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テーマ:映画館で観た映画(8776)
カテゴリ:映画
生活の全てを上司に報告し、コントロールされながら生きる男。 海難事故から奇跡的に生還した妻が別人だと疑心暗鬼になり怯えながら暮らす男。 新興宗教団体にハマり、家族を捨てて、教祖となる存在を探し回る女。 この3つのストーリーを軸に皮肉な世界を、恐ろしくそして滑稽に描く。 「哀れなるものたち」のヨルゴス・ランティモス監督の作品です。 なので、単純な娯楽映画じゃないと思って覚悟して観たんですけど… 今作はけっこう好きでしたね。 割と設定はエグいんですけど、コントみたいに笑える演出なんです。 そのコントラストも面白かったです。 オシャレで突飛だけど、シュールな設定ってところは前作と同じでしたが、現代の物語なので、現実味もあったのが良かったのかもしれないですね。 登場人物は皆んなエキセントリックで、イッちゃってます。 その点においては、共感も何もあったもんじゃない。 そこもコントっぽいのかもしれないですね。 特に宗教団体の女のエンディングは笑えたな。 アラニス・モリセットの「Ironic」という歌を思い出しました。 メッセージ的なものもあるのかもしれないけど、あまり深く考えずとも、ポップで笑える作品として楽しめる作品だと思います。 Disney➕ですでに配信されてるようなので、もし観れる方はどうぞ。 ★★★☆☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2025.01.27 00:00:21
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