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カテゴリ:漫画
菊池あみ子、東京一人暮らし、30歳、契約社員、独身、彼氏なし。世間の目や、人間関係、自分の内なる声などとなんとか折り合いをつけて生きている。しかし、そんな日常にコロナ禍がやってきた。普通のOLの日常はどのように変化するのか。 この漫画ね、イタいです。 いろんな意味でイタいんですが、まず心が痛すぎる。 どうしても自分と重ねちゃうんですよね。 で、この主人公も若干違う意味でイタい女の子だから、怖くなっちゃう。 自分もこんなふうになってないか、とかね。 なんで上から目線やねん、お前の日常もっとイタいからって言われたらそれまでなんですけど。 不幸なわけじゃ、全くないんですよ、ただイタい。 特に不幸なことなんて何も起きてない。 彼氏いなくても、結婚しなくても、友達いなくても死ぬわけじゃないし、怒られるわけじゃないし、生きていけるちゃうんですけどねー。 ただ、孤独感なのか、疎外感なのか、承認欲求なのか…なんか満たされなくて、油断したらふんわり絶望が襲ってくる感じかな? あみ子ちゃんもイタいと思われそうだなーっというのはわかるんだけど、こういうところがダメみたいなのは特にないんですよ。 変に自虐気味になったり、キラキラした人たちを羨んだり、自分はもっと何かができるとジタバタしたり、かと思えば全てを諦めた気持ちになったり…ありますよね? 特にこのコロナ禍で内省する時間なんかできてしまったものだから…。 あー、怖い、怖いって思いながら読みたくなる…そんな漫画です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.04.12 00:00:07
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