西国観音霊場巡り(第23番 勝尾寺)~満願へ
二月の観音めぐりの写真から この日は、お天気にも恵まれました。 山門をくぐれば、弁財天橋が見える癒しの世界。 春の訪れを感じ、まだ見えぬ色鮮やかな花たちが舞い踊る風景を想像しました。 その後、冬に逆戻りのような天候が続き、3月の観音巡りには、 降雪予報の中、行ってきました。 第33番霊場(谷汲山 華厳寺)山門 笈摺を納める寺、満願結願の札所として、三首の御詠歌が詠まれています。 世を照らす~ 【現在】 万世の~ 【過去】 今までは~ 【未来】を現すと。 いままでは おやとたのしみ おいづるを ぬぎておさむる みののたにぐみ 折り鶴と解釈され、一羽一羽願いを込めて折られた千羽鶴。 いく人達の数々の『想い』が収められているお寺でした。 善光寺(長野市)への参拝 国宝 善光寺本堂は、江戸時代中期に再建された仏教建築。 撞木造(しゅもくづくり)と呼ばれる本堂の二重屋根は、総檜皮(ひわだ)葺きとしては日本一の規模で、間口24m、高さ30m、奥行き54mという壮大な伽藍は東日本最大。 雪の残る境内の様子と、澄み切った青空が、さらに本堂を輝かせていました。 中央自動車道から見える、雪で白くなっている頂きの南アルプス山脈。 より一層、その高さを誇っているようでした。 今回は、西国三十三観音巡りの一泊二日の旅でした。 一年の予定で巡り終え、1月だけが諸般の都合でお爺ちゃんに替わって参加してもらい、何とか満願を迎えられました。 また、機会があれば是非、(特にお参りできなかった奈良の三か寺へ)お参りしたいと思いました。 出発前の天気予報では心配しましたが、雪の様子もさほどでなく、有難い日程となりました。 今回で最後となった西国三十三観音巡り、無事に終えることができ、感謝です。 合掌。