28日の日記
『不安の茶わん』 なにか、心を、不安なことがしめている。 そんなことって、ありますよね。 特別おおきなことは、ちょっと話が変わりますが、ここで取りあげたいのは、なんとなく、いつも感じてしまう、不安です。 不安に限らず、それを、苛立、焦り、恐れにも置き換えられます。 たとえば、朝起きたら、頭が何となく痛くて、不安になる。 ところが、昼前に、頭の痛みは消えてしまう。 「これで、不安が解消♪」 とは、ならないのが、面白いところです。 「あれ、今日、打ち合わせで、出かけるのに、雨が降りそうだ。 都心まで、雨の中の往復はなんだかなあ。 雨が降らないといいなあ・・・」 と、いつのまにか、次の不安が、心の中で始まっています。 出かけると、幸い、雨が降らず晴天。 ところが。これで、めでたく、不安解消!とはなりません。 なんとなく、次の不安が、心の中で始まっています。_________ どうやら、私の心の中に『不安の茶わん』、というものがあるようです。 _________ 『不安の茶わん君』、という、ゆるキャラがいるとします。 『不安の茶わん君』は、『不安の茶わん』が、空になると、すぐに、不安というご飯を見つけ出し、てんこ盛りにしてしまうのが、自分の使命だと思っています。 だから、私の場合、せっかく、不安が解消したのに、すぐ、別の不安に入れ替わっているんです。 たぶん。それぞれの人は、それぞれの大きさの『不安の茶わん』を持っていると思います。 『不安の茶わん』を、子どもの茶碗のように、小さいものに変えれば、不安は、とても小さくなります。 おちょこぐらいの茶碗に、なれたら、不安は、もっともっと、小さくなります。 たぶん、そうです。 _________ 不安の原因は、外側の不安そのものだけではなく、心の中にある、『不安の茶わん』の大きさが、それ以上に大きな原因だと思います。 怒りっぽい人は、『怒りの茶わん』が大きいんだろうと思います。 いつも、ニコニコしている人は、『嬉しいな♪の茶わん』が大きいんだろうと思います。 今朝、こんなふうに、思いました。 「『不安の茶わん』は、なるべく小さいものに、とりかえていこう。 『嬉しいな♪の茶わん』は、なるべく大きなものに、とりかえていこう。お相撲さんが使う、丼ぐらいの大きさになったらいいなあ。 うん、そうしよう♪」 あなたの、『不安の茶わん』の大きさは、どのくらいですか? On 2016/05/28, at 9:50, wrote: