こころの金メダル

赴任して２日目。

わからないことばかりで辛いが、だいたいの流れはどこの学校でも同じなので、その点では別に支障はない。

新任の人は本当にしんどいと思う。

全くの初めてのことなので、流れに追いついていくことだけで必死だと思う。

これは、どんな社会でも同じだと思うが、そこを越えていかないと先に進めない。

新しい学校は、とても雰囲気的にはいい。

まだまだ最初で早急には判断はできないが、一応は「まとまっている」という感じは受ける。

私の学年は９人の教師のうち６人が２０代だが、若い人はなかなか前向きだ。

どんどんと仕事をこなしていく。

私のやっていることにも興味を示して、「ふ先生、それ何をやってはるんですか？」ときいてくる。

聴いてきたら、隠したりせずに、全てオープンにして教える。

「なるほど・・・」という感じだ。

これは前任校にはなかったことだ。

今、思うと「プライド」だと思う。

聴きたいとか教えてほしいとかいう気持ちもあるんだけど、プライドがその邪魔をしているんだと思った。

今の学校の若手は、それがほとんどない。

純粋に質問してくるし、人間的にもとても好感がもてる若手が多い。

多くは経験５年目以内の２６～２８歳ぐらいの先生である。

まだ生徒と接しているところを見ていないので何とも言えないが、これは楽しみになってきた。

真剣に、校内での「ひきだし」を計画して若手の質を上げていってあげようと思う。

明日は３日目、明日は入学式の準備のために新２年生が登校してくる。

どんな感じなのか、じっくりと観察してみようと思っている。