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テーマ:映画館で観た映画(8507)
カテゴリ:映画
「アベンジャーズ」シリーズのルッソ兄弟がプロデュースした映画です。 新米警察官のカーワは、ISISの猛攻撃を受けていたところ、全滅したと噂されていたSWAT部隊が現れ、命を救われる。今回の戦闘で叔父を失ったカーワはSWAT部隊のジャーセム少佐に誘われてその場で部隊に加わることとなった。この部隊はカーワ同様ISISに家族を奪われた元警察官で編成されていた。本隊から孤立し、戦闘を続ける彼らにはある秘密の任務があった。 これまた、素晴らしい映画でしたね。 アラビア語で演技する映画もたぶん初めて観ましたが、リアリティがありました。 戦闘シーンの臨場感も凄かったです。 ドキュメンタリーなのかと思うほど、こちらもすごくリアル。 超人的なパワーを持った兵隊が闘うんではなく、敵も味方も生身の人間感がすごく出てました。 戦争ものにありがちな大袈裟な残虐シーンや、お涙頂戴の感動シーンがあるわけでもなく、身の上話もポツポツ語られる程度に抑えられていて、それが逆に現実に起こっていることという感覚になりましたね。 イスラム国なんて全然リアリティなくて、遠い国での出来事だと思っていた自分が恥ずかしくなりました。 これは実際にどこかで起こっていることで、生まれた場所が違うだけで、この世界が現実になる人生もあるんですよね。 俳優たちも目の動きとか、仕草とかが芝居がかってなくて、良かったです。 作り物だと冷めてしまうところがなかった。 これは、先に紹介した「コレクティブ国家の嘘」と並んで今年最高傑作になりそうです。 どうしても、戦争ものが観れないのでなければ、ぜひ観て欲しい作品です。 ★★★★★ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.11.28 00:00:11
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