2016/09/23(金)07:02
クマムシの新規タンパク質がヒトの細胞の放射線耐性を向上
東京大大学院理学系研究科の国枝武和助教(45)と国立遺伝学研究所(三島市)の豊田敦特任教授(52)らが20日、共同でクマムシのゲノム(全遺伝情報)を解読して分析した結果、固有の新規タンパク質「Dsup(ディーサップ)」が、培養したヒトの細胞の放射線耐性を向上させることを発見したと発表した。今後、さらなるクマムシの遺伝子の解明により、哺乳動物の放射線耐性向上につながると期待されるという。 ■詳細情報:クマムシ固有の新規タンパク質 ヒト培養細胞の放射線耐性を向上 ■リンク元:静岡新聞 [PR]お得情報 [PR]関連医療 iPS細胞はいつ患者に届くのか [ 塚崎朝子 ]