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テーマ:悲しいとき~!(463)
カテゴリ:*ヒトリゴト*
これは私が仕事を辞めて家にいるようになって数日目くらいのときの出来事です。 お昼過ぎ2時ごろだったと思います。 ピンポーン インターホンがなりました。 うちのアパートは新築なこともありモニターつきのインターホンなんですが 画面を覗くと25~30歳くらいの女の人が写ってました。 私は基本的に断ることが苦手なので、何かの勧誘だと嫌なので知らない人だと 大体居留守を使うようにしています。 ところがたまたまこの女の人がいつも宅配便を届けてくれる女の人に少し似てたんです。 通販で買い物をしている私にとって何時宅配便が届いてもおかしくない状況・・。 宅配便の人かなと思いついつい応答してしまったんです・・。 「はい・・。?」 女性は 「ボランティアで周ってます。ネパールの恵まれない子供たちに支援するために何か買ってください!」 (ボランティアかぁ・・・。それは一応玄関で話を聞いたほうがいいかなぁ・・。) ここで断っておけばよかったんですが、私はついつい玄関先まで行ってしまったのです。 ドアを開けるといかにも山登りでもしてそうな大きなリュックを背負った女の人がたってました。 「ご苦労様です。」 とりあえずボランティアだというので挨拶。 女の人は身分証らしきものを出して 「こういうものです。恵まれないネパールの子供たちのために買ってください!」 差し出された紙にはアジア系の子供が数人草原で立ってる写真が何枚か載ってました。 (う~ん。ここで断ったら人としてだめだよなぁ・・。) ↑こう思った私が馬鹿だったんですが・・・・・。 女の人はどこにでもありそうな靴下(3足一組)と民芸品みたいなポシェットを差し出しました。 「・・・おいくらなんですか・・?」 「こっちの民芸品は2000円、靴下は3000円です。」 (た、高い・・・。) 「もっと安いのは無いんですか?」 「一番安いのでこの2000円の民芸品なんです。」 (えっ・・いらないなぁ・・・。) そこでその2000円の民芸品や3000円もする紳士用のどこにでもある靴下買うよりは、 少しでも買って使えそうな他のもの他のものは無いのかと聞くと、子供用の靴下があるとのことだったので、それを買うことにしたんです。 しかも子供用でも3足3000円。100円均一に売ってそうなキャラクターものでした。 それでもその靴下原価を引いた残りのお金がネパールの子供に寄付されると思って買いました。 本当にいまこうして冷静に日記に書いてると 「何で買うかなぁ。」 と思うんですが、何で買ったのかなぁ・・・。 結局はこの場合詐欺の可能性が大なんですよね・・・・・・。 というよりほぼ詐欺なんですよね・・・・・。 騙された自分が悪いんですが、たぶん断ってても後味悪い思いをしたと思うんですよ・・・。 良心でしたことで騙されるってかなり切ないです・・・。 一儲けしようと思って騙されるなら自業自得なんですが それからしばらくちょっぴり人間不信になりました。 すぐに人を信用できない世の中ってなんだか切ないですよね・・・。 その後消費者センターに問い合わせたところ 「そういう善意の心を利用するんですよ。」 とのこと。 騙してるほうはどんな気持ちでやってるだろう・・・・? と思ってしまいます。 皆さんはこんな風に引っかかること無いと思うんですが 知識があると無いとではこういうことがあったときやっぱり違うと思うので 参考にしていただけたらと思います。
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Last updated
2006.05.04 23:50:14
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