快風身体均整院

大きなマンションの、100戸全部が整体院だとして、その一室で自分も開業するとしたら、どうするか？

こうなるともう、最寄り駅前の同業の整体院や治療院が合わせて10軒あるとか、手技療法の専門学校が増えて、卒業生がここ何年かですごい数になっているとか、言い訳している場合ではなくなります。

この人なら100戸整体院マンションで開業していたとしても余裕だろうなと思える先生に、研修会やセミナーで教えを受けたり、実際に施術をしていただいたりする中で、出会うことがあります。

余裕の理由は技術、人柄など様々です。

共通しているのは、駅前の競争などには、きっと目を向けていないということ。

マンション内での足の引っ張り合いも、もちろんしません。

100戸マンションの入居者がほとんど入れ替わることなく、5年後には2号棟が、10年先には3号棟が建つとしたら。その中の１人でい続けられるとしたら。

今月からの朝ドラ『まんぷく』メイキング映像で、主演の安藤サクラさんが、「朝ドラの撮影は大変、大変って言われてて身構えていたら、楽しくて、心にやさしい現場だなと思いました」とインタビューに応えていました。

実際には大変だと思います。そのまま大変ととらえるか、楽しい、心にやさしいととらえるかは本人次第。

駅前の同業10軒が大変なのか、そんなことはさらっと受け流して、100戸マンションの3号棟目「302号室が空いているから、入っては？」と、伸びざかりの後輩整体師に薦めることができるのか。

自分の施術で楽になる人。

お隣の先生の施術で楽になる人。

そよかぜの扇風機（『半分、青い。』で律と鈴愛が開発した）で楽しい夏を過ごせる人。

夏でも、熱々のインスタントラーメン（『まんぷく』で萬平と福子が発明する予定）に幸せを感じる人。

それぞれのために、それぞれの部屋で。今日も素敵な一日でありますように。

均整お知らせコーナー