
金魚のお腹が大きく膨らんでいると、
「太っただけかな?」
「卵を持っているのかな?」
と思うかもしれません。
しかし、お腹の膨らみに加えて
ウロコが逆立つように広がっている場合は、
「腹水病」と呼ばれる状態の可能性があります。
腹水病は金魚の飼育でよく耳にする名前ですが、
実は「腹水病」という名前の病原体が存在するわけでは
ありません。
さまざまな原因によって体内に異常が起こり、
腹部が膨らんだり、ウロコが逆立ったりする状態を
まとめてそう呼ぶことがあります。
今回は、金魚の腹水病について、
どんな症状が見られるのか、
治療するときに何をすればいいのか、
初心者向けに分かりやすく解説します。

オタマ金魚ミックス S~M 3匹 5匹 10匹 約3〜6cm前後 金魚ミックス お玉金魚 おたま金魚 川魚 金魚 [ エサ 餌 きんぎょ キンギョ 生体 ]
■ 「腹水病」は病名というより症状の呼び方
まず覚えておきたいのが、
腹水病=一つの病気
とは限らないということです。
金魚の体内で何らかの異常が起こり、
体液のバランスが崩れることで腹部が膨らんだり、
ウロコが外側へ押し出されたように見えたりします。
背景には、
細菌感染
内臓の機能低下
腎臓などの異常
水質悪化によるストレス
その他の体内疾患
など、さまざまな原因が考えられます。
そのため、「腹水病だから、この薬を使えば必ず治る」と
単純には言えません。
■ 代表的な症状は「ウロコの逆立ち」
腹水病を疑うときに特に分かりやすいのが、
ウロコの逆立ちです。
健康な金魚のウロコは体に沿ってきれいに並んでいます。
ところが体内に水分がたまるなどして体が膨らむと、
ウロコが外側へ押し出されます。
上から見ると、
松ぼっくりのようにウロコが広がって見える
ことがあります。
この状態は
「松かさ(松かさ病)」と呼ばれることもあります。
■ お腹が膨らんでいるだけなら腹水病とは限らない
ここは初心者が特に注意したいポイントです。
金魚のお腹が大きいからといって、
すぐに腹水病だと決めつけることはできません。
例えば、
メスが卵を抱えている
餌を食べた直後
肥満
便秘
品種本来の丸い体型
などでも、お腹はふっくらします。
特に琉金やオランダ獅子頭、らんちゅうなどは
もともと丸みのある体型なので、普段からよく観察して
「いつもの姿」を覚えておくことが大切です。

【8/15限定】当選確率2分の1!1等最大100% (金魚)黒らんちゅう(タイ産)(1匹)
■ 腹水病を疑うサイン
お腹の膨らみに加えて、
次のような変化がないか確認しましょう。
ウロコが外側へ逆立っている
お腹が急激に大きくなった
元気がなくなった
食欲が落ちた
泳ぎ方がおかしい
水底でじっとしている
ヒレを閉じている
呼吸が速い
特に「お腹の膨張+松かさ状のウロコ」が見られる場合は、
注意が必要です。
■ まず最初に行いたいのは水質の確認
腹水病が疑われたとき、いきなり薬を入れるのではなく、
まず確認したいのが飼育水の状態です。
アンモニアや亜硝酸などが高い水は、
金魚に大きな負担をかけます。
可能であれば試薬などで水質を確認し、
問題がある場合は適切な水換えを行いましょう。
ただし、体調を崩している金魚に急激な水質変化を
与えるのも負担になります。
水温を合わせ、カルキを抜いた水を使って
ゆっくりと水換えし、落ち着いて対応しましょう。

【8/15限定】当選確率2分の1!1等最大100% GEX コロラインオフ 500cc カルキ抜き(淡水・海水両用)
■ 隔離して様子を見るのも選択肢
複数の金魚を飼育していて、
1匹だけ明らかに体調を崩している場合は、バケツなどの
隔離水槽を用意する方法があります。
隔離することで、
他の金魚からの刺激を減らせる
餌の量を管理しやすい
その金魚の状態を観察しやすい
必要な治療を行いやすい
というメリットがあります。
ただし、移動そのものがストレスになる場合もあるため、
状態を見ながら慎重に行います。

バケツ 15L ニューセレクトバケツ 本体 ( ばけつ 5L 8L 10L 13L 20L 25L 清掃用具 清掃用品 食品衛生法適合 シンプル ブルー 日本製 )
■ 薬浴は原因を考えて行う
腹水病では、細菌感染が関係しているケースもあります。
そのため、細菌性疾患が疑われる場合には、
観賞魚用の抗菌・抗菌剤による薬浴が検討されます。
ただし、腹部が膨らんでいるというだけで
原因を特定することはできません。
薬にはそれぞれ対象となる病気や使用方法があります。
「腹水だから、とりあえず薬を入れる」
という使い方は避け、製品の説明書を確認して
適切に使用しましょう。

動物用医薬品 観賞魚用魚病薬 ニチドウ 観パラD 100ml 薬効10〜14日間 水草可 穴あき病 関東当日便
■ 塩水浴が行われることもある
金魚の体調不良時には、塩水浴が行われることがあります。
塩水浴によって水中と金魚の体液との浸透圧の差を
小さくし、金魚の体への負担を軽減することが
期待されます。
ただし、塩水浴だけで腹水の原因そのものを
治療できるとは限りません。
また、濃度を間違えると逆に負担になるため、
初心者は自己判断で高濃度にするのではなく、
濃度は0.5%程度とし、一般的な観賞魚用の塩水浴方法を
確認して行うことが重要です。

【8/15限定】当選確率2分の1!1等最大100% アラタ 金魚・めだか用 塩 (200g)浸透圧 予防
■ 餌は無理に食べさせない
体調を崩している金魚が餌を食べないと、
「体力を付けさせなければ!」
と無理に食べさせたくなるかもしれません。
しかし、食欲が落ちているときに大量の餌を与えると、
消化器官に負担をかけたり、水質を悪化させたりする
可能性があります。
食欲がない場合は無理に与えず、
まずは水質や飼育環境を整えることを優先しましょう。
■ 水温をむやみに上げない
病気になると、
「温度を上げれば治るのでは?」
と思う方もいます。
しかし、腹水の原因は一つではありません。
水温を急激に上げると金魚への負担になるだけでなく、
水温上昇によって水中の酸素量が減少しやすくなります。
温度管理をする場合も、急激な変化を避け、
飼育している金魚や病気の状態に合わせることが大切です。
■ エアレーションも重要
薬浴や塩水浴を行う場合は、
普段以上にエアレーションを意識しましょう。
特に水温が高い時期は、
水中に溶け込める酸素量が少なくなります。
また、金魚自身も体調を崩しているため、
酸素が十分にある環境を用意してあげることが重要です。

【8/15限定】当選確率2分の1!1等最大100% GEX 金魚飼育4点セット GF−1 30〜45cm水槽用エアーポンプ
■ 治療中は水質を清潔に保つ
体調を崩した金魚にとって、
汚れた水はさらなる負担になります。
そのため、
フンや食べ残しを放置しない
アンモニアや亜硝酸を確認する
必要に応じて水換えする
フィルターを適切に管理する
といった基本的な管理を徹底しましょう。
薬浴中は通常の水槽管理とは方法が変わる場合があるため、
使用している薬の説明書も必ず確認してください。

【8/15限定】当選確率2分の1!1等最大100% GEX おそうじラクラク クリーナースポイトロング
■ 腹水病は「早期発見」が大切
腹水病のような症状は、
かなり進行してから気付くケースもあります。
そのため普段から、
「今日もいつも通りかな?」
と金魚を観察する習慣をつけましょう。
特に毎日チェックしたいのは、
です。
早い段階で異変に気付けば、原因を調べて
適切な対応を始めやすくなります。
■ 完全に元の状態へ戻らないこともある
残念ながら、腹水の症状がかなり進行している場合や、
内臓そのものに重大な障害がある場合は、
治療が難しいこともあります。
薬浴をしたから必ず治る、という病気ではありません。
特に松かさ状態が進行している場合は、
慎重に観察しながら治療を行う必要があります。
改善が見られない場合や症状が重い場合は、
魚類を診察できる獣医師など専門家へ相談することも
選択肢です。
■ 腹水病を予防するには?
腹水病そのものを完全に予防する方法はありません。
しかし、金魚の体調を崩しにくくするための
基本的な飼育管理はできます。
例えば、
水質を良好に保つ
過密飼育を避ける
餌を与えすぎない
急激な水温変化を避ける
新しい金魚は可能なら隔離して様子を見る
毎日金魚を観察する
といったことです。
特別なことをするよりも、
毎日の基本的な管理を丁寧に行うことが重要です。
■ まとめ
金魚の「腹水病」と呼ばれる状態は、
単純に一つの病気を指しているわけではありません。
体内の異常によって、
お腹が膨らむ、ウロコが逆立つ、元気がなくなる
などの症状が現れることがあります。
特に注意したいのが、松ぼっくりのようにウロコが広がる
「松かさ」の状態です。
治療では、
まず水質を確認する
必要なら隔離する
水質を良好に保つ
状態に応じて薬浴などを検討する
無理な給餌を避ける
十分な酸素を確保する
といった対応が基本になります。
ただし、腹水の原因によって適切な治療は異なります。
「お腹が大きい=腹水病」と決めつけず、
抱卵や肥満など健康な状態との違いを確認しながら、
ウロコ・食欲・泳ぎ方などを含めて総合的に観察することが
大切です。
金魚の病気は、早く異変に気付くほど
対応の選択肢が増えます。
普段から金魚をよく観察し、「いつもと違う」を
見逃さないようにしてあげましょう。

【国産】更紗オランダ獅子頭M 6cm~9cm前後 1匹 金魚 川魚 生体
当ブログは、にほんブログ村に登録しております。
もしよろしければ↓のバナーをポチッとお願い致します♪