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テーマ:映画館で観た映画(8507)
カテゴリ:映画
ある日病院のベッドで目覚めた娘。自分と母を捨て、幼い頃に家を出てずっと疎遠だった父は、目覚めた娘を連れて、ニューメキシコ州までの旅に出ることになる。大好きな父に捨てられ深い傷を抱える娘は、父を許すことができず心を開こうとしない。溝を埋められないまま目的地に向かう2人だったが、徐々にお互いの傷と向き合うことになってゆく。
これですね…めちゃくちゃ良かったんですよ。 なんか実の父娘で…って割としらける感じしません? 私は性悪なので、もちろんそんな気持ちで観にいったんですが… そんな自分に鼻フックをかけて反省を促したくなりました。 涙が止まらないとか、そういうんじゃないんですけど、ジーンとくるって言うんでしょうか、とにかく、そう、感動です。感情が動いたんです。 やっぱりユアン・マクレガーって演技上手いんだなと再確認しました。 実際ユアンはクララの母親と離婚してて、2人の親子関係も問題を抱えていたそうです。 演技も上手いだろうけど、その辺のリアルな空気感もあったかもしれません。 溝があるけど、喧嘩するってわけでも、完全無視ってわけでもない微妙な父娘の空気感なんですよ。 愛情が深いがゆえに傷ついて、でもすごく求め合ってて…っていうのが 目線一つ、話す間の一つでも伝わってきました。 そして、何気にすごく映像も綺麗なんです。 叙情的であり、幻想的なシーンが多くて、それも物語が伝わりやすかった要素だと思います。 上手く説明できなくて、力不足を痛感してるんですが、これは観てほしいなー。 私だけの琴線に触れたのか、本当に名作なのか気になります。 ★★★★☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.08.09 12:33:22
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