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テーマ:映画館で観た映画(8781)
カテゴリ:映画
ギャングの抗争に巻き込まれ最愛の息子を奪われたブライアン。自身も声帯を失い自暴自棄な生活を送っていたが、深い喪失感を息子を奪ったギャングたちへの復讐心に変え、息子の命日であるクリスマスイヴに計画を決行すべく動き始める。 ジョン・ウー監督作、「ジョン・ウィック」の製作陣によるリベンジアクション!って、ことだったんで、ハズレはないかなと思ったんですけどね。 ハズれるんですね、映画って難しい。 だって、無理がありすぎますよ。 普通のお父さんですよ、いくら復讐心が深いからって、ギャングってそんなに弱い? お父さん強すぎるし。 あんなに痛めつけられても向かっていく精神力って特殊部隊出身とかでないと辻褄合わないと思うんですけど…。 それに、すごく悲劇の出来事なのに、なんかペラペラ。エモーショナルな部分がペラペラです。 全然感情移入できない。 申し訳ないけど、主演俳優さんに魅力を感じなかったのも大きいかもしれないです。 主人公は声帯を失ってるので、ほぼ台詞がないんですよ。 なので、それを感じさせないくらいの演出が必要だったと思うんですけど、普通にダルかったです。 表情の演技も一辺倒でいまいち伝わってこない。 派手なアクションだけじゃ、それこそ帳尻合わない。 復讐に至るまでがとにかくダルい。 お得意の2丁拳銃や、バイクアクションなど、ジョン・ウーならではのカッコ良さはあるんですけど、減点が多すぎます。 ツッコミだしたらキリない。 1人でノコノコやってくる刑事とか、簡単に銃とかいろいろ準備万端だったりとか。 もうちょっと設定を丁寧に作って欲しかった。 もしくは、アクションだけでいいと思うなら、もっと前半をコンパクトにしてほしい。 ジョン・ウーの大ファン、とにかく彼のアクション演出を摂取したいって方以外は、おすすめしません。 ★★☆☆☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2025.06.14 00:00:14
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