母が入所して6が月が経ちました。施設では周りの皆様に良くして頂けて、本人も穏やか過ごせている様子に安心しているのですが。コロナ対策のため、自由に頻繁な面会ができない状況は相変わらずですが、施設でお世話になるということの実感として、ここでまた想定外のことを体感しました。母の認知は少しずつ進行していることは分かっているつもりですが、この度は本人の歯の調子が悪くなり、施設にお当番で来られる歯医者の先生に診断をして頂きました。その説明を受けたのですが、右の奥歯のうちの治療跡のある3本が、ぐらつき抜けそうだということでした。その3本は、治療の必要性があった時点での処置で、両脇の2本で真ん中の歯を連結させて支えている状態だったが、外側の歯の1本が、根っこが折れてグラグラしている状態になっているが、麻酔をして抜く治療は望ましくないらしく、大きさもあるし、もし抜けて呑み込んでも害はなく消化されずに体外に出るだろうということでした。そしてその後の治療はどうなるのかと尋ねると、もうそのままですと言われ、食事するのも施設内では個人の状況に応じた食べやすい献立が出せるので、特に不都合はないと言われました。皆さんそういうことなんですかと念押しのような形でお尋ねすると、それが自然で一般的だということでした。もし自宅に居たら歯の治療に連れて行けただろうかとか、・・・・、私自身が受け入れられるまで不安感があり、・・・それでも、入所する以前でも眼科での検査の時、もう限界に近い母の状態を感じていたので、認知機能が病気の治療には必要だということも分かってはいるのですが・・・・、やはり残念で辛い。入れ歯もなく88歳まで自分の歯で過ごせてきた母の頑張りと、こんな事では屈せない反骨精神の母の食欲を信じて健康を祈りたい。
(数カ月前に、母より一歳年上の我が家のお婆ちゃんが、週に三日透析に通っているのですが、入れ歯の調子が悪いといって歯医者でお世話になりました。そのこととどうしても比べてしまって、何とかならないものかと思ってしまいます。)
70代初めで亡くなった父が、入れ歯を入れずに、良く食事をしていたことを思って、今日のところはクリアーしたいです。
今回も感謝!
Last updated
2022.02.21 17:58:51
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