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綺麗な石達

綺麗な石達

水晶の選び方

水晶は、もともと無色透明なものですが、自然のものなので、結晶が成長する際に他の鉱物が入り込んだり、地殻変動などで結晶面がずれたりして、インクルージョン(内包物)が入るのが普通です。だからこそ天然の無色透明水晶は貴重で、大きなものは本当に稀にしか産出されません。そのため「水晶」と偽った贋物も出回ります。専門家でも真贋を見抜くのは難しいと言われています。


天然水晶を選ぶポイント
★当然ですが信頼できる店で買いましょう。(鑑別に難色を示すような店は避けましょう)

★無色透明なのに、極端に値段の安いものは避けたほうが無難です。
(天然無色透明水晶は磨き方にもよりますが、直径3cmほどで2~3万円、4cm以上になると稀で数十万円以上、10cm以上では100万円を超えます。)

★あえてインクルージョン(内包物)のあるものを選ぶ。インクルージョンは天然の証です。入り方によっては、強いパワーを持つものもあります。

★日本国内の鑑別機関が発行した鑑別書付きのものを選ぶ。外国の鑑別機関の中には人工水晶も「水晶」として鑑別書を出すところがあるそうです。

★大きなものなら、触ってみる。
水晶玉の数センチ以上のものなら触ってみてください。天然水晶は冷たく感じます。

★分からなければ、お店の人に聞く!
これが一番早いですね。「天然ですか」と聞けば、たいていのお店では正直に答えてくれます。(「本水晶ですか」と聞いてはいけません。「本水晶」は、他の水晶(黄水晶や針水晶など)と区別するために便宜的に用いられているのが現状で、特にビーズや多面カットなどの加工品では、人工・天然の区別なしに使われているようです。)

水晶かどうかの見分け方


屈折特性を利用する方法
小さな水晶では難しいのですが、手軽に判別できる方法です。

1:白い紙に細い線を引くか、髪の毛をまっすぐに伸ばして置きます。
2:その上で水晶をゆっくり動かして、線が2本に見える角度を探します。(ごく細い間隔の平行線に見える場所を探してください。)

結果:線が2本に見える角度があれば、その玉は「水晶」です。

但し、この方法では、ガラスやアクリルとの区別はできますが、人工か天然かは分かりません。(偏光版を使えばさらにはっきりと判別できます。水晶なら角度を変えると明るさが変わって見えます。ガラス玉では十字の影が現れ、角度を変えても同じように見えます。)

蛍光特性を利用する方法
1:暗い場所で紫外線ランプを当ててみます。

結果:ガラスだと蛍光が見えますが、水晶では蛍光は見えません。但し、ガラスの中にも蛍光が出ないものもあります。


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