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テーマ:映画館で観た映画(8776)
カテゴリ:映画
矢口八虎は、成績も良く、友達にも囲まれて一見楽しい高校生活を送っているように見えていたが、何かに熱中することもなく周りに合わせる生活に虚しさを覚えていた。そんなとき、美術の授業で「私の好きな風景」という課題で青を基調とした明け方の渋谷の風景を描いたことにより、八虎の中で何かが鼓動しはじめ、美術に興味を持つようになる。生まれて初めて何かにのめり込んだ八虎は、やがて難関である美大を目指すようになるが…。
青春映画なんて…とたいして期待もせずに観たんですが、これがなかなか良かったんです。 若者が夢を追いかける物語って、大人はしらけてしまったりするじゃないですか。 どうせこの子達はまだまだ可能性の塊だものって。 でも、今作は主人公の努力、葛藤、挫折に感情移入できたんですよね。 言葉や映像が綺麗だったのが良かったのかもしれません。 漫画原作だけに、キャッチーな言葉や、シーンが多かったと思います。 空飛んじゃったり、スローモーションになったりはするけど、それが不自然で過剰な感じはしなくて、主人公の見え方、感じ方を的確に表してる演出だったように思います。 キャスティングも主役の眞栄田郷敦はじめ、若手から薬師丸ひろ子などのベテランまで、はたまたずんのやすなんかも出てたりして、面白かったです。 青春映画としても楽しめるし、大人が観ても、 若いとか関係なく、好きなことで努力する人は最強なのかも?と思わせてくれる作品でした。 ★★★☆☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2025.01.09 13:02:56
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