映画の話 もしも徳川家康が総理大臣になったら(映画館)
コロナ禍の日本、現役総理大臣がコロナに罹患し、死去してしまう。大混乱に陥った日本は、歴史上の偉人を蘇らせ、現代の政治を任せるという思い切った政策を発表した。そうして誕生した徳川家康を総理大臣とした歴史偉人内閣。最初は疑心暗鬼だった国民だが、偉人たちは次々と国家の問題を解決し、国民の信頼を勝ち取っていった。順調に見えたこのプロジェクトだったが、システムにバグがあることがわかり、事態は思わぬ展開へ。エンタメです。完全なエンタメ。荒唐無稽なストーリーなので、そりゃそうですよね。エンタメ作品としては文句のない仕上がりだったのではないでしょうか。誰もが日本史の授業で習ったようなことを面白おかしく盛り込んでたり、現代社会のパロディなんかもすごく楽しめました。徳川家康を野村萬斎が演じていることで、安っぽくならずに成立してるのも上手いですよね。立ち居振る舞いが1人だけガチで面白かった。メッセージ性はあるけど、そこまで深く刺さることもなく、驚きとか意外性もありません。全てがでしょうねというところに帰着します。名作、良作、傑作とかそういう類の作品ではないと思います。壮大なパロディコントを観るくらいのつもりでいいんじゃないかな?キャラがたった俳優さんばかりだから、コメディセンスもいいし、小ネタが散りばめられてるから飽きないです。ただ、わざわざ映画館ってのは強くオススメできないので、テレビや配信サービスでくらいがいいかな、、。あまり期待しすぎずに、笑おうと思って観るのがいいですね。★★☆☆☆ビジネス小説 もしも徳川家康が総理大臣になったら [ 眞邊明人 ]価格:1,650円(税込、送料無料) (2024/8/21時点)楽天で購入