４年に一度の冬の祭典が閉幕した。
向こうで競技が行われる時間がこちらでは夜中なので、
なかなかリアルタイムで見ることができなかったけど、
とりあえずこの２週間はテレビにかじりついていた。

いちばん印象に残ったのは、やっぱりフィギアスケート。
あまりの美しさに感動した。
あと、カーリングやスノーボードクロスなんかは、
大どんでん返しなんかがあったりして、
なかなか見ごたえがあった。

ワタシが楽しくテレビ観戦しているように、
平次も楽しんでいたようだ。

氷上を颯爽と走るスピードスケート選手を鼻で突き、
華麗にエアを決めるスノーボード選手にかぶりつこうとし、
優雅に演技をするフィギアスケート選手を前足で押えようとし、
クロスカントリーの選手がテレビの画面からフレームアウトすれば、
テレビの後ろに顔を突っ込んで探していた。
終始、せわしなかった平次。

もしイヌノオリンピックがあったら、
せわしない部門での金メダルは間違いない。