったのです。 また、デパート自体の経営環境も変化し、 屋上スペースは駐車場やイベントスペースとして 使われることが多くなりました。 その結果、屋上で金魚を売る光景も次第に見られなくなっていきました。 ■ 今でも一部ではイベントとして復活 完全になくなったわけではありません。 最近では、昭和レトロブームの影響もあり、 期間限定イベントとして金魚すくいが復活することもあります。 百貨店の催事や夏祭りイベントなどで、 屋上に金魚すくいコーナーが設置されるケースもあります。 また、観光地や商業施設でも 「昔ながらの縁日」をテーマにしたイベントが開かれ、 金魚すくいが登場することがあります。 こうしたイベントは、子どもだけでなく大人にとっても 懐かしい体験として人気を集めています。 ■ まとめ 昔の日本では、デパートの屋上で 金魚が売られていたという話は本当です。 昭和の頃、デパートの屋上には「屋上遊園地」があり、 その一角で金魚すくいや金魚販売が行われていました。 屋上は子どもたちの遊び場であり、 家族の思い出が生まれる場所でもありました。 そこで見た金魚や、すくって持ち帰った小さな金魚は 多くの人の記憶に残っています。 今ではあまり見られなくなった光景ですが、 金魚すくいという文化は今も夏祭りなどで受け継がれています。 もし機会があれば、縁日で金魚すくいに挑戦してみると、 昔の屋上遊園地の雰囲気を少し感じられるかもしれません。 ■ おまけの話 この記事を書こうと思ったきっかけは、 現在全国の映画館でリバイバル公開中の映画 『人狼 JIN-ROH』を本日観賞してきたことです。 これは第二次世界大戦の10年後を舞台とした作品です。 映画の中で、デパートの屋上のシーンがあるのですが そこで「金魚」と大きく書かれたのぼりと 5本くらいの水槽を置いた出店がある様子が描かれていて、 「えっ、昔デパートの屋上で金魚を売ってたの!?」と 驚いたため、今回記事のテーマにしてみました。 令和の今では見られない光景ですよね。 また、本作は原作と脚本に押井 守さんが入っています。 押井 守監督作品でいえば、以前も話題にした こちらの映画でも金魚が出てきました。 (他にも金魚を題材にした映画も撮られているようですし、 もしかして彼は金魚を飼う趣味があるのかな?と勝手に想像しました。) 【先着特典】人狼 JIN-ROH 4Kリマスターセット (4K ULTRA HD Blu-ray & Blu-ray Disc)(特装限定版)【4K ULTRA HD】(オリジナルステッカー(A7サイズ)) 当ブログは、にほんブログ村に登録しております。 もしよろしければ↓のバナーをポチッとお願い致します♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2026.03.11 22:31:56
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