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テーマ:金魚(2002)
カテゴリ:金魚のお話あれこれ
![]() 金魚やメダカを飼育していると、 「ろ過バクテリアが増えれば、 水道水のカルキ(塩素)も処理してくれる」 という話を耳にすることがあります。 もし本当ならカルキ抜き剤は不要になりそうですが、 実際のところはどうなのでしょうか? 結論から言えば、ろ過バクテリアは カルキを吸着したり無害化したりすることはできません。 むしろカルキはバクテリアにとって有害なため、 注意が必要です。 今回は、カルキとろ過バクテリアの関係について、 初心者にも分かりやすく解説します。 【国産】コメットMix SS 10匹 3〜6cm前後 [ 金魚 きんぎょ キンギョ 生体 ] ■ そもそもカルキとは? 一般的に「カルキ」と呼ばれているものは、 水道水の消毒に使われている塩素のことです。 水道水には病原菌が繁殖しないよう、 一定量の塩素が含まれています。 人間が飲むには安全な濃度ですが、 水中で生活する生き物には刺激が強く、 * 金魚 * メダカ * エビ * ろ過バクテリア などには悪影響を及ぼします。 そのため、水換えを行う際にはカルキを中和してから 水槽へ入れることが基本となります。 ■ ろ過バクテリアはカルキを吸着するの? 結論は「しません」。 ろ過バクテリアは、 * アンモニア * 亜硝酸 などの有害物質を分解する微生物です。 一方で、塩素を吸着したり分解したりする能力は 基本的にありません。 つまり、カルキを処理する役目と、 ろ過バクテリアの役目はまったく別物なのです。 「バクテリアが増えればカルキも消える」という情報は 誤りであると言えるでしょう。 ■ むしろカルキはバクテリアの天敵 カルキは細菌を死滅させるために使われています。 当然ながら、水槽内のろ過バクテリアも細菌の仲間です。 カルキが残った水を大量に入れると、 * ろ過バクテリアが減少する * ろ過能力が低下する * 水質が悪化しやすくなる という悪循環が起こることがあります。 せっかく立ち上がった水槽でも、 水換えのたびにカルキ入りの水を使えば、 バクテリアへのダメージを繰り返してしまいます。 ■ カルキが残ると金魚にも悪影響 カルキはバクテリアだけでなく、 金魚にも悪影響を与えます。 特に傷つきやすいのが、 * エラ * 皮膚 * 粘膜 です。 カルキ入りの水に入ると、 * 落ち着かなく泳ぐ * 水面でパクパクする * 元気がなくなる などの症状が現れる場合があります。 高濃度では命に関わることもあるため、 「少しくらいなら大丈夫」と油断するのは禁物です。 ■ なぜ「バクテリアがカルキを吸着する」という話が広まったの? このような話が出回る理由はいくつか考えられます。 ☆ 活性炭と混同されている フィルターに入っている活性炭は 塩素や臭いなどを吸着できます。 そのため、 「フィルターがカルキを取る」 ↓ 「フィルターの中のバクテリアが取る」 という誤解が生まれた可能性があります。 実際には、カルキを吸着しているのは活性炭であり、 バクテリアではありません。 ☆ 時間経過と混同されている 水道水を汲み置きすると、塩素は時間とともに減少します。 その間にバクテリアも活動しているため、 「バクテリアのおかげでカルキがなくなった」 と勘違いされることがあります。 しかし実際には、カルキは自然に 揮発したり分解したりしただけです。 ■ カルキを抜く方法 ★ カルキ抜き剤を使う 初心者に最もおすすめなのは、 市販のカルキ抜き剤を使う方法です。 メリットは、 * 数秒で中和できる * 手軽 * 失敗が少ない という点です。 もっとも確実で、多くの飼育者が利用しています。 GEX コロラインオフ 500cc カルキ抜き(淡水・海水両用) ★ 汲み置きでも可能 バケツなどに水道水を入れ、 * 日光が当たる場所 * 風通しの良い場所 に置いておくと、塩素は徐々に抜けていきます。 ただし、 * 季節 * 水量 * 天候 によって必要な時間は変わります。 一般的には1~2日以上かかることもあるため、 急な水換えには向いていません。 ★ エアレーションを利用する エアポンプで空気を送り込むと、 水面から塩素が抜けやすくなります。 汲み置きと併用すれば、カルキ抜きの時間を短縮できます。 いぶきエアストーン 丸 直径18 SSPP−3S+逆止弁+キスゴム×4+チューブ3m 45〜60cm水槽用エアーポンプ ■ フィルターの掃除にも注意 せっかく増えたろ過バクテリアを守るためには、 フィルター掃除の方法も重要です。 水道水でゴシゴシ洗うと、 * カルキの影響 * 強い水流 によってバクテリアが大きく減ってしまいます。 そのため、フィルター掃除は水換えで抜いた飼育水を使って 軽くすすぐ程度がおすすめです。 これだけでもバクテリアへのダメージを大きく減らせます。 ■ 水換えで意識したいポイント カルキ対策とバクテリアを守るために、 次の点を意識しましょう。 * 必ずカルキ抜きを行う * 一度に大量の水を交換しない * フィルターは飼育水ですすぐ * 水質を急変させない * バクテリアはカルキを処理できないと覚えておく これらを守るだけでも、水槽は安定しやすくなります。 ■ まとめ 「ろ過バクテリアがカルキを吸着してくれる」という話は、 残念ながら正しい情報ではありません。 ろ過バクテリアはアンモニアや亜硝酸を分解する 重要な存在ですが、カルキを除去する能力はなく、 むしろカルキによってダメージを受けてしまいます。 水槽を長く安定させるためには、カルキ抜きを確実に行い、 バクテリアが住みやすい環境を維持することが大切です。 カルキ対策とバクテリア保護、 この2つをしっかり意識することで、 金魚やメダカが健康に暮らせる 美しい水槽を維持できるでしょう。 (めだか)(水草)水辺のなかよしセット メダカミックスとおたま金魚(浮き草付き) 当ブログは、にほんブログ村に登録しております。 もしよろしければ↓のバナーをポチッとお願い致します♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2026.06.21 20:59:44
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