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テーマ:映画館で観た映画(8504)
カテゴリ:映画
モーリタニア人の青年のスラヒはある日9.11のテロに関わった容疑で逮捕される。 その後彼は裁判もなく、起訴すらされていない状態で8年間拘束されていた。 彼を救うべく弁護を引き受けた人権派の弁護士ナンシー。最初は頑なな態度だったスラヒ。徐々に信頼関係を築き、彼の証言を元に、様々な妨害にあいながらも真実を明らかにしていく。 そこに隠された現実は本治国家の先進国とは思えない凄惨なものだった。 いやー、ジョディ・フォスターは強くて賢い女性が似合いますね。 冷静だけど、情熱を秘めた敏腕弁護士が見事でした。 そして、これが実話だということで、アメリカ怖ぇーって思いましたね。 まぁ、隠されているだけで、どこの国家でも実は起きていた、起きていることなのかもしれないですけど。 そんなに昔の話じゃないし、この情報社会で…という衝撃はありました。 理不尽に人権を奪われ、希望が見えないときの絶望感は…想像もつかないですね。 やはり、こういう現実、アメリカであの後どのように国民感情が動いたのかなども含め、私的には知っておいた方がいい話なのかと感じました。 かなりマイルドにはしてると思いますが、観るのに少し覚悟のいる作品かもしれません。 ★★★★☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.11.02 00:00:11
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