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テーマ:映画館で観た映画(8782)
カテゴリ:映画
最愛の夫マークがスーダンにて命を落とし、一人で息子のビリー、娘のメイベルの子育てに奔走するブリジット。失意の中、毎日に追われていたが、元恋人ダニエルや、口の悪い親友たちの後押しもあり、前に進む決意をする。仕事に復帰し、なんと年下のイケメンとの出会いも手に入れた。しかし、年の差などの壁を感じ始めた頃、ビリーの担任の新任教師ミスター・ウォーラカーの誠実さと優しさに触れ、彼に関心が芽生え始める。シングルマザーとなったブリジットの等身大の現在が描かれる。 これ、話題になって無さすぎません? 私、けっこうノーマークでしたよ。 予告も観た記憶ないんですよね。 こんなに大人気シリーズの9年ぶりの4作目なのに、この力の入ってなさはなんなんでしょう。 あやうく見逃すところでした。 ちなみにこのお話は偶然、本で読んでたんですよ。 だから、ストーリーは全て把握済みでした。 それでも、安定の面白さでしたね。 やっぱり私の中ではレネー・ゼルヴィガーがブリジットだから、彼女がドタバタしてるのを観ると「これぞ、ブリジット・ジョーンズの日記」って感じがします。 彼女の常に「マズいっ!」みたいに、ピンチを迎えてるときのような顔が本当にこの役に合ってる。 個人的にこのシリーズは、展開なんかは漫画みたいなものだからあんまり期待してなくて、好きなのは台詞なんですよね。 とにかく皮肉が多くて、口が悪くて、下品で、でもちょっと知的な台詞がとってもオシャレなんですよ。 テンポもいいし、お国柄なのかズバッと物事ハッキリいう感じがとても心地良い。 下ネタ満載なのに、なぜか嫌じゃなく、顔をしかめるんじゃなく、ニヤってしてしまうんです。 ファッションもちょっとダサめだし、特に流行みたいなのを見せてくれるわけでもないのに、 オシャレさがあるのは、この台詞のおかげだと私は思っています。 ストーリーは本当にいつも通りです。 なぜか、等身大のキュートさでモテちゃうブリジットのラブライフのドタバタ劇。 1作目こそ少し胸キュンしましたが、もはやそういう気持ちもなくなりました。 ほぼ同年代?の自分と重ねるとあまりに非現実的すぎるし。共感も何もあったもんじゃない。 その辺は「ふーん」って感じで流していました。 シリーズを全く観てない人が楽しむのはちょっと厳しいかもしれないけど、大体の流れは知ってるよーって人は、イギリス独特のサーカズムたっぷりで、歯切れの良い会話の応酬を楽しんでほしいです。 ★★★★☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2025.06.06 00:00:13
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