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テーマ:映画館で観た映画(8781)
カテゴリ:映画
著名な詩人である寒川の妻スオミが行方不明となる。大事にしたくない寒川は極秘裏に、刑事でありスオミの元夫草野を呼び出した。そこに続々とスオミと関係のあった男たちが集まり、スオミに何が起きたか探るため一人一人話を聞くことに。しかし、彼らが知るスオミはそれぞれ全く違う人格で、まるで別人だった。どれが本物のスオミなのか、そして今彼女に何が起きているのか。 三谷幸喜脚本、監督のミステリー要素のあるコメディ作品です。 お得意のドタバタ劇ですね。 今作はミステリー要素もあったので、さらに楽しめるものになってたと思います。 正直、オッサンがいろんな長澤まさみを見たかっただけじゃ?っていう気もせんでもなかったですが、バカバカしいくらいの七変化はそれなりに笑えたので良しとしたいと思います。 三谷作品はやはり演劇的なので、映像を楽しむっていうよりワンカット的に楽しむ方が正解だと思います。 「ラヂオの時間」や「ステキな金縛り」、「12人の優しい日本人」など、私の中で大ヒット的に面白かった作品も多いので、なんとなく期待値が上がりがちですが、ちょっと好みじゃない作品もあるのは否めない。 実は今回は私的には少し好みではなかったです。 先にも書いたように長澤まさみに幻想を描く男性がメインターゲットになってる気がして、女性にはちょっと響かないかもしれないですね。 ちょっと女的なはいけすかない? 好みの問題なので、作品としては三谷クオリティは守られてたんじゃないでしょうか。 私は三谷作品のエンディングテーマにいつも期待していて、今回も良かったと思います。 (ちなみに最優秀は「ラヂオの時間」で布施明が圧巻の声量で歌い上げる千本ノッコの歌です。) 三谷ファンは期待を裏切らない作品だったと思います。 ★★★☆☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2025.04.15 00:00:22
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