自律神経に関わる症状(太りすぎ・多汗など)「太りすぎ・多汗など自律神経に関わる症状」でお悩みの方に見られる体型上の特徴○肩甲骨の間がこる。 ○足の親指の動きが硬い。 ○首が前後左右で動かしにくい方向がある。 ○お腹が硬い。 ○右、または左肋骨に弾力性がない。 ○快風院『均整日記』カテゴリ「自律神経」 ○快風院『均整日記』カテゴリ「呼吸」 ○快風院『均整日記』カテゴリ「小児」 ○快風院『均整日記』カテゴリ「夜尿症」もご参照下さい。 自律神経に関わらない症状はほとんどないというくらいなので、他の症状の説明とも重なりますが、からだの面から観た場合に強調したいのは、肝臓、胃、その他、いずれかの内臓に負担がかかりすぎて、そこから起こる自律神経(交感神経と副交感神経)の乱れが非常に多いということです。 例えば胃の働かせ過ぎは、アクセルである副交感神経を踏み続けているようなもの。そうなると、逆の働きをする交感神経は押さえ込まれ続け、からだ全体としては副交感神経亢進体質に傾きます。 副交感神経が亢進し過ぎていると、代謝機能が落ちてなかなか痩せられませんし、静脈血のうっ血のために冷えにもつながります。 逆に交感神経が亢進し過ぎれば、代謝がよすぎて太れないですし、発汗も促され続けたりといった問題が起こってきます。 話が細かくなりますが、先ほどの冷えに関連して、交感神経亢進による末端の血管収縮のために手足の先が冷えるということもあります。どちらにしても問題は両者のアンバランスです。 よって、調整は他の症状と同様に、体型的にその方のいちばん負担のかかっている臓器を見つけ出して緊張を解いていくことで、全体の自律神経バランスを取っていきます。 また、例えば多汗であれば、場所で言うと胸椎2番あたりの交感神経を切除して、手のひらの発汗を抑えてしまうというような手術もあるようですが、その部位にそれだけの治療を施す必要があるほどならば、何らかのかたちの変化がその部位の体表にも現れているはずですから、多汗に限らず腰痛、首痛、その他様々な手術を検討中の方、ぜひその前に体型の調整も検討してみて下さい。 辛い部位を中心とした体型の歪みが現れていれば、まずはそれを解除して変化を見てみませんか。それからでも遅くはないと思います。 ※ここに挙げた体型上の特徴はほんの一部ですので、他にも「こういうかたちや動きは、この症状と何か関係があるのだろうか?」と、ご自分の体について疑問を持たれた方は、遠慮なくお電話かメールにてお問い合わせ下さい。 その際、便通や血圧など体調で気のついたことや、過去の症歴、受傷歴、手術歴なども教えて下さると、食事や生活習慣など、来院しなくても改善に向かう方法をアドバイスできるかもしれませんので、思い出せる範囲でお知らせ下さい。 ジャンル別一覧
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