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2018.03.03 コメント(20)
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全186件 (186件中 1-10件目) 映画の感想
テーマ:最近観た映画。(28136)
カテゴリ:映画の感想
![]() アンジーが演じるCIAの女性エージェントであるイヴリン・ソルトは、ロシアの二重スパイの容疑をかけられ、身の潔白を証明するためにまずは逃走を図るんですけど、めっちゃ強い強い!とにかく、その逃亡劇の始まりのアクションが、その場に有るものを利用して武器にしてしまうシーンなどは「ボーン・アイデンティティ」のジェイソン・ボーンみたいでした。でも、ソルトの器用さと特殊部隊をも倒してしまう強靭な腕力は、幾らプロファイルを見せられても説得力はなかったです。(^_^;) その後も追手に取り囲まれて捕まる寸前に高架橋から高速道路へと飛び降りて、走行中のトラックの屋根に落下、銃撃をかわしながら隣の走行中のタンクローリーに移ったかと思ったら、また別のトラックに飛び移り、最後はバイクの男性を蹴り飛ばしてバイクを奪って逃げてしまう所なんて、ジョン・マクレーンもビックリの「ダイ・ハード」なボディーも説得力がなかったです! スパイ・サスペンスなので、途中の詳しい内容は書かないでおきますけど、ソルトが捕ってパトカーに乗せられてからも、アンビリーバボーな展開が続きました。パトカーで護送される途中で、屈強な警官たちに挟まれた状態でも、警官をパトカーから放り出したり、前後左右から追跡してくるパトカーに何度も激突させたり、ソルトが乗っていたパトカーがジャンプして停車中のタクシーに突っ込んでしまっても、ソルトだけがどこにもケガも骨折もしないで涼しい顔をしてその場から立ち去ると言う、とても人間業とは思えない不死身さは「バットマン」みたいでした。他にもエレベーターシャフトをロープもなしで素手だけで降下するところなんて「スパイダーマン」みたいだったし、ソルトの何倍も腕力有りそうな重量感のある男性との格闘シーンは「007」のジェームズ・ボンドでした。・・・が、やはり格闘シーンも説得力なさすぎでしたね! ところが、一つだけ説得力があったのが、ロシアの二重スパイのソルトが長年に亘りアメリカで生活しながらテロの機会を待っていたと言う所です!この映画の脚本家は、実際のロシアのスパイにネタを教えて貰ったのかと思う位この映画にそっくりな事件が実際にアメリカで6月に明るみになっていましたわ。米司法省が6月28日にロシア人スパイ10人を一斉に逮捕。そのロシアスパイ団の一人アンナ・チャプマン容疑者は、FacebookやYouTubeに写真が載っていたから「驚くほど美しいロシアの女スパイ」と今アメリカで話題になっていますよね。この映画の設定に似通っていたのでビックリしました。
上の記事では、「米国とロシアが、ロシアのスパイとして米司法当局に起訴された男女10人と、スパイ罪でロシアで服役していた4人を交換することで合意したと発表した」と書かれていますから、この「ソルト」の冒頭のシーンと殆んど一緒ですね!その後の、アメリカで何十年と暮らしながらスパイ活動をしているという所も良く似ています。実際の話で、スパイ交換でアメリカに戻れたロシアで服役していた4人は・・・寝返って二重スパイかも?なんてね!? いやぁ、この映画、アクションシーンはあり得ないとんでもシーンの連続でしたが、人物・背景設定はまさしく実話さながらのエピソードと言えますわ。 ちなみに、この映画の主役は最初はトム・クルーズが演じる予定だったそうですね。記事によるとトム・クルーズが同時期公開の「ナイト&デイ」の方を選んだため降板。そのために何故か主役の設定を女性に変更してアンジェリーナ・ジョリーに決まったらしい。脚本は殆んど変更なしで、役名を「エドウィン」から「イヴリン」に変えただけだったそうです。なぜ、主役を男性のままではなく、女性に変更したのか書いてなかったけど、それが気になる(^^ゞ。ところで、この「ソルト」を蹴って、キャメロン・ディアスとの共演のアクションコメディ「ナイト&デイ」(米:6月公開 / 日本:10月公開)を選んだトム・クルーズの映画の興行収入は初登場3位でふるわず、トム・クルーズの過去20年間の主演作で最低のオープニング興収だったらしい。
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2010.08.19 13:13:05
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2010.07.19
テーマ:最近観た映画。(28136)
カテゴリ:映画の感想
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2010.08.19 13:54:27
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2009.12.31
テーマ:おすすめ映画(3497)
カテゴリ:映画の感想
私が今年1年間に映画館で観た映画の総まとめをしてみました。
一応、映画を観た時に星評価はしていたので、その星の高い順に並べてみました。 観たけど感想をUPしていなかった映画も、思い出しながら星評価をしましたから、 その時と星の数が微妙に違うかも知れませんけどね!? まぁ、こんな感じだったと思います。 ここの書き込みの字数制限に引っ掛かってしまって全部一度に書けないので、 前半と後半に分けてアップしました。こちらは前半です。 (gooブログは全部一度に書けたんですけどねぇ!(^_^;)) 星の数は5段階評価で、星5個が最高です。
もう今日で今年も終わりですね!今年最後の書き込みになると思います。 いつも紅白は見ないんですけど、今年はスーザン・ボイルさんがゲストで出るので そこだけ見たいんですけど、何時頃出るか時間が分かればいいんですけどね! それでは、この1年、たくさん訪問して頂いてありがとうございました。 また来年もよろしくお願いします。みなさん、良いお年を! ![]()
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2010.01.03 01:26:37
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テーマ:おすすめ映画(3497)
カテゴリ:映画の感想
私が今年1年間に映画館で観た映画の総まとめをしてみました。
一応、映画を観た時に星評価はしていたので、その星の高い順に並べてみました。 観たけど感想をUPしていなかった映画も、思い出しながら星評価をしましたから、 その時と星の数が微妙に違うかも知れませんけどね!? まぁ、こんな感じだったと思います。 ここの書き込みの字数制限に引っ掛かってしまって全部一度に書けないので、 前半と後半に分けてアップしました。こちらは後半です。 (gooブログは全部一度に書けたんですけどねぇ!(^_^;)) 星の数は5段階評価で、星5個が最高です。
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2009.12.31 14:57:11
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2009.06.24
テーマ:映画館で観た映画(7590)
カテゴリ:映画の感想
![]() ![]() ![]() 主演はシャイア・ラブーフで大丈夫かな?って思ったりしますけど!?(^_^;) ![]() ![]() ![]() ![]() ![]()
2009.06.11
テーマ:映画館で観た映画(7590)
カテゴリ:映画の感想
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 私の採点≫ ![]()
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2009.06.13 03:08:04
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2009.05.26
テーマ:最近観た映画。(28136)
カテゴリ:映画の感想
![]() ラッセル・クロウが「ワールド・オブ・ライズ」の役作りで20キロ強の増量ボディーでポッチャリ系おじさんになってしまいましたが、「消されたヘッドライン」の予告編とかで見た感じでは、まだぽっちゃり系を維持しているみたいです!こう言う映画には必ず出てくるタイプの、プライベートはだらしなくて容貌はむさ苦しいけど、仕事はきれいに片付けると言う記者ですね!?(苦笑)それに引き替え、ベン・アフレックは痩せましたね!そのせいか顔の長さがやたらと目立ちます! ★↓この下から感想を追記しました。↓ ![]() ラストは巨大な暴利を操る軍需産業の闇は放ったらかしのままで尻切れトンボ感が否めなかったです。ガチガチの社会派ドラマとしてではなく、政治スキャンダルドラマとして観たら良かったかもしれませんが!?(この映画も観る前の勝手な思い込み厳禁!な映画でしたわ。(^^ゞ) この映画の英題が「 STATE OF PLAY 」なので、その意味を辞書検索をしたら主にクリケットの「試合の形勢、スコア」と言う意味で、一般では「競争者間の形勢」の事を指すと載っていましたから、邦題から受けるニュアンスとは違いますね!?(クリケット絡みの言葉と言うのがいかにもイギリス発らしいですけど・・・)全体のストーリー展開は、事件の核心を握る人物の形勢が二転三転しますから、初めからそう言う意味合いで考えたら内容を見誤ることはなかったですね! ![]() ![]() 若輩者をちょっと突き放しながらも一人前にしていく男同士の師弟関係を描いてるようなパターンの映画が有りますけど、この二人の関係は男女でそう言う師弟関係の絆が出来上がっていたのが面白い展開でした。 普通のサスペンス映画では、主役と言うだけで凶暴な悪人でも対等以上に闘って危機を脱出するシーンは良く有りますね。この映画の見せ場であるカルがスナイパーと対峙するシーンでは、ちょっと違った描き方に感じたのが、記者であるカルを勇猛果敢に難なく事件を解決するスーパーヒーローに仕立て上げず、恐怖に慄き逃げの一手で難を逃れさせていたのも緊迫感と恐怖感が伝わってきて良かったです。この辺はサスペンスとして面白かった所でした。最後に残念賞を言うなら・・・、ヘレン・ミレンでしょうか!?ヒステリックな指示を出していただけと言う印象が残っていて、新聞社の編集長と言う威厳は感じなかったです。 ![]()
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2009.05.28 10:45:42
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2009.05.17
テーマ:最近観た映画。(28136)
カテゴリ:映画の感想
![]() その反省を踏まえてなのか?この「天使と悪魔」の場合は、一見さんお断りの看板を下ろした感じで分かりやすかったと思います。(^_^;) でも、バチカンに反旗を翻した秘密結社「イルミナティ」と言う組織が存在することや、核爆弾以上の爆破エネルギーを生み出す「反物質」と言う化学物質の存在と、ローマ教皇が崩御した場合、世界中から高貴な聖職者がバチカンに集まり、次期ローマ教皇を選ぶために「コンクラーベ」と言う教皇選挙が行われる・・・と言う3点は抑えて置いた方が分かりやすいですね。 この映画は宗教映画的な要素はもちろん強いですが、今回は宗教の陰湿な影の部分は薄まっていて観やすかったと思います。ただ、観る側が原作本を読んでいなくても分かりやすくするために纏め過ぎた感が有って・・・謎解きの部分の「謎」の部分が分かり難くてラングドン教授の独壇場で終わらせすぎでした。余りにも簡単にパパッと閃いて一人で解決していくので、私は、何をどうやって解釈して解決に導いたのか分からないまま、ラングドン教授の走る後姿をただひたすら追いかけていたのでした!(苦笑)余りにも淡々とした謎解きのため、私が宗教に興味がないと言うのもあって、セリフだけの展開が多かった前半までに2回位睡魔がやってきて一瞬だけ寝てしまいました! (私が前半でウトウトしていた部分が有ったから謎が分かり難かったのか!?) 前作の「ダ・ヴィンチ・コード」の時の「ラングドン教授」役のトム・ハンクスはイマイチな髪形だったし、キーパーソンとなる神秘的であるべき女性「ソフィ」役のオドレイ・トトゥがミスキャストだと感じたし、 狂信的な信者で殺人者「シラス」役のポール・ベタニーの余りにも痛い演技に(下手と言う意味じゃなく、ホントに身体を痛めつけるのでね、そこが痛いの・・・)引いちゃったし!フランスの警察官「ファーシュ」役のジャン・レノが普通なら有り得ない殺人容疑をラングドン教授にかけて執拗に追いかけ回すのが理不尽で滑稽にさえ思えてイライラしたし! ってことで「ダ・ヴィンチ・コード」は不満が蓄積するタイプの映画でした。 この「天使と悪魔」では、トム・ハンクスの髪形はスッキリと良くなっていて、ストーリーの冒頭から警察がラングドン教授に捜査協力を要請してきたのも納得して観れたし、相手役のイスラエル出身の女優さんアイェレット・ゾラーは存在感が有って科学者然としていて似合っていたし、ユアン・マクレガーはチョイ役の筈がないのでドンデン返しが有るぞぉ!って思っていたらきっちり有って・・・フムフムだし! 最後にちょっとしたスぺクタルも見れたし!前作よりも謎解きのプロセスを観る面白さは消えていたけど、その分単純に面白く観れたと思います。謎を深くすればどうしても難解になってしまうんでしょうかね!?次回作も有るらしいので、次は謎解きのプロセスをもっと丁寧に見せて単純に楽しませて欲しいです! (欲張り!?) ![]()
2009.05.02
テーマ:おすすめ映画(3497)
カテゴリ:映画の感想
![]() この映画のディカプリも「ディパーテッド」のように二つの異なった世界の狭間で苦闘すると言う役柄です。中東のテロ組織と現地の諜報機関とCIAとが絡み合って、そこで現場で活躍するCIA工作員や情報屋の虚々実々の情報戦が始まります。派手な爆破シーンあり、リアリティーを感じさせる戦争アイテムあり、テンポの良いアクションシーンありと、おまけに社会派なテーマを加えたドラマ性も十分楽しめるエンターテイメント映画です。ただし、拷問シーンなんかもあるのでちょっとハードな内容でもあります。 ![]() この映画の見所の一つは空撮映像です。中東の紛争地帯の市街地や砂漠の真ん中にあるテロ組織のアジトなどの映像は上空に無人偵察機を飛ばして、遠く離れた安全なCIA本部からパソコンの画像で把握できてしまいます。そしてケータイや通信衛星などのいろんなハイテク機器を駆使して、その画像を見ながら「あの建物や、あの車列や、あの群衆・・・」と言う様にピンスポットで現地のCIAの工作員に指示を出すと言う、まるでTVゲームでも観ているような錯覚を起こしてしまいそうな映像でした。 ![]() ラストシーンでディカプリが演じるロジャー・フェリスが下した決断は、アメリカの掲げる正義や大義は誰の為のものなのか、アメリカが世界に押し付ける価値観や理想や秩序がすべて正しいのかを問いかけているように思いました。 ![]()
2009.05.01
テーマ:最近観た映画。(28136)
カテゴリ:映画の感想
![]() 本当に観て良かったと思える映画の一つでした。敢えて書き連ねる程の難しい事件が起こる訳ではないです。些細なイザコザと民族間の軋轢が物語の主軸になっていて、そこから両者が民族の垣根を超えてどう係わって理解し合うかを描いています。静かな感動を与えてくれる秀作でした。 この物語の主人公であるウォルトは朝鮮戦争を経験した元軍人と言う設定です。アメリカの映画やTVドラマを見ていると、元軍人でベトナム戦争や朝鮮戦争に従軍していたと言う設定がよくあります。正義感を持っている人だからこそ、その戦場での暗い過去を引きずってトラウマに苦しんだり、晩年の人生に重くのしかかってくると言うのもよくあります。 ウォルトの場合も、悲惨な悪夢をもたらした戦争と、無気力で個人主義が蔓延した平和の両者の時代を実体験した人の、やりきれない苦悩を持った人物だったと思います。近所の住人や自分の息子たちには人種差別主義者の偏屈で頑固な老人と言う風にしか見られていませんが、本人の心の奥には、誰にも語る事の無かった癒される事のない深い悔恨の情が渦巻いていたんです。 過去の自分を封印するように硬い鎧で覆われていた老人の心の扉が、隣に住むアジア系移民の姉弟が起こした些細な事件がきっかけで少しづつ開いて行きます。そして忘れかけていた温もりのある心の触れ合いを感じ、戸惑いながらも交流が深まります。その事が彼らの人生を大きく変えて行くことになってしまうのですが・・・。 誰もが抱える親の老後問題や人種差別問題をシニカルに笑いを誘うようにサラッと描いていて、ラストでは主人公ウォルトの過去に経験した戦争体験からくる”しょく罪”の思いと”愛”のメッセージが伝わってきて、久しぶりに涙がジワッとくるのを感じた映画でした。老いる事と、生と死を真正面から扱うと暗く深刻になりがちですが、この映画の場合は最後まで重くなり過ぎず、観終わった後に痛快さが残るエンディングでした。 ![]()
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