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テーマ:映画館で観た映画(8776)
カテゴリ:映画
キャリア警察官として、現場の刑事たちのために組織改革のため闘い続けた室井慎次だったが、志半ばで警察人生を終え、故郷・秋田の山奥に移り住んでいた。そこで、事件の加害者・被害者家族の子供たちを引き取り一緒に暮らす生活を送っていたが、ある日見知らぬ少女が現れる。少女の正体はかつて室井が指揮し、湾岸署が逮捕した猟奇殺人犯・日向真奈美の娘だった。さらに同じタイミングで家の前の森で他殺体が発見され、穏やかに過ごしていた生活がざわつき始める。 踊る大捜査線シリーズの室井慎次を主人公とした最新作で、2部作でした。 あまり期待せずに、まぁ、踊るシリーズは好きだし…くらいの気持ちで観ました。 観て気づいたんですが、ドラマは観てるけど、映画シリーズは1作目しか観てなかったです💦 そんな私でしたが、本作は期待以上でした。 さすが皆んなに愛されるシリーズですね。 ただ、思ってた話ではなかったんですよ。 収容中の猟奇殺人犯・日向真奈美や、他殺体の謎なんていうのはあまり話の中心ではなかったです。 どちらかというと、室井慎次の生き方とか子供達とのつながり、ヒューマンドラマの部分が濃かったです。 それが、良かった。 室井慎次の寡黙だけど、大きくあたたかい人間性にすごく感動してしまいました。 彼はすごく強いわけでも、すごい能力をみせるわけでもないんです。 でも、彼の教示は絶妙に心に響くんですよね。 穏やかで、強くて、優しい。 彼自身は親ではないのに、これはまさに理想の親父像ではないかと思いました。 なので、シリーズを知ってる知らないはあまり関係ないかもしれません。 もちろん知ってた方が細かい小ネタとか、楽しめる要素は増えると思うけど、大筋の部分、核の部分は知らなくても理解できるんじゃないかな? 全く知らなかったら微妙か…。 サスペンス要素はほとんどなかったけど、少なくともアラフィフのオバチャンは感涙しました。 次を感じさせるラストもあるし、踊るシリーズが好きだった方はもちろん温かいヒューマンドラマに飢えてる人にもおすすめです。 ★★★★☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2025.04.27 00:00:23
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