楽しく生きよう!~横行結腸癌多発性肝転移ステージIV~

2011/03/06(日)21:40

明日から陽子線治療開始

先日地元の「がん診療連携拠点病院」に通院してきた。 私ががんの治療を受けている病院ではない。別の治療で月1回通院している。 そこで見つけたのが明日3月7日から新たな治療施設として、タイトルの治療が開始されるというもの。 2年前くらいからその情報はつかんでいたのだが、いよいよ開始されるようだ。国内の粒子線治療施設はこれで9つ目となるのか。 関西在住の私が通院可能なところで当時調べたときは兵庫県の「兵庫県立粒子線医療センター」と福井県の「若狭湾エネルギーセンター」であったが、この福井県の施設は陽子線によるがん治療の臨床研究を目的とした施設で平成21年度で終了している。それに替わり福井県が進めていた治療施設が明日から治療を開始することになる。施設名は「福井県立病院陽子線がん治療センター」という。 さて肝心の治療対象であるが、前立腺がん、肝細胞がん、肺がん、頭頸部腫瘍(喉頭がんは除く)、転移性腫瘍(肺、肝臓、骨など)の5種類となっており、多発転移は対象外。 現在は少ない数の腫瘍でも多発転移の可能性がある場合は治療を決断するのは困難かと思う。 何と言っても治療費が非常に高いので、がんの周りに重要な臓器や放射線に弱い組織のある場合など、その腫瘍さえなければ延命が可能だと判断できる場合を除き、判断に迷ってしまう可能性が高い。 その治療費はどこの粒子線治療でも変わりないかと思うが、1回の治療(例えば毎週治療を1ヶ月し、合計20回の照射をした場合)で約250万程度。困ったことに高度先進医療で健康保険の適用が受けられず、全額自己負担となる。(入院費などは保険適用) 以前も書いたことがあるが、私は癌と診断される1ヶ月前に高度先進医療の特約を生命保険に付加したおかげで500万円までは保険給付が受けられることになっている。ただこの給付も何か条件があるようで、適用条件を事前に確認しておく必要がある。 先端治療でも、果たしてこの治療が有効な状態になるのか?私の予測は適応がないまま進みそうな、即ち悪化するときは多発転移となるのだろうと、そう思っている。仮にそうならなくても、消してはまた出てくる、いたちごっこだろうと。 望むことは、このような重粒子線や陽子線の治療が健康保険で高額療養費の適用を受け、250万円の自己負担額が10万円未満となること。この治療を受ければ長生きできるのに、高額な医療費のため断念するしかない人たちの救いになればよい。 明日から治療開始するところのホームページに全国の粒子線治療のリンクページがあったので記載しておく。 全国の粒子線治療施設 にほんブログ村   いつもありがとうございます。今日も借り物の猫バナーです。 そうそう昨年も紹介した鹿児島産の柑橘類の「たんかん」が近所のスーパー西友に2月末から並んでます。今日2度目の購入をしました。8個くらい入って598円。一度ご賞味あれ!

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