
夏祭りの金魚すくいやペットショップで迎えた金魚。
最初は小さくてかわいかった金魚も、
数年かけて大きく成長することがあります。
その結果、
「思ったより大きくなった…」
「飼えなくなってしまった」
「川に放せば自然に生きていけるのでは?」
と考えてしまう人もいるかもしれません。
しかし、金魚を川や池、用水路などへ放すことは
絶対にしてはいけません。
金魚を放流すると、金魚自身だけでなく、
もともとその場所に暮らしている生き物や自然環境にも
悪影響を与える可能性があります。
今回は、なぜ金魚を自然へ捨ててはいけないのか、
その理由や飼えなくなった場合の対処法について
初心者向けに分かりやすく解説します。

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■ 金魚は自然へ放してはいけない
金魚は観賞用として長い年月をかけて改良された魚です。
そのため、川や用水路、本来の自然環境で暮らすことを
前提にした魚ではありません。
「かわいそうだから逃がしてあげる」
という気持ちで放したとしても、
可能性があります。
放流は金魚にとっても、自然環境にとっても
良いことではありません。
■ 在来生物への悪影響
金魚が自然へ入ると、
在来生物とのバランスが崩れることがあります。
金魚は雑食性で、
などを食べることがあります。
その結果、
可能性があります。
1匹だけなら問題ないように思えるかもしれませんが、
同じような放流が繰り返されることで、
自然環境への影響は大きくなることがあります。
■ 病気を持ち込む恐れがある
家庭で飼育されていた金魚は、一見元気そうに見えても
病原菌や寄生虫を保有していることがあります。
もし放流してしまうと、
などが自然界へ広がる可能性があります。
その結果、野生の魚たちへ病気が広がる原因になることも
考えられます。
逆に、自然界の病原体が金魚へ感染することもあり、
放した金魚が苦しむケースもあります。
■ 金魚が生き残れるとは限らない
「川ならエサがあるから大丈夫」
と思われがちですが、実際は簡単ではありません。
自然界では、
など、多くの天敵がいます。
また、
など、家庭の水槽とは比べものにならないほど
厳しい環境です。
放流された金魚の多くは、
必ずしも長く生きられるわけではありません。
■ 用水路だから大丈夫…ではない
「川ではなく用水路なら問題ない」と考える人もいますが、
それも避けるべきです。
用水路にも、
など、多くの生き物が暮らしています。
また、用水路は川とつながっていることも多く、
最終的には広い水域へ移動してしまう可能性があります。
自然の一部である以上、放流はしないようにしましょう。
■ 金魚は意外と長生きする魚
金魚は小さな魚というイメージがありますが、
適切な環境では10年以上生きることも珍しくありません。
また、品種によっては20cm以上まで
成長することもあります。
飼育を始める際には、
まで考えて迎えることが大切です。
■ 飼えなくなったらどうすればいい?
やむを得ない事情で
飼育を続けられなくなることもあるかもしれません。
その場合は、
家族や知人へ譲る
引き取り可能なアクアショップへ相談する
地域のイベントや譲渡先を探す
などの方法を検討しましょう。
放流以外にも選択肢はあります。
困ったときは、一人で判断せず相談することも大切です。
■ 金魚を迎える前によく考えよう
金魚すくいでは、気軽な気持ちで
持ち帰ることもあるでしょう。
しかし、
など、継続的なお世話が必要になります。
迎える前に、
最後まで飼えるか
飼育スペースがあるか
家族の理解があるか
を考えておくことが大切です。
■ 子どもにも伝えたい「命の責任」
金魚は比較的身近なペットですが、
生き物であることに変わりはありません。
子どもと一緒に飼育する場合は、
「飼えなくなったから自然へ返す」のではなく、
「迎えた命には最後まで責任を持つ」
ということを教える良い機会にもなります。
毎日のエサやりや水換えを通して、
生き物を大切にする気持ちを育むことができるでしょう。
■ 放流は善意でも問題になる
放流する人の中には、
「狭い水槽より自然の方が幸せだろう」
という善意から行動してしまう人もいます。
しかし、善意であっても、
を考えると、放流は適切な方法ではありません。
本当に金魚のことを考えるなら、
最後まで責任を持って飼育するか、
新しい飼い主を探すことが大切です。
■ まとめ
金魚を川や池、用水路などへ捨てたり放流したりしては
いけない理由は、自然環境や在来生物へ悪影響を与える
可能性があるだけでなく、金魚自身も厳しい自然環境で
生き延びられるとは限らないためです。
また、病気や寄生虫を持ち込んでしまうリスクもあり、
善意であっても放流は適切な行動ではありません。
金魚は長く生きる魚です。迎える前には最後まで
飼育できるかをよく考え、もし飼えなくなった場合は
譲渡や引き取り先を探すなど、
放流以外の方法を選びましょう。

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(以前も今回と同じテーマの記事を書いたことがありました。
しかし最近、捨てられたペットの動画を何本か観たため、
再度注意喚起する意味で今回の記事を書きました。)
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